ショッキング・ブルーの「悲しき恋心」とデル・シャノンの「悲しき街角」

"Blue Box"のシングルA面B面を収録した2CDを聴いていて思い出したことがある。
「悲しき恋心」"Blossom Lady"(1971)という曲は、最初に買ったベストにもサードアルバムにも収録されていて、その時にも思ったのだが、なんかデル・シャノンの「悲しき街角」(1961)を下敷きにしている感じがする。って言うかかなりわかりやすいぞ。ロビー・ファン・レーベンは才能がある人だが「ヴィーナス」の件もあるし、こういうのも得意だったんだろう。

こちらがデル・シャノンの「悲しき街角」

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こちらがショッキング・ブルーの「悲しき恋心」
どちらも「悲しき~」で始まっているのは、当時の洋楽の邦題に好んで使われていた事もあるし、既に「悲しき鉄道員」というヒットもあるし、という事なんだが、邦題をつける人が「悲しき街角」との類似性に気付いてこの邦題をつけたとしたらなんか面白いんだが。

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