今更ながらの話 その2

ご存知の方も多いと思うが、ブレインストーミングは元々テクニシャンのリードギタリストがいた。そのギタリストが抜けた時、リード楽器が無くなってしまうとサウンド的にどうなんだろう、という勝手な危惧があった。
しかし、結果的にリード楽器無しで正解だったと言える。
まず、リード楽器が無い事でみかる氏の楽曲、個性が前面に出る事になり、バンドに統一感が出た。
そして、リード楽器が無い分、楽曲に変化をつけるためにリズムアレンジがかなり凝ったものとなり、それがバンドに迫力やドライブ感、個性を生み出した。
しかしそれも、それを可能にする他のメンバーのテクニックがあったればこそであり、つくづくいい形で完成したバンドだったのだと思う。