2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

THE BEATLES SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND 1967

さて、プレ・プログレとしてビートルズは避けて通れない。このアルバムは、架空のバンドのコンサートという当時は斬新な形式で、今でもビートルズの最高傑作に推す人もいる。しかし、よく聴くと、作品個々の完成度は前作「REVOLVER」とそう大差が無い事に気…

組曲・長い曲

組曲・長い曲

好きなバンドについて、ざっとではあるが書いてきたので(他にもジェスロ・タルとかいっぱいあるのだが)しばらくは別の切り口で進めてみたいと思う。 クラシックが好きなせいか、組曲形式を含めて長い曲が好きである。ソナタ形式で、主題が展開されたあと再…

娘は父親に似ると幸せになる?

娘は父親に似ると幸せになるとよく言われますが、(うちの奥さんもさんざん言われたらしい)その奥さんが今朝ふと言ったことが、はたしてこの文句はどこからきたのか?ということ。出典は?日本?外国?古典?どなたかご存知の方、御教授請う!

赤毛のアンの話

突然赤毛のアンの話である。最近はフェミニスト(?)から、日本に紹介されてからの成長期の少女に対する悪影響の歴史が指摘されているこのシリーズだが、素直に面白い話として読んではいけないのだろうか?そんな事を言うのは私が男だからだろうか?いや今…

ピーター・ハミル

さて、もう一人のピーター、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター(以下VDGG)のピーター・ハミルである。私の若い頃は、一部熱狂的ファンがいたが、某音楽評論家が自分の好みから無視したために、いまいち知名度は低かったが、今はどうなのだろう。あ…

ガブリエルとハミルの両ピーター

最愛のボーカリストを一人選べと言われたら答えられない。二人選べるとなると、迷わずガブリエルとハミルの両ピーターであるが、今日はガブリエルの方。 若かりし頃、ロックフィルム上映会みたいな催しがあって、そこでジェネシスのライブがあったのだが、そ…

E、L&Pの1st等々

さて、E、L&Pの1stである。確かに彼らの傑作は「展覧会の絵」「タルカス」「恐怖の頭脳改革」であろうが、この1STも捨てがたい魅力を持っている。何よりも未だ3人のアンサンブルが重視されている点がいい。このあと徐々にグレック・レイクはキー…

竹本聡子

特撮物や時代劇等で見慣れない俳優をネットで調べたりするのが好きである。先日「影武者徳川家康」(隆慶一郎も大ファンである)に五郎八姫役で出ていた竹本聡子が超星神グランセイザーに出ていたのをみて懐かしかった。

UKの2nd以降

本日はUKについて少し。 他のサイトで、UKの2ndの歌詞は、アルバム全体で1つの物語を形成しているという説を読んだ事がある。これはこれで、すばらしい発見と考察だと思う。しかし、だからといってこのアルバムが優れているというわけではないと思う…

セーラームーンの話

3歳の娘につきあって「セーラームーン」実写版を見始めている。途中からなのでストーリーがいまいちわからない。古本屋でコミック版をたくさん買って読んでみる。私は「りぼん」「花とゆめ」で育ち、一番好きな漫画家は萩尾望都である。少女漫画に偏見は無…

娘がはまっているもの

私の3歳の娘はNHK教育の「うたっておどろんぱ」に出てくる「コージくん」のファンである。彼はちょっとあごが出ているが王子様的なハンサムという役どころである。たまーに平安貴族白塗りのキャラになったりする。それで娘がキッスの2ndのジャケット…

ペピーノ・ガリアルディ「ガラスの部屋」

ホスト出身のお笑い芸人「ヒロシ」のネタのバックにかかっている曲で、初めて「ヒロシ」を見たときあまりの懐かしさにびっくりした。1970年のヒットである。当然本人は知らないはずだが、どこから探してきたのだろう。「ヒロシ」を見てこの曲名を知りた…

リヒャルト・シュトラウス「ばらの騎士」

さて、最後に抜群の映像をひとつ。ワーグナーの後継者として、かなりおそろしい和音のくらーいオペラを書き続けた彼が一転喜歌劇に挑戦し大成功。ストーリーはバカなエロ少年と年上の女性と娘の三角関係と言ってしまえば実もふたも無いが、人間の世界はこん…

レハール「メリー・ウィドウ」

これこそ、よいソフトが無い典型だ!ウィーンフォルクスオーパーの日本公演が抜群の出来だったので、NHKに出してもらうしかない。このオペレッタはもうほとんどミュージカルと区別がつかないので、オペラに興味が無い人でも充分楽しめるのだが、よいソフ…

バルトーク「青ひげ公の城」

今までさんざん映画はダメと言ってきたが、これは例外。登場人物は2人、短いし立ち回りらしいのもないし、演奏会形式でも充分なオペラだから(音楽は抜群にいいのだが)で、ショルティ指揮の映画がすばらしい。指揮者+主役2人がバルトークと同郷のハンガ…

ビゼー「カルメン」

レヴァイン指揮メトロポリタンは前述したヴァルツァのカルメン、カレーラスのホセで、見逃せない。CDはあいかわらずカラスを推すのだが、これはほんと!カルメンはカラスを聴いてからでないと他の歌手の批評をしてはいけない!

ワーグナー「ローエングリン」

例外的に、ネルソン指揮バイロイト音楽祭の映像を推す。主役のホフマンがとにかくいい男。ロック歌手かとみまごうばかり(実際に地元ではロックも歌っているらしい)

以降は、聞き比べを見比べをするほどソフトを多く持っているわけではないので、駆け足で(ワーグナーとか長いし高いし1つづつ揃えるだけでも大変・・・)

プッチーニ「トゥーランドット」

これは大好きな「誰も寝てはならぬ」中心に考えてしまう。レヴァイン指揮ゼッフィレッリ演出は確かに映像を楽しむには最高のできである。しかし、主役がドミンゴである。彼はハイ・バリトン出身で鍛錬によりテノールになった人だからどうしても高音がつらい…

プッチーニ「蝶々夫人」

これも決定盤がない。あえて何もあげない。

プッチーニ「トスカ」

カラスばかりで気が引けるが、このオペラは彼女の当たり役なのでサバータ指揮のカラス盤。映像は決定盤がないが、ゼッフィレッリ演出を楽しむということで、シノーポリ盤。

プッチーニ「ラ・ボエーム」

このオペラの名曲「我が名はミミ」を最初にマリア・カラスで聴いてしまった。これを聴くと他が物足りなくなるのは否めない。訳詩を見ながら聴くと涙が込み上げてくるほど感動する。と言うわけで、CDはヴォットー指揮のカラス盤。映像は猫も杓子もフレーニ…

プッチーニ

プッチーニは明らかにイタリアオペラを変えた。そしてミュージカルへの礎を築いた。プッチーニの影響を受けていないミュージカルはほとんどないといっていいのではないか?彼はそれまで歌がメロディ、オーケストラが伴奏という常識を覆した。歌のシンプルな…

ヴェルディ「ファルスタッフ」

私は喜劇が大好きです!ファルスタッフ大好き!2期会の日本語バージョンも意外といいせんいってた。っていうか、冒頭酒場の場面なんか日本語の方がいいと思ったりした(発売はしないだろうが・・・残念!)で映像はレヴァイン指揮メトロポリタン歌劇場で充…

ヴェルディ「オテロ」

またまたこまった。おんなじ事を書いてるが決定盤が・・・(映画はいやだから)だから早くNHKはクライバー:ミラノ・スカラ座を発売すべきなのだ!で、困った時のデル・モナコだのみで、日本公演の映像がある。ほんとは、イヤーゴはカップッチルリのやつ…

ヴェルディ「アイーダ」

これも好きなオペラだが決定盤がない。マゼール指揮ミラノ・スカラ座の映像でどうだろう。CDはぐっと古いところでトスカニーニなんてしぶいぞ。

ヴェルディ「椿姫」

これだけ有名だとかえって決定盤がない。レヴァイン指揮ドミンゴ主役のものはやはり映画だし・・・。で、困った時のカラスだのみということで、CDはマリア・カラスのどれかをどうぞ。(クライバーもよいが主役2人が・・)

ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」

一般には「椿姫」や「オテロ」にくらべ知名度は低いオペラであるが(クラシックファンには怒られそうな発言)テノールの名曲「見よ、あの恐ろしい炎を」(邦題は盤によりさまざま)がある。とにかくハイC(テノールの最高音といわれる)が得意な歌手がここぞ…

モーツァルト「魔笛」

CDから行くと、セリフなし、かつテンポがゆっくり過ぎるかもしれないが、クレンペラー指揮を推したい。いったんこのテンポに慣れると他の演奏がせわしなく聴こえてしまう。っていうか、私の好きなヤノヴィッツ、ポップが出ているせいか? 映像はサヴァリッ…