スコットランドの神話や民話の本が少ないと書いていたが、あった(汗)ので図書館で借りてきた。
非常に面白かったが、思い知らされたのが、これでもけっこうケルト系の本屋読んできているのだが、今回読んだ物語が初めて読むものばかりだった、ということ。ゼウスやオーディン的な役割の冬の女神ベーラなぞ今回初めて知った。やはり、ケルト神話に関してはアイルランドやウェールズに比べてスコットランドがないがしろにされている感は否めない。
曰く、アイルランドは島国なのでケルト独特の文化が手つかずで残っている。それはそうなのだろうが、だからといってスコットランドを軽んじていい理由にはならないだろう。こういう本がもっと入手しやすいようにならないかなあ。文庫化するとか・・・
ちなみに以前、ケルト神話には浦島太郎的な話があると書いたが(ネット上ではフィンの息子オシーンの話がよく取り上げられているが、私が知っていたのは「ブランの航海」)ここには別の主人公で3つも浦島太郎的な話が収録されている。ケルトには御馴染みの題材なのだろう。
また、海に落とした鍵を魚に探してもらう、という日本神話の海幸彦山幸彦を思わせる話や世界全般にあるという羽衣伝説的な人魚の話もあってこれもびっくり。