ザ・グノー・エディションのオペラ・アリア集
ザ・グノー・エディションには、さまざまな歌手のオペラ・アリア集からグノーのオペラを抜粋して収録してある。曲目と歌手は以下のとおり。
心地よい泉よ(ポリュークト)
人々の心の弱さよ...我に霊感を与えたまえ、神々よ(シバの女王)
ローランド・ヴィラゾン(テノール)
エヴェリーノ・ピド指揮、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団(2004)
孤独な塔の英雄(サッフォー)
マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
ローレンス・フォスター指揮、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(1984)
わが不滅の竪琴よ(サッフォー)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
ジャン・ラフォルジュ指揮、オルケストル・シンフォニーク(1958)
闇夜の中で(シバの女王)
輝かしい夜(サン=マール)
フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)
シリル・ディードリシュ指揮、モンペリエ・フィルハーモニー管弦楽団(1989)
「ファウスト」「ロメオとジュリエット」「ミレイユ」以外のオペラであることがありがたいし、年代のばらつきもありがたい。何よりファンのクレスパンが聴けるのがうれしい。
どれも美しい曲だが「心地よい泉よ(ポリュークト)」が、前奏の半音階メロディと、クラシックっぽくないモダンな雰囲気のアリア冒頭のコード進行とメロディが印象に残った。
こちらはアラーニャによるライブ映像。