デュトワのフォーレ「レクイエム」

フォーレ「レクイエム」
シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団(1987)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ)
シェリル・ミルンズ(バリトン
モントリオール交響楽団合唱団

以前こんな事を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/12/24/062241
1年近く経ってやっと聴く気になった。
デュトワの演奏は概してゆっくり目のテンポで非常に美しく、静謐で押しつけがましさが無い。以前こんな事を書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/09/28/045619
この「押しつけがましさの無さ」はデュトワの長所でもあり短所でもあると思う。なので、好みの問題になるであろう。こういう演奏を聴きたい気分の時も確かにある。
しかし、オルガンのバランスや音色が、他では聴けない大きさや音色なのでこれは新鮮味があった。
歌手陣はややオペラ臭が強いか。