ABBA で、アグネタ、フリーダ以外のリード・ボーカルは、ほぼビョルン・ウルヴァースなのだが、1曲だけベニー・アンダーソンがリード・ボーカルを取る曲がある。
それが"Waterloo"(1974)収録の"Suzy-Hang-Around"であるが、最初聴いた時、フリーダが低い音域で歌っているんでは?と一瞬思ったほど声が高い。
決して下手なわけではないのになぜこの1曲しかないのか、という理由がこの声の高さかもしれない。つまりは、二人の女性ボーカルとの差別化があやふやになるのでは?という危惧により、あえて彼はリード・ボーカルを取らなかったのでは?と勝手に想像する。
こちらがその"Suzy-Hang-Around"