「パーリー・クイーン」の話

本題の前に

デイヴ・メイスン 「急速に悪化した深刻な感染症」のため入院 3月~5月のツアーをキャンセル

とうニュースが飛び込んできた。1946年生まれだからもう80歳手前であるが、未だ現役であることを知らなかった(汗)ロックミュージシャンはみんな歳をとっても元気だな。いや入院したんだから元気じゃないか。快癒を祈る。
で本題です。

聴き比べシリーズである。なぜ「デイヴ・メイスン」とつけなかったかと言うと、この曲はスティーヴ・ウィンウッド(とジム・キャパルディ)の曲で、オリジナルのボーカルもスティーヴ・ウィンウッドだから、なのであった。

オリジナルは「フィーリン・オールライト」同様トラフィックの2nd(1968)に収録である。けっこう泥臭いブルース・ロックで最後にサイケ色が漂う。
デイヴ・メイスンは2ndソロ(1972)でカバー、メイスン流にすっきりしたストレートなロックに仕上がっている。多分スティーヴ・ウィンウッドがこだわったであろうリフ前のイントロもばっさりカット。
次にエリック・クラプトン「レインボー・コンサート」(1973)だが、スティーヴ・ウィンウッドが参加しているので当然ボーカルも彼、曲調もほぼオリジナルどおりだが(ベースのリズムの取り方が違うが)ラストはクラプトンとピート・タウンゼントの掛け合いが楽しめる。
そして最後にデイヴ・メイスンの「ライヴ~情念」(1975)だが、「フィーリン・オールライト」同様、ファンク色、フュージョン色が強い仕上がり。
今回は、オリジナルとクラプトンと「ライヴ~情念」版を貼る。

オリジナル

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クラプトン

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「ライヴ~情念」

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