リック・デリンジャーからフランソワ・マッカンダルまで(とハイチの歴史)

昨日の記事を書いてから、そもそも「フーチー・クー」って何だろうと思った。
ロックによくある、意味はないがのりが良い造語かしらと若い頃はなんとなく思っていたが、実はマディ・ウォーターズのブルース「フーチー・クーチー・マン」の「フーチー・クーチー」から来ているのだそうだ。当時は性的なスラングとして使われていたが、元々はブードゥー教の魔術の意味らしい。
ブードゥーと言えば、水木しげるの「神秘家列伝」にブードゥーの話があったような、と思って調べたら、ハイチ革命の礎を築いたフランソワ・マッカンダル(作中ではマカンダル)であった。ハイチの奴隷制全盛期からハイチ革命、そしてその後のハイチの混乱までを描いてある。
久々だったのでほとんど覚えてなかったので非常に勉強になった。