以前、ジョージ・ハリスンの「二人はアイ・ラヴ・ユー」は元々、元ロネッツのロニー・スペクターのソロ・アルバムの為の曲であった、ということは以前書いたが
https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2023/09/09/091229
ロニー・スペクターが歌っているバージョンは発売されていないんだろうか、と思って調べてみたら、その時に録音された、ジョージ・ハリスンの「トライ・サム・バイ・サム」が1971年にシングル発売されていたことを初めて知った。
私は当然、ジョージの「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」(1973)でしか知らなかったので、まさかこちらがセルフ・カバーだったとは!
で、ロニー・スペクターのベーストラックをそのまま使っているということで、「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」はジョージのセルフ・プロデュースなのに「トライ・サム・バイ・サム」だけ、なんでフィル・スペクターとの共同プロデュースなんだろう、と昔から不思議に思っていたのだが、これで判明した。
で、肝心の「二人はアイ・ラヴ・ユー」であるが、「トライ・サム・バイ・サム」の海外ウィキペディアによると、一度もリリースされていないとのこと。うーん、いつか発売されないかな・・・・
こちらがロニー・スペクターの「トライ・サム・バイ・サム」
こちらがジョージの「トライ・サム・バイ・サム」