ベルリオーズ「ファウストの劫罰」

ベルリオーズ 劇的物語「ファウストの劫罰
ジョルジュ・プレートル指揮 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団(1969)
ジャネット・ベイカー(Ms)
ニコライ・ゲッダ(T)
ガブリエル・バキエ(Br)
Maria Peronne(S)
ピエール・トー(Bs)
ベルリオーズは、あと3作品ほど聴いてゆく予定。
いきなり余談であるが、手塚治虫に「百物語」という作品があり、1971年の雑誌連載時にリアルタイムで読み、その後の単行本も買ったはずである(現在は買い直してある)
日本の戦国時代を背景にしているが、主人公の名前が不破臼人(ふわうすと)であり、小学校6年当時の私でも、これはゲーテの「ファウスト」を下敷きにしたんだな、と想像がついた。なので「ファウスト」って、こんな感じの話なんだな、と思っていた。
で、このベルリオーズの「ファウストの劫罰」であるが、勿論こちらもゲーテの「ファウスト」が元になっている。
本来演奏会形式で演奏されるが、オペラ形式の上演もあるという。
さて、一聴した感想は、ベルリオーズはこの曲から聴くべきだった!という後悔である。この曲が最初だったらベルリオーズに対する印象も随分違ったものになったろう。人によってはこの曲こそベルリオーズの最高傑作だという意見もある。現時点では私もその意見に賛成する。
歌手陣、指揮ともに間然するところがない。これは傑作、かつ名演であろう。

ミュンシュのベルリオーズ「幻想交響曲」3種

先日のミュンシュベルリオーズ「ロメオとジュリエット」は1CDにはおさまらないが2CDでは時間があまる。というわけではないだろうが、幻想交響曲も収録されている(というか、こちらが主か?)
幻想交響曲は最初にミュンシュのパリ管盤(1967)を買い、リヴィング・ステレオBOXを買った為に自動的にミュンシュのボストン交響盤(1954)が手に入り、今回も「ロメオとジュリエット」目当てで買ったらミュンシュのボストン交響盤(1962)が手に入った。偶然とはいえ、こちらから求めていないのに同一指揮者の同一曲が3種あつまる、というのも不思議な話だ。で、せっかくなので聴き比べをしてみる。
ボストン交響盤(1954)は若干荒っぽい迫力がある。
ボストン交響盤(1962)はより精緻でテンポの動きも抑えてあり完成度の高い演奏。
パリ管盤(1967)は、フルトヴェングラーばりのテンポ変化と、トスカニーニばりのヴォリュームコントロールで、激烈かつロマンティックな演奏で、久々に聴いて非常にわくわくした。これが死の前年の演奏だ、という事も驚きである。
三種三様で、好みに応じて選べばいいのだが、順当に行けばパリ管盤が名盤と言える。

ミュンシュのベルリオーズ「ロメオとジュリエット」

ベルリオーズ 劇的交響曲「ロメオとジュリエット」
ミュンシュ指揮 ボストン交響楽団(1961)
ロザリンド・エリアス(Ms)
チェーザレ・ヴァレッティ(T)
ジョルジョ・トッツィ(Bs)
ニュー・イングランド音楽院合唱団
というわけで、ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」のステレオ録音である。
先日、リヴィング・ステレオBOXで幻想交響曲と併録されていた「愛の場面」と同一音源の全曲盤である。最初のリヴィング・ステレオBOXでは、埋草的に「愛の場面」のみが収録されたのであろう。リヴィング・ステレオBOX2では、全曲盤が収録されている。
さて、ミュンシュとボストン響のコンビは、RCAに大量の録音を始めた1950年代は、豪放磊落な演奏だったが、1960年代に入って徐々に精緻で端正な演奏になってゆく。この1961年の演奏はその端境期にあたり、両方の良さが丁度良いバランスになっていて、正直トスカニーニミュンシュしかこの曲を聴いていないので、乱暴な言い方になるのはわかっていてあえて言うが、これ1枚あれば「ロメオとジュリエット」は充分だ、と思ってしまうほどの名演である。

「おんな城主 直虎」 直政にいずれ仕える人々

直虎は龍雲丸の愛を受け入れ、井伊家はいったんはつぶれる、という展開で政次ロスに浸る暇もない「おんな城主 直虎」であるが、一見、史実から外れているように見えて、例えばちょっと前に菅原大吉が演じた鈴木重時の遺児重好がちらっと顔を出した。彼は、将来直政に仕えることになる。また、直政の母の再婚相手で直政の養父となる松下清景も顔を出したが、彼も最終的に(子であった)直政に仕える。
以前、新野家の桜の嫁ぎ先庵原朝昌についても書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/08/02/050735
このドラマではのちに直政に仕える人々を、今からきちんと顔出しをさせているのである。
(上記の記事でも「松下清景は後に井伊家の家老となる。今回顔出しがなかったが、ぜひどなたかに演じてもらいたい」と書いているが、予想どおりになったな)
実は荒唐無稽に見えて、しっかりと史実を拾ってゆく細やかな配慮のなされた脚本だっのだ。
ちなみに今回謎が深まった高瀬の嫁ぎ先も、今川、武田、徳川を経て井伊の筆頭家老となる川手良則なので、この人もいずれ顔出ししてほしいが、嫁ぐのが直虎の死の年。直虎が亡くなる直前に高瀬が嫁ぐ姿をみて安心して逝く、というパターンか?
しかし、政次をテーマにしたCDが出たりしているのに、視聴率が悪い悪いというのは、どこの世界の話なんだろうか。

十和田市相坂白上 白上名水広場の神社群

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十和田市相坂 相坂 大池神社 天満宮 長漕 牛頭天王 一宮

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インバルのベルリオーズ「レクイエム」

ベルリオーズ レクイエム
インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1988)
キース・ルイス(T)
北ドイツ放送(NDR)合唱団、ORFコンサート協会合唱団
いかにもインバルらしい、しなやか、かつ、流麗さに流されないしっかりした演奏で、個人的には先日のミュンシュ盤2種と、このインバル盤があればほぼ満足。
ほぼ、というのは、もっと速めのテンポのすっきりした演奏でも聴いてみたい、という思いもあるから。