ディーリアス 日没の歌
グローヴズ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(1968)(EMI)
ジャネット・ベイカー(Ms)
ジョン・シャーリー=カーク(Br)
リヴァプール・フィルハーモニー合唱団
フェンビー指揮 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1986)(ヘリテイジ)
サラ・ウォーカー(Ms)
トーマス・アレン(Br)
アーネスト・ダウスンの8つの詩が元になった8曲の独唱付き合唱曲である。
「人生のミサ」も不思議な曲だったが、こちらも不思議である。もしかしたら合唱の和声と管弦楽の和声をわざとづらしているのかもしれない。
グローヴズは、その不思議さを前面に出しているが、フェンビーは寂静の境地でそこらへんはあまり目立たない。これは甲乙つけがたい。