ヴァージニア・ウルフの話

先日の「ゲド戦記」の最新刊の序文やエッセイにヴァージニア・ウルフの名前が何回か出てくる。当時彼女は女性であるという理由で大学へ行けなかった、という話である。
寡聞ながらヴァージニア・ウルフといえば「ヴァージニア・ウルフなんか怖くない」という何かのタイトルがあったような気が・・・という頼りないものである(後で調べたら戯曲のタイトルで単に「三匹の子ぶた」の「狼なんかこわくない」のダジャレで作家としてのヴァージニア・ウルフとは無関係とのこと)(英米文学に詳しい人々よ、無知をお許しください)
で、図書館で評伝的な本等を借りたりして読んでみた。
以前ル・グウィンやSFについて何回か書いたことがあったが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060206/p1

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20061026/p1

ヴァージニア・ウルフはSF以前にSF的な思考実験を既にやっていた(かどうかはまだ読んでないのでわからないが)ふしがあるのだ!
なんと主人公の性別が途中で変わってしまう話まである!(闇の左手?)
これはいずれ腰を落ち着けて読んでみたいものである。
先日の〈少女小説〉ワンダーランド の「あしながおじさん」といいなんかシンクロニシティを感じる。