最近西行の勉強を始めたのだが、西行と言えば平泉、平泉と言えば西行を尊敬する芭蕉の「おくのほそ道」という事で、またいろいろと興味が広がっておくのほそ道関連をまた読んだり、おくのほそ道意外の芭蕉の紀行文やら、あげくは西行や芭蕉をテーマにしたミステリーをあさったり、平泉と言えば安倍氏や奥州藤原五代(経清を入れたいから五代)という事で、彼らが古典でどのように取り上げられたかをまとめた本なんかも図書館で借りたり、本来は西行の短歌をじっくり勉強したいのだがなかなか戻れない。
というのが前振りで、西行を勉強しようと思った時に思い出したのが大河ドラマ「炎立つ」でその第三部に西行が登場することを思い出して、登場部分だけを見返したりしていた。
以前にも書いたがこの第三部は原作の遅れから内容的には原作通りでは無い。西行も原作では登場しないが、ドラマでは非常に重要な役である。それを演じていたのが柳生博で、個人的には当時はもうクイズ番組の司会者のイメージが強かったのだが、ひょうひょうとした中にも元武士の僧侶であり歌人である西行の真摯な感じを好演していた。やはり昭和の名優の一人であったと思わされた。
余談ではあるが、やはり原作にも史実にも無い架空の登場人物で、のちに西行に共感して出家する役どころの泰衡の叔父である藤原基顕が西行を訪ねるシーンは、奈良の吉野の本物の西行庵であった事を今回知った。