フランク・ザッパ"Baby Snakes"の映像

以前、パトリック・オハーンというベーシストについて書いたが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060907/p1

彼が参加している時代の、フランク・ザッパのバンドのライブ映像があればなあ、と書いたのだが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20070723/p1

"Baby Snakes"の元音源のライブ映像がようつべにいくつかあった。
ここは、オハーンが映っている映像を貼る。

3:20 ぐらい、ザッパの奥にいる。エイドリアン・ブリューもいる!勿論ドラムはテリー・ポジオ、強力だ!

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ザッパのギター・ソロの場面。ちらちらオハーンが映る。
ちなみに、ザッパは指弾きベーシストでも自分のバンドではピックで弾かせていたんだが、オハーンは指弾きのままだ。文句のつけようのない腕だったということか。

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スライ&ザ・ファミリー・ストーン「グレイテスト・ヒッツ」"Greatest Hits"(1970)

このアルバムはベスト盤だから通常であればスルーしてもいいのだが、シングルから収録されている曲が、例の5cd box のボーナストラックともかぶらないし、かなりの重要曲であるとのネット情報があったので聴く。ちなみにシングルから3曲、2ndから1曲、3rdから3曲4thから4曲収録されている。ヒットした2ndより、ヒットしなかた3rdからの曲が多いのも、実は3rdのほうが本来のスライのやりたいことだったという証明であろう。
さて、そのシングル曲であるが「エブリボディ・イズ・ア・スター」" Everybody Is A Star"は、スローテンポでストーン三兄妹が順番に歌い上げる彼らにしては珍しい曲調。「ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム」"Hot Fun In The Summertime"は、これまたストリングスを加えたロッカバラードでこれも珍しい。
びっくりしたのが「サンキュー」"Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)"で、1960年代とは思えないぐらいの時代先取りのファンク・ナンバーで、ネットでこの1曲のためだけにこのアルバムを買うべし、という意見があったがむべなるかな。
気になるのがこの曲、スティーヴィー・ワンダーの「迷信」によく似ている。「迷信」が1972年だからこれは絶対影響を受けていると思う。
ここで腑に落ちたのが、実は様々なジャンルをソウルに融合させたやり方は、まさにプレ・スティーヴィー・ワンダーであったのだという事。スライは本当に天才だったのだな。

 

「タルカス」とヒナステラ「アルゼンチン舞曲集」

以前、EL&Pの「トッカータ」の原曲の話で、アルゼンチンの作曲家、ヒナステラについて触れたが

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/05/22/045652

なんと、あの「タルカス」の元ネタであろうヒナステラピアノ曲がある事を知った。

こちらがその「アルゼンチン舞曲集」でアルゲリッチ演奏。

これは・・・・・!確かに!

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スライ&ザ・ファミリー・ストーン「スタンド!」"Stand!"(1969)

3rd方式の完成形であろう、と前回書いたスライ&ザ・ファミリー・ストーンの4thアルバムであるが、そのとおりだった。
曲の完成度はさらに高くなり、1曲めでシングルカットもされた「スタンド!」の転調なぞ絶妙である。
前作で途中でフェイドアウトで物足りないと書いたが、今回は充分時間をとってあるし、14分近いインスト曲が収録されているのも、バンドの自信の顕れであろう。
最も売れたのは次作の「暴動」であるが、当時のバンドとしてのピークはこの作品である。
というのは、「暴動」はほとんどがスライ一人のオーバーダブで作成されているし、次の「フレッシュ」では、リズムセクションが交代しているからだ。

スライ&ザ・ファミリー・ストーン「ライフ」"Life"(1968)

2ndのヒットを受けて、早くも同年に発売されたスライ&ザ・ファミリー・ストーンの3rdアルバムである。
印象としては、2ndの勢い一辺倒と1stのヴァラエティに富んだ曲構成との融合が図られている感じ。完成度は高いが売り上げは良くなかったらしい。たぶん聴衆は2ndみたいなのを期待したのかもしれない。しかし、この3rdの方法論の完成形が次作の大ヒットアルバム「スタンド!」である(らしい)ので方法論としては間違っていなかったのだと思う。
1点だけ不満を言うと、短い曲が多く、これから盛り上がってほしい、というところでフェイドアウトしてしまうところ。
ちなみに1stで「グーチョキパーで何作ろう」で知られる童謡のマイナー転調編曲が出てくると書いたが、今回は「メリーさんの羊」のマイナー転調編曲が出てきて、ちょっとワロタ。

「鎌倉殿の13人」を見るか?

鎌倉時代の北条氏は昔から好きになれないので(高橋克彦さんの「時宗」は例外)今回の大河ドラマはどうしようと思っていたのだが、俳優陣が豪華なので、次の土曜日の再放送は見ておこうと思っていた。
そうしたら、工藤祐経「我が家」の坪倉が演じており、初回から登場という事を知り、続けて見てみようかと思った。
というのは、歌舞伎「助六」でも知られる(逆か?)曽我兄弟の仇討ちで討たれる方が工藤祐経なのだ。これは本編でも曽我兄弟の仇討ちをやるのかな?と期待してしまったからだ。
一般に討たれる方だから工藤祐経が悪役みたいになっているが、そもそも曽我兄弟の祖父伊東祐親にけっこうひどい事をされての祐親とその子の祐泰(曽我兄弟の父)の殺害計画(祐親は生き残り祐泰は死亡)だったのだから、個人的にはけっこう祐経に同情してしまうのだが。

 

スライ&ザ・ファミリー・ストーン「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」アルバムとシングルの違い

本来であれば、3rdアルバムを聴くべきなのだが、2ndでウッドストックの事も書いたので、我慢できなくなったので、フライングで4thアルバムに収録されているこの曲とボーナストラックに収録されているシングル・バージョンを聴いてしまう。
ウッドストックの演奏に慣れているので、若干テンポが遅いスタジオ・バージョンは最初違和感があったが、遅い分ヘビーな魅力に溢れている事は確か。
興味深かったのが、アルバムとシングルではミックスが若干違っていて、女声(たぶんスライの妹のローズ・ストーン)がシングルの方が大きめにミックスされている。ウッドストックもそうだったが、以前からなんでローズの声が小さいんだろう、と不満に思っていたので、これは嬉しい。最初のリフのあとの切り裂くような"Hey!Hey!Hey!"は圧巻である。しかし、シングルの方が時間が短いから、個人的にこの曲で一番好きなシンシア・ロビンソンのトランペット・ソロが無いのは寂しい。
こちらがアルバム

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こちらがシングル あれ?ボーナス・トラックは、これより女声が大きかったぞ。

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