ヴァンスカのシベリウス 交響曲第7番 新録音

シベリウス 交響曲第7番
ヴァンスカ指揮  ミネソタ管弦楽団(2015)
シベリウス 交響曲第7番については以前こんなことを書いている。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/04/18/043716
新盤は旧盤に比べてかなりドラマティックになっている。この曲の性格上、その方が正解なんだろうが、個人的には旧盤の静謐でストイックな演奏の方が好みだな。

ヴァンスカのシベリウス 交響曲第6番 新録音

シベリウス 交響曲第6番
ヴァンスカ指揮  ミネソタ管弦楽団(2015)

ヴァンスカのシベリウス交響曲の新録音について、2015年に「今年あたり残りの録音が出そうなんだが」と書いたが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2015/08/10/044027
そのまま忘れてしまっていたが、2016年に、3番、6番、7番のカップリングで発売されていた(汗)
まずは第6番を聴く。
以前も書いたが、ラハティ交響楽団との旧録音は、第4楽章が若干テンポが速すぎる、という事以外は文句のつけようのない演奏だった。
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/04/14/081152
今回、全体的に若干演奏時間が長くなっている。そうなると、第1楽章、第2楽章がちょっと遅すぎる気がしてくる。
第4楽章はテンポが若干ゆっくりになって理想に近づいた。しかし、上記で触れた「中間部からコーダ直前にかけての、テンポが上がる部分」がしっかりテンポが上がってしまった。(しょうがない、というか当たり前の話だが)
しかし、これはあくまで個人的な好みの問題。ヴァンスカのこの新録音のシリーズは、前にも書いたが透徹性を失わずに抒情性を増す、という稀有の名演揃いである、という事にかわりはない。

ヴァンスカの シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」

シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」
ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2001)
先日の「夜の騎行と日の出」であるが
http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/06/13/045047
ヴァンスカの演奏もどうしても聴きたくなって、他の収録曲がすべて15CDとかぶるのだが、この曲のためだけに「シベリウス管弦楽曲集」というCDを廉価ユーズドで購入してしまった。届いてみたら日本盤であった!
演奏時間がヤルヴィは 14:32 ヴァンスカが 17:20 という事からもわかるが、ヤルヴィは一気呵成のドラマティックな演奏、ヴァンスカのほうがより落ち着いた演奏になっている。
両方とも非常に名演だと思うが、この曲のテーマからしたらヤルヴィが正解かもしれない。
個人的にはヴァンスカのやり方も捨てがたいが。