2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鯨統一郎「笑う忠臣蔵:女子大生桜川東子の推理」

鯨統一郎「笑う忠臣蔵:女子大生桜川東子の推理」以前触れた「桜川東子シリーズ」の「笑う娘道成寺」がタイトルを変えて文庫化された。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/06/21このシリーズはさまざまな物語に対する新解釈がひとつの売りだが、今…

杉浦日向子「大江戸観光」

杉浦日向子「大江戸観光」杉浦日向子の作品は、入手できるものは入手してきたつもりだったが、古本屋でこれを見つけて「え?こんなのあったっけ」と慌てて購入した。1980年代のエッセイを集めたもので、ほぼ同年代の私には、ちらちら入る当時の世相も懐かし…

ハイドン 交響曲第55番~交響曲第57番

ハイドン交響曲第55番「校長先生」交響曲第56番交響曲第57番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1996)前回、シュトゥルム・ウント・ドラング期を経て、ハイドンも一皮むけた感がある、と書いたのだが、格調の高さと言い…

ハイドン 交響曲第52番~第54番

ハイドン交響曲第52番交響曲第53番「帝国」交響曲第54番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1990)第52番はシュトゥルム・ウント・ドラング期の作品である。ハ短調であるが、冒頭の主題の面白い事!未だにハイドンには驚…

ハイドン 交響曲第49番~第51番

ハイドン交響曲第49番「受難」交響曲第50番交響曲第51番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1994 1995)すべてシュトゥルム・ウント・ドラング期の作品である。49番はヘ短調であるが、調性が短調の交響曲でも、4楽章中…

ハイドン 歌劇「真の貞節」

ハイドン 歌劇「真の貞節」フランク・ファン・コーテン指揮 ゾマーオペラ・フェスティヴァル管弦楽団(1990)気分替えにハイドンのオペラを聴いてみる。ストーリーとかはまったくわからない。悪くはないが単に歌の連続に聴こえると思いながら聴いていたら、…

タイヤ交換

まだ雪の予報は無いが、今年はすいているうちに、ということで。

ハイドン 交響曲第46番~第48番

ハイドン交響曲第46番交響曲第47番「バリンドローム」交響曲第48番「マリア・テレジア」フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1990)すべてシュトゥルム・ウント・ドラング期の作品である。46番は大胆な音の跳躍のある主題が印象的…

モーツァルト 170CD BOX

モーツァルト 170CD BOXブックオフで安値で売っていたのだが、1枚欠けているのでこの値段とのこと。欠けているのは交響曲第8番 9番 10番 12番、13番調べたらネットで買うより安いし、クイケンによる3大オペラが評判が良い。仮に、クイケンのモーツァ…

清心尼(南部祢々(弥々)(寧々))の小説

清心尼(南部祢々(弥々)(寧々))の小説以前、南部氏について簡単に書いた事があったがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/20091012/p5例の「九戸政実の乱」の時の藩主、南部信直の嫡子利直の姉が、根城南部氏の直栄に嫁いで生まれたのが祢々であり、…

ハイドン 交響曲第43番~第45番

ハイドン交響曲第43番「マーキュリー」交響曲第44番「悲しみ」交響曲第45番「告別」フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1988 1994)いよいよ馴染みのある曲が出てきた。すべてシュトゥルム・ウント・ドラング期の作品である。43…

ハイドン 交響曲第40番~第42番

ハイドン交響曲第40番交響曲第41番交響曲第42番フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1991 1994 1995)40番は、全体に優美な曲だが、なんとフィナーレがまるごとフーガである!41番は、特異な音型を使うなど、工夫が随所にみられる…

ハイドン 交響曲第38番 第39番 交響曲 A B

ハイドン交響曲第38番「エコー」(2001)交響曲第39番(2001)交響曲 A(2000)交響曲 B(2000)フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団38番はハ長調だが第1楽章の展開部でいきなり短調になるのが印象深いし、ニックネームの元になっ…

ハイドン 交響曲第34番~第37番

ハイドン交響曲第34番交響曲第35番交響曲第36番交響曲第37番フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(2001)34番はニ短調である。第1楽章の切々たるアダージョを聴けば、ハイドンの印象が覆る事請け合いである。35番はシュトゥルム・…

ハイドン 交響曲第30番~第33番

ハイドン交響曲第30番「アレルヤ」交響曲第31番「ホルン信号」交響曲第32番交響曲第33番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(2001)30番は「グレゴリオ聖歌」のメロディを使用しているので「アレルヤ」であるが、メロディ…

わが青春の地埼玉

先日録画しておいた「秘密のケンミンSHOW」を見たのだが、転勤夫婦がわが青春の地、埼玉でうれしかった。放送でもやっていたが、埼玉は路線が違うと、なかなか行く機会が無いので、東武東上線の川越、上福岡だったわたしは、浦和、大宮、所沢、となると他県…

モーツァルト 教会ソナタ 第1番~第17番

モーツァルト 教会ソナタ 第1番~第17番ボフスラフ・マトウシェク(Vn)ヤロスラフ・トゥマ&コレギウムアルティメット・モーツァルト収録曲を眺めていて「教会ソナタ」が気になって聴いてみた。教会ソナタと言っても、以前ハイドンで書いたhttp://hakuasin.…

会社に着いたら、駐車場わきの草むらに雪が

ハイドン 交響曲第25番~第29番

ハイドン交響曲第25番(1989)交響曲第26番「ラメンタチオーネ」(2000)交響曲第27番(1989)交響曲第28番(2000)交響曲第29番(2000)アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団25番は、第2楽章がメヌエットの3楽章形式が珍し…

ハイドン 交響曲第21番~第24番

ハイドン交響曲第21番(2000)交響曲第22番「哲学者」(1989)交響曲第23番(2000)交響曲第24番(1989)アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団21番と22番はアダージョで始まる。全編が主調で統一された、緩―急―メヌエット―…

ハイドン 交響曲第17番~第20番

ハイドン交響曲第17番交響曲第18番交響曲第19番交響曲第20番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1991)17 18 19番は3楽章形式。17番と19番は共に第1楽章とフィナーレが3拍子。メヌエット無しなのでバランスをとったのだ…

ハイドン 交響曲第13番~第16番

ハイドン交響曲第13番交響曲第14番交響曲第15番交響曲第16番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1991)13番は、アダージョで終始チェロのソロが旋律を担うとか、メヌエットのトリオのソロ・フルートの活躍とか、それだけ…

ハイドン 交響曲第9番~第12番

ハイドン交響曲第9番交響曲第10番交響曲第11番交響曲第12番アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1990)9番、10番は、エステルハージ候の好みなのか、「朝」「昼」「夕」を書いてほっとしたのか、当たり障りのないBGM的…

あえて言う

あえて言う彼はすべるべきではなかった即座に脳波検査をうけるべきだった頭を打っているのだから頭に影響のある演技はしてはいけない交通事故でその時はなんともなくてもその後容体が急変して亡くなった例はいくらでもある今後他の選手で同様の事故が起きた…

「すみだ川」島倉千代子

「すみだ川」島倉千代子島倉千代子のCDを持っていないことに今さら気づいて購入しようとしたのだが、一番好きな「すみだ川」を収録しているCDがなかなか無い。カバー曲のせいだろうか。(ここらへん、スパイダースの「エレクトリックおばあちゃん」に事…

ハイドン「朝」「昼」「夕」

ハイドン交響曲第6番「朝」交響曲第7番「昼」交響曲第8番「夕」アダム・フィッシャー指揮 オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団(1989)晴れてエステルハージ侯の楽団の副楽長に就任したハイドンが、早速エステルハージ侯の依頼のもと作曲した作品。…

ハイドン リラ・オルガニザータ協奏曲

ハイドン リラ・オルガニザータ協奏曲 第1番~第5番スザンネ・ラウテンバッハー・アンサンブルフーゴ・ルフ:リラ・オルガニザータ先日、ハイドン・エディションに「バリトン」という古楽器を使用した室内楽がある、という話を書いたがhttp://hakuasin.haten…

モーツァルト 交響曲全集 ピアノ協奏曲全集

モーツァルト 交響曲全集 ピアノ協奏曲全集「モーツァルトもいずれ交響曲全集とか買わねば」と書いたのだがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/10/18古楽器オーケストラで揃える手もあったのだが、内田光子とピアノ協奏曲で絶妙なダッグを組んでい…

河内のオッサンの唄

「河内のオッサンの唄」ミス花子(1976)先日、吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」をとりあげたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/08/12/045046http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/08/24/062620吉幾三が「俺はぜったい!プレスリー」でデビュー…

「エレクトリックおばあちゃん」と「パサディナのおばあちゃん」

「エレクトリックおばあちゃん」と「パサディナのおばあちゃん」先日とりあげた「エレクトリックおばあちゃん」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/08/14スパイダースのベストは数多く出ているが、この曲を収録しているのが、なかなか無く…