エマーソン・プレイズ・エマーソン(プログレ聴き始めの思い出とグレッグ・レイク)

前にどこかに書いたかもしれないが、私が初めて接したプログレエマーソン・レイク・アンド・パーマー(以下 EL&P)であった。高校生の時教育実習の大学生が EL&P の「タルカス」とストラヴィンスキーの「春の祭典」(ジャケットがなんか凄いバーンスタイン指揮のやつ)の聴き比べ(変拍子ということで)を授業でやったのがきっかけで EL&P を買い、メンバーのグレッグ・レイクがその前に在籍したということでキング・クリムゾンを聴き、どんどんプログレにはまっていったのであった。
そして私にとって重要だったのが、それまで小学校高学年から中学にかけてフォークギターで日本のフォークの弾き語りとかを楽しんでいたのが高校に上がって仲間とバンドを組むことになり、その時に選んだのがベースであったが、グレッグ・レイクはベーシストでありながらフォークギターを弾きながら歌う、というスタイルを提示してくれたことであった。これがどんなに勇気づけられたことか。
という事で、長らく EL&P もフレッグ・レイク贔屓で聴く期間が長かったが、だんだん歳を取るにつれてキース・エマーソンの凄さもわかってきて、特にピアノの独特の粒立った美しい音色は唯一無二の魅力があると思ってきた。
で、時折彼のピアノだけが聴きたいことがあるのだが、ピアノだけの独立した曲というのが EL&P にはあまりなく、ライブのピアノ・インプロヴゼーションとか、スタジオの曲の中でもピアノの部分があるところを聴くとか、ワークスのピアノ協奏曲を聴くとか(オーケストラが不要と思えるところもある)しかなかった。
それがなんと 2002年にピアノ・ソロのアルバムが出ていたというではないか!アルバムの為の録音ではなく、過去音源からピアノ・ソロを取捨選択してあるようだが、これは助かる。録音年等詳しい情報はあまりないのだ残念だ(3曲だけ録音年があるがラストの曲は彼が14歳の時の録音とある・・・!!!)
さて、お得意のホンキートンクやジャズもあるが、個人的にはアンビエントな曲が聴きごたえがある。こういう曲ばかり、それも長めの演奏で録音してほしかった気もする。

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