ソーニャ・クリスティーナ「ソーニャ・クリスティーナ」(1980)

以前にカーヴド・エアのフランシス・モンクマンその後どうしたんだろう、ということで〝Sky”について書いたが、そうなるとソーニャ・クリスティーナも気になってしまってソロ・アルバムを買ってしまう。
プログレの残滓あり、フォークあり、ストレートなロックあり、ニューウェイブあり、ゴスペル風のコード進行のロック・バラードあり、ポップスあり、ヴァラエティに富んでいてバランスもいい。
面白いのがダリル・ウェイが1曲参加しているので「もしかしてカーヴド・エア的な曲か?」と思ったらフォーク調の曲だった。
特筆すべきは10曲中7曲でベースを弾いている Alfie Agius なるベーシストのうまさで、検索したらけっこういろいろなバンドのメンバーとして出てくる。うーん、なんか気になるぞ。
なお、このアルバム海外でウィキペディアが無い。で日本のサイトをいろいろ見てみたら「初期は容姿優先で歌はたいしたことなかった」的な事を書いてある人がいて唖然とした。
彼女はそもそもミュージカル「ヘア」のイギリス公演の主役出身である。ミュージカル、それも海外の公演で歌がたいしたことがない人間が主役のオーディションを通るわけがないではないか。ちょっと調べればわかる事なのに・・・・・

こちらが1曲目で、始まってすぐに曲調が変わる面白い構成。

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