というわけでトラフィックの1st、2ndを聴く。
1stは時にユーモアを混ぜたバラエティに富んだサイケデリック・ポップ・ロック。2ndはガジェットとしてのサイケ感をあえて減らしたのだろうが、基本的にはブルース・ロック、ジャズ・ロックを基調としたサイケデリック・ロックであり両方とも完成度は高い。だぶん当時唯一無二のユニークなバンドであったろう(ジャズ・ロック色に限定して発展したらコロシアムみたいになったかもしれない)
今回貼るのは1stの"Dear Mr. Fantasy"で、なぜかというとジョージ・ハリスンの「オール・シングス・マスト・パス」の「ヒア・ミー・ロード」そしてイタリアン・プログレのP.F.Mの「甦る世界」とコード進行が共通しているのに気づいたからだ。というか「ヒア・ミー・ロード」と「甦る世界」のコードが共通していることを"Dear Mr. Fantasy"を聴くまで気が付かなかった、というのも不思議な話だ。
"Dear Mr. Fantasy"
ヒア・ミー・ロード
甦る世界