ボルトンのブルックナー 交響曲第1番

ブルックナー 交響曲第1番(リンツ版 1865/66)
アイヴォー・ボルトン指揮 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 (2013)

というわけでボルトンブルックナー 交響曲第1番であるが、こちらも第2番同様、チャーミングな仕上がりだ。この曲はこのぐらいの少なめの編成のほうがあっている気がする。
以前、インバル、ティントナー、ヤングを比較して
「この3種はすべて名演だと思うが、現時点の個人的感想は、ヤングが僅差で上にいったかもしれない」
と書いたが、ボルトン盤を聴いてからヤング盤を聴くと、ここまでアグレッシヴにしなくても、等と思ってしまう。やはりその時々で感想は変わってくるものだ。なので、やはりこの4種の優劣はつけがたい。