2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
スタッフ「スタッフ!」(1976)今日は午前仕事です。それはさておき以前クロスオーバーの話が出たが、懐かしくて買ってしまった。アルバムは持っていなかったが、いきつけのロック喫茶ではよく耳にしていた。最初から最後まで、各楽器から耳が離せない。そ…
ショスタコーヴィチ 映画音楽「ベルリン陥落」ユロフスキ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団スターリン賛美のプロパガンダ映画で、スターリン死後ソ連内からも批判を受けた作品とのこと。映画はプロパガンダだが、音楽的には非常に真摯、かつ感動的なもので、こ…
ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー交響楽団(1956)ダヴィド・オイストラフ(vn)コンドラシン指揮 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1959)レオニード・コーガン(vn)ヤノフスキ指揮 …
北村薫「夜の蝉」(1990)「円紫さんと私シリーズ」第2作は3編の中編を収録。相変わらずストーリーがあるような無いような、たんたんとした物語が、最後には実はすべてが伏線であるとわかる瞬間の醍醐味はこの上ない。(この作品だけ読むにはなんの問題も…
ショスタコーヴィチ 交響曲第9番ロストロポーヴィチ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団バルシャイ指揮 ケルン放送交響楽団第7番、第8番とともに「戦争三部作」と言われるが、あまりに軽妙洒脱なために、「第9番=ベートーヴェンのような壮大な曲」を期待さ…
ショスタコーヴィチ 交響曲第8番ロストロポーヴィチ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団バルシャイ指揮 ケルン放送交響楽団戦争の悲惨さを描くも、あまりにも暗すぎてジダーノフ批判を受けたという作品。確かに暗いが、ストイックな作風は好感が持てる。こ…
北村薫「空飛ぶ馬」(1989)私はせっかちである(笑)なので、ミステリーやSFは、ぱっと読んでストーリーがわかるものが読みやすい。勿論ミステリーでもSFでも、じっくり読まなければならない作品があるので、そういう時は腰を落ち着けて読むようにして…
ソフトめんの話前置きが長いです。昨日奥さんが「今晩は飲むの?」と聞いてくる。なぜかと思ったら、我が家では奥さんでも私でも、カレーは売ってあるルーひと箱分を一気に作るために、1,2日間をあけて2回にわけて食するのだが、その2回目にしたいらし…
北村薫について北村薫という人は、以前から気になっていたのだが、読むタイミングが無かった。山岸凉子に芥川龍之介の「六の宮の姫君」をモチーフにした「朱雀門」という作品があるのだが、それを読んだ頃に北村薫の「六の宮の姫君」を書店で見つけた。カバ…
邦光史郎「幻の銅鐸」(1984)それまでは1年に1、2作のペースだった「幻シリーズ」も一息ついたのか、前作から6年あいている。そういえば、銅鐸というものを初めて知った時、それが日本史の中にまったく記載されていない謎の存在だと知ってびっくりした…
ショスタコーヴィチ 歌劇「賭博師(賭博者)」ロジェストヴェンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(1978)ウラディーミル・リバセンコ(バス)ウラディーミル・タルホフ(テノール)ワレリー・ベリフ(バス)ニコライ・クルペ(バス)ア…
ショスタコーヴィチ 交響曲第7番「レニングラード」トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1942)ロストロポーヴィチ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団(1989)バルシャイ(指揮) ケルン放送交響楽団(1992)第5同様に、裏にソ連の全体主義の批判が隠されてい…
邦光史郎「幻の法隆寺」(1977)歴史は勝者が作る。ゆえに敗者について書かれた歴史的記述は、眉に唾をつけて読まなければならない。聖徳太子の時代は、蘇我氏、そして聖徳太子自身についても、この作品で指摘されている通り歴史的記述には矛盾が多い。(物…
イエスのボックスの話とイエス・ファースト・アルバム先日書いたイエスのボックスも、少しづつ聴き始めたのだがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/04/05紙ジャケ復刻CDがぼんと入っているだけで全く情報がなかったのでわからなかったが、聴いて…
公園の注意書き別ブログにも書いているが、今年は歩くことを心掛けている。昨日、めったにいかないショッピング・センターへ行った折、奥さんが買い物をしている間、近所をウォーキングした。近所に先日アイスショーで金メダリストの羽生結弦君も来たリンク…
ラットルズの「ホールド・マイ・ハンド」突然思い立って、ビートルズのパロディ・バンド、ラットルズの「ホールド・マイ・ハンド」の分析をする。(唐突ですいません)タイトルは「抱きしめたい(アイ・ウォナ・ホールド・ユア・ハンド)」リズムを含めた曲…
ショスタコーヴィチ 交響曲第6番ロストロポーヴィチ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団バルシャイ(指揮) ケルン放送交響楽団第5番の「革命」が「運命」ならこの第6番は「田園」であろう、と言われている作品であるが、どこが「田園」だかよくわからな…
ショスタコーヴィチ 組曲「マキシム三部作」ユロフスキ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団「マキシム三部作」と言われる映画「マクシムの青春時代」「マクシムの帰還」「ヴィヴォルグ地区」につけられた映画音楽から編まれた組曲。ストーリーは、青年が社会主義…
邦光史郎「幻の騎馬王朝」(1976)次々の変死をとげる「語り部」達、という展開に魅かれて読み進めても、いったいどういう落としどころがあるのかわからなくなってきたのだが、終わってみればすべての伏線が見事に統合されていて、これはかなり読み応えのあ…
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番ロストロポーヴィチ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団(1994)バルシャイ指揮 ケルン放送交響楽団(1995)朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団(1981)ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィルハーモニー管弦…
ビートルズの日本デビュー盤以前にも書いたかもしれないが、アナログ時代のビートルズの初期のLPレコードは、イギリスのパーロフォンのオリジナル盤と、アメリカのキャピトルによる独自編集盤と、日本のEMIによる独自編集盤が混在していた。特に最初の…
モンゴメリ「アンの想い出の日々」書店で見つけてびっくりした。こんなものが出ていたとは!解説によると、以前書いた「アンの村の日々」http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2008/05/15のオリジナル版ということで、「アンの村の日々」は、元の原稿から…
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台湾ラーメン先日のケンミンショーで名古屋の台湾ラーメンが取り上げられていたが、全国区だと思っていた。なぜなら当地のラーメンチェーン店のくるまやのメニューにあり、年に何回かは注文するからだ。他の地方のくるまやには無いのか?さらに辛いモンゴル…
ショスタコーヴィチ 歌劇「鼻」ロジェストヴェンスキー指揮 モスクワ・シアター・オペラ管弦楽団(1975 1979)演出:ボリス・ポクロフスキー先日、聴いたショスタコーヴィチの「鼻」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/04/29あまりに良か…
ショスタコーヴィチ 交響曲第4番ロストロポーヴィチ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団バルシャイ指揮 ケルン放送交響楽団プラウダ批判により初演が見送られたマーラーの影響下の曲。つまりは、これを最後にショスタコーヴィチは生き残りの為に「社気主義…
ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番パーヴォ・ベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団(1975)クリスティナ・オルティス(pf)クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団(1958)ドミトリー・ショスタコーヴィチ(pf)自作からの引用と他の作曲家のパロ…
ショスタコーヴィチ 歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」ロストロポーヴィチ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1978)カテリーナ・イズマイロヴァ:ガリーナ・ヴィシネフスカヤセルゲイ:ニコライ・ゲッダボリス・イズマイロフ:デミテール・ぺト…
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ロバート・ワイアット「ナッシング・キャン・ストップ・アス」(1981)先日、ホームセンターで何気なくレンタル落ちCDのセールを見てみたら、なんとそういうところには全く不似合いな(笑)ロバート・ワイアットの名前が!安さもあって迷わず購入。ソフト…