ジミ・ヘンドリックスの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 」(と「リトル・ウィング」)

以前「ヘンドリックス・イン・ザ・ウェスト」について書いたことがある。

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20061012/p1

そこで、廃盤の理由が「寄せ集めの元音源が、それぞれフルで発売されてしまったから」と書いたのだが、それはそれで問題があった。
このアルバムにはビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 」のカバーが収録されているのだが、そのライブのフル音源(ワイト島のジミ ヘンドリックス)の方がえらい高値がついていて、懐かしいので「ペパー」1曲が聴きたい、という私としては手が出ない。
その後「イン・ザ・ウェスト」もユーズドが出回っていたが、やはり高値であった。
しかし久々に調べたら運よく廉価のものがあったので、やっと購入する事ができた。
おおー懐かしい!と聴いていたら、「ペパー」の次の「リトル・ウィング」がなんか違う。テンポも遅いしソロのフレーズも違う。
調べたら、CD化の際にロイヤル・アルバート・ホールからの「リトル・ウィング」と「ヴードゥー・チャイルド(スライト・リターン)」が別音源と差し替えられたようだ。
上記のように、ロイヤル・アルバート・ホールのフル音源が発売されている関係なんだろう。それはそれで知らない音源を聴けるのは嬉しいのだが、アナログ時代に聴いた懐かしいままの曲順と音源を期待して買ったのに・・・・という思いは残る。
ちなみに、ジミヘンのペパーを思い出した事が、最近ジミヘンを聴き込みなおしている理由であった。