八戸市 日計4丁目 金毘羅大権現 河原木日計上の神社

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ロイ・バビントンの話

ソフト・マシーンの3代目ベーシストであるロイ・バビントンは、4枚目のゲストでダブルベースを弾き、6枚目を最後に脱退したヒュー・ホッパーの跡を受けてベーシストとして正式加入した。
元々イアン・カー率いるニュークリアスのメンバーだったが、ロイの紹介なのか5枚目からドラムがニュークリアスのジョン・マーシャルに、6枚目から管楽器&キーボードのカール・ジェンキンス(後のアディエマス)が参加し、ソフト・マシーンは結局マイク・ラトリッジ以外はニュークリアスのメンバーになってしまい。ラトリッジもその後脱退するのでオリジナルメンバーが不在となってしまい、まさに「軒を貸して母屋を取られる」状態になってしまった。
それはさておき、ロイ・バビントンが正式メンバーになった7枚目の1曲目 Nettle Bedがリフが大変かっこよくて、ベースをコピーしたのだが、高い音から低い音までの速いパッセージが指移動の範囲が広くてけっこう大変だったので、さすがテクニシャンのベーシスト、と思っていた。

 

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ところが、その後彼が6弦ベースを弾いていた(もちろん通常のベースも弾くが)と知って「なーんだ、6弦なら指移動が少なくて済むじゃん。ずるいなあ」等と思っていた。

しかし、最近その6弦ベースがフェンダー・ベースVIだと知った。これはショートスケールで本来ギタリストが慣れないベースの役をやるとき用っぽい使われ方をするギターより大きいがベースよりは小さい楽器である(レット・イット・ビーでジョンが弾いていたやつ)つまりピックで弾くことを前提としているわけで、弦と弦の間隔が狭いために逆に指弾きベーシストには向かないはずである。
それを弾いているのだからやはりロイ・バビントンはすごいんじゃないの?と反省した話。

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こちらは上記に前、あの!アラン・ホールズワース参加のハザード・プロフィール、これも今でもリフを合わせたりするなあ。

 

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タイヤ交換

日曜夜に雪、月曜朝の気温が零下という予報につき、急遽タイヤ交換。

 

 

デニス・キーン&ヴォイシズ・オブ・アセンションのベルリオーズ「テ・デウム」

前回書いたように、今回入手したベルリオーズのBOXで「テ・デウム」を収録しているのがインバルのみであった。一つの曲はなるべく複数の演奏で聴いておきたいので、単独でもう1種類購入する事にしたのだが、そもそも録音自体が少ないので苦労したが、いろいろと調べている時に妙に気になったのがこのデニス・キーン&ヴォイシズ・オブ・アセンションである。
アメリカの指揮者&合唱団らしいのだが、他の録音を調べてみるとけっこうレアな宗教曲を録音している。指揮者は本来合唱指揮者のようで、そこらへんヘレヴェッヘと一緒である。
合唱指揮者という事からわかるように、管弦楽は伴奏に徹してあくまで合唱の美しさを前面に出した演奏である。残響の多い教会での録音ということもあろうが、かなり遅いテンポでインバル盤とは別の曲に聴こえるほどである。しかしその分天上の美しさ感は比類ない。勘に頼ってこの録音を購入して大成功であった。

 

インバルのベルリオーズ「テ・デウム」

ベルリオーズ「テ・デウム」
インバル指揮 ランクフルト放送交響楽団(1988)
フランクフルト声楽アンサンブル
マインツキリスト教会バッハ合唱団とクレンデ
ヘッセン放送児童青年合唱団
マティアス・アイゼンベルク(Org)
キース・ルイス(T)

インバルのベルリオーズBOXである。今回買ったBOXで「テ・デウム」を収録しているのはこのインバル盤のみである。
オルガンの強奏が印象的な導入部に続いて、大好きな対位法の嵐!やはり、宗教曲はこうでなくては(笑)
非常に美しい曲で「レクイエム」に比しても遜色ない名曲と思うのだが、録音が少ないのはなぜなんだろう。
ちなみに、通常は省略される「プレリュード」と「行進曲」を含む完全版である。

シェルヘンのベルリオーズ「レクイエム」

ベルリオーズ「レクイエム」
シェルヘン指揮 パリ・オペラ座管弦楽団(1958)
ジャン・ジロドー(テノール
フランス国立放送合唱団
ベルリオーズ名演集BOXであるが、マルケヴィチの時に引き合いに出した、個性派指揮者の先輩格であるシェルヘンが「レクイエム」を指揮していた。
シェルヘンは現在2種類のBOXセットが出ているが、そのどちらにもこの演奏は収録されていない。実に貴重である。
さて、演奏の方であるが、例えば、冒頭の1音づつ音が増えてゆく上昇音階の繰り返しが、すべて別のバランスで演奏されていたりして、個性派指揮者の面目躍如といったところ。
全体に遅めのテンポで、前半はねっとりとしていながら爆裂系、後半は異世界感さえ漂う天上の音楽。好みは分かれると思うが一聴の価値あり。

ベルリオーズ「トリスティア」

ベルリオーズトリスティア

デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 合唱団(1996)
デュトワベルリオーズBOXで「レリオ、あるいは生への復帰」とカップリングされていた曲。
詳細はよくわからないが、合唱曲でウィキペディアベルリオーズの楽曲一覧によると元々はピアノ伴奏のようだ。
宗教的瞑想曲
オフェリアの死
ハムレットの終幕のための葬送行進曲
の3曲から成るが、タイトルからしてシェークスピアの「ハムレット」の音楽化なのであろう。
合唱曲、といいながら3曲目は基本的に管弦楽曲で、合唱は時折歌詞無しの効果音的に出てくるのみ。こういう曲も含めて1曲として構成するのだからある意味これもジャンルフリーである。そして実に美しい。なんだか、ベルリオーズははずれがないな。あ、幻想交響曲は好みではないかも。「イタリアのハロルド」は再度聴いてみないとわからんな。