2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧
その「第九軍団のワシ」(1954)が、BBCで、1977年にアンソニー・ヒギンズ(両親がアイルランド出身)主演でドラマ化されている。 紹介映像 また、2009年に映画化され、2011年にはDVDも発売されているようだ(が、日本公開も発売はなかったようだ) ま…
ローズマリー・サトクリフ やっとのことで、ローマン・ブリテンの第1作目を読む。 女王ブーディカの乱(乱って使いたくないけど)から60年後のブリテンに、ローマ軍の若き百人(大)隊長のマーカスが赴任する。彼の父のひきいる第九軍団は、かつてカレド…
ゾルタン・コチシュ(1975) 娘のピアノの現在の課題曲が、バルトークの「ルーマニア民族舞曲」である。 バルトークと言えば、ELPが1stの「未開人(The Barbarian)」の中間部で引用した「アレグロ・ バルバロ」を、アナログ時代にバルトーク本人の演奏…
ケルトの本はけっこう読んでいるのだが、クーフリン(クー・フーリン)というケルト神話の英雄が、戦いに我を忘れた時の描写が(本によって細かい違いはあるが、だいだい)以下のような感じ。 額の光輪がまぶしく輝く 片方の目がつりあがって顔の中にめりこ…
先日、マリア・カラスのBOXの話をしたが、ルチア・ポップもすごいのがあった。 詳細は下記の方のサイトで。 ttp://www.yung.jp/wanko/index.php?itemid=502 これも、所有のものと若干かぶるが、値段から考えたらむちゃくちゃお得、クラシックのCD業界は…
クナッパーツブッシュ指揮 バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1955) ジークフリート:ベルント・アルデンホッフ ブリュンヒルデ:ビルギット・ニルソン アルベリッヒ:オトカール・クラウス ハーゲン:ゴットローブ・フリック グートルーネ:レオニー・リザネ…
この際、マリア・カラスの「パルジファル」も買ってしまおう、と思って調べていたら、とんでもないBOXセットを見つけてしまった・・・・ 曲目は、下記のHMVのページがわかりやすい。 ttp://www.hmv.co.jp/product/detail/3693870 ここのレヴューも書い…
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1964) アンフォルタス:トーマス・スチュワート ティトゥレル:ハインツ・ハーゲナウ グルネマンツ:ハンス・ホッター パルジファル:ジョン・ヴィッカース クリングゾル:グスタフ・ナイトリンガー クン…
R・シュトラウス 「ばらの騎士」 ドホナーニ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1978)
サトクリフのローマン・ブリテン・シリーズは、一般には「ローマン・ブリテン4部作」と呼ばれている。(出版順) 1954 第九軍団のワシ 1957 銀の枝 1959 ともしびをかかげて 1980 辺境のオオカミ しかし、前にも書いたが「夜明けの風」は、あきらかに「とも…
ローズマリー・サトクリフ 「落日の剣」「アネイリンの歌」で、アーサー王関連も一息ついたと思ったが、「ローマン・ブリテンシリーズ」でアイクラへと受け継がれてきた「イルカの指環」を持つ少年が主人公の、アルトスが没して100年後の時代を描いた作品が…
奥さんが、ジョッキ生のCMを見て「あ!セーラーマーキュリーの子だ!」と叫んだ。 調べたら、実写版「セーラームーン」のセーラーマーキュリーを演じた泉里香(当時、浜千咲)で間違いない。 マーズとジュピターは見かけるが、セーラームーンとセーラーヴ…
先日、ドニゼッティの「アンナ・ボレーナ」について書いたのだが(こちら)アンナ・ボレーナ(アン・ブーリン)の娘エリザベス1世のライバル、スコットランド女王メアリー・スチュアート(ブラッディ・メアリーではない)のオペラを、やはりドニゼッティが…
昔から気にはなっているオペラ・ブッファなのだが、何を見ていいのか、何を聴いていいのかいまいち決め手が無い。デアゴスティーニに期待かな。DVDの宣伝映像
ウィキペディアより引用 モーツァルトやロッシーニらに続くオペラ・ブッファの基礎を築き、甘美な旋律にあふれたオペラを作曲した。短い生涯であったのにも拘らず、古典派音楽の様式を最も早く示した人物として音楽史に名を遺している。 この人も昔から気に…
ローズマリー サトクリフ(1967) 先日のクーフリンと同様にサトクリフによる再話である。 こちらはクーフリンより後の時代のため、解説にあるようにアーサー王伝説等の騎士物語に近い体裁である。その分、ある意味(残酷な事はあっても)おおらかなクーフリ…
ハイティンク指揮 バイエルン放送交響楽団&合唱団(1985) タンホイザー:クラウス・ケーニヒ エリーザベト:ルチア・ポップ ヴォルフラム:ベルント・ヴァイクル ヴェーヌス:ヴァルトラウト・マイヤー ヘルマン:クルト・モル ヴァルター:ジークフリート…
フランソワーズ・アルディ 不定期でご紹介している「一度は聞いたことがあるが、曲名を知らなかった」シリーズ(そんなのやってたのか?(笑)) 昨夜テレビで大地真央が好きな曲として紹介されていた。 最近はブリジッド・バルドーの曲もCMで使われたりし…
ローズマリー・サトクリフ(1963) 先日つん読状態から開放されるだろう、と書いたが(こちら)「ローマンブリテン」ものにちょっと読み疲れした感じなので、気分転換にやっと読む。 いわゆる「再話」という形式で、ケルト神話をサトクリフの文章で改めて書…
ルチア・ポップの映像も一段落。今までのは、こちら http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20070824 http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20090913 http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20100711 http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110217 http://d.hatena.ne.jp/hakuasin…
クナッパーツブッシュ指揮 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(1942) パルジファル:カール・ハルトマン クンドリー:エルザ・ラルセン アンフォルタス:ハンス・ラインマール グルネマンツ:ルートヴィヒ・ウェーバー クナッパーツブッシュには、全曲盤以…
トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1950) 久々に歌ったが、「ファルスタッフ」は楽しいな。バリトンなので一番高いところは無理だけど、けっこう気持ちよく歌える。
ツェラー「小鳥売り」の映画版。これも若い!1967年だから28歳 オーストリアのTV番組「ペーター・アレクサンダー・ショー」で、コント仕立てでアリアを披露。(ペーター・アレクサンダーは本年死去享年84歳) 口パクと地声を組み合わせているから、けっこ…
ローズマリ・サトクリフ(1990) 6世紀のウェールズの詩人、アネイリンによる叙事詩「ゴドディン」よりサトクリフが自由に紡ぎ出した物語。ゴドディンとは、今のスコットランドのアントニンの壁とハドリアヌスの壁(長城)の間の地域で、史実のアーサー王、ア…
クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1963) パルジファル:ヴォルフガング・ヴィントガッセン クンドリー:アイリーン・ダリス グルネマンツ:ハンス・ホッター アンフォルタス:ジョージ・ロンドン ティトゥレル:ルートヴィッヒ・ヴェーバ…
ドイツのオペレッタ映画でルチア・ポップの映像があった(1969)ポップ30才、若い!。だがDVDがお高い!(涙) ロルツィング「ロシア皇帝と船大工」 こちらは1976年のTVオペラ 同じくロルツィングの「ウンディーネ」1969年テレビオペラ 以前「ルサルカ…
ベルカントは元々、美しい歌と歌手の技量を聴かせるためのものだから、ストーリーはいい加減だったりするが、最近記事に良く書いているように、そのベルカントのブッファ(喜劇)がこんなにすごかったとは盲点だった。つまりは、はちゃめちゃな喜劇満載であ…
ローズマリ・サトクリフ(1963 翻訳 2002) というわけで(こちらとこちら)再挑戦する。 いきなり「ともしびをかかげて」の主人公アイクラの名前が出てきてうれしくなってしまう。 状況も、前回読んだ時よりもよくわかるので、やはり「ともしびをかかげて」…
ピエール・ブーレーズ指揮 バイロイト祝祭管弦楽団 パルジファル:ジェイムズ・キング グルネマンツ:フランツ・クラス クンドリー:ギネス・ジョーンズ アンフォルタス:トマス・スチュワート ティトゥレル:カール・リッダーブッシュ クリングゾール:ドナ…
デアゴスティーニ・オペラと手持ちのLD、DVDがかぶると書いたが(こちら)またかぶった! ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 ホルスト・シュタイン指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1984) ヴァルター:ジークフリート・イェルザレム ザッ…