プログレ
アニー・ハズラムのソロ・アルバムについては何回か書いているが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/08/30/050144 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/09/01/045306 なぜか1stソロである「不思議の国のアニー」については食指が動かなか…
もう20年以上前の東京在住時に、近所にロックの海賊版ビデオを置いている店があって、けっこう買ったのだが、その中にキング・クリムゾンのものがあった。映像はいわゆる「太陽と戦慄」期のものなのだが、ジャケット写真がちょっと変わったものだった。真ん…
先日亡くなったジェフ・ベックであるが、昔からジェフ・ベック・グループとか、ベック・ボガート&アピスとか、欲しい欲しいと思いながらも、ついつい後回しになっていて、手元にあるのはヤードバーズ時代のアルバムと「ライヴ・ワイアー」(Jeff Beck With …
ジェネシスには"Seconds Out" (眩惑のスーパー・ライブ)というピーター・ガブリエル脱退後のライブ盤があって、チェスター・トンプソンがサポート・ドラマーとして叩いているのだが「ザ・シネマ・ショウ」1曲のみ、我が最愛のドラマー、ビル・ブルーフォー…
1st は、オーソドックス感が強いと書いたが、こちらはいい意味で聴衆をそっけなく突き放すような、彼女の独自性が確立している。例えば、起承転結の「承」で終わってしまい、聴き手がぽつんと取り残されるような曲が何曲かあるが、それが全く不快ではなく、…
ブログでは採り上げでいなかったが、以前、ジョン・コルトレーンにはまった時、フリー・ジャズの先輩格として、オーネット・コールマンも何枚か購入していた。それがこの「フリー・ジャズ」と、いわゆるゴールデン・サークル・ライブ2枚であった。久々に聴…
先日。注文したと書いたケイト・ブッシュであるが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/09/22/060148 「元ジャパンのミック・カーンや、ブルガリアン・ヴォイスのグループ、トリオ・ブルガルカが参加している」という「センシュアル・ワールド」の感…
ケイト・ブッシュの「嵐が丘」(1977)は、リアルタイムでやはり衝撃的だった。そして、ピーター・ガブリエルのIII(1980)や"So"(1986)に参加しているのは勿論知っていたし、二人で抱き合っているだけの「ドント・ギヴ・アップ」のMVも持っている。CD…
たまたま知ったのだが、かのバロック音楽の名曲「パッヘルベルのカノン」をヴァンゲリスが在籍していたアフロディテス・チャイルドが1968年にポップス化してシングル発売していたとは! こちらがアフロディテス・チャイルド「雨と涙」 youtu.be こちらが「パ…
キング・クリムゾンのジェイミー・ミューアについては何回か書いているし、クリムゾン参加前に参加したデレク・ベイリーのアルバムも買ったりしていたが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060123/p1 後に復帰するものの、クリムゾンをやめた直後は仏…
以前「ヘンドリックス・イン・ザ・ウェスト」について書いたことがある。 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20061012/p1 そこで、廃盤の理由が「寄せ集めの元音源が、それぞれフルで発売されてしまったから」と書いたのだが、それはそれで問題があった…
先日の「アレサ・フランクリン「明日に架ける橋」聴き比べ」の記事で 「実は、他に聴き込みたいアーティストが出来て」 と書いたのだが、それはジミ・ヘンドリックスの事で、なぜ聴き込みたくなったか、という話は別の機会に。 で、どれも凄いのだが、ザ・ジ…
ビートルズの知識をアプデ(年寄が使うと痛いかな)していたが、それが一段落して、次はプログレの知識をアプデすることにした。そうしたら、イエスの「危機」のウィキペディアで アンダーソンはこの曲の着想を、彼のお気に入りであるジャン・シベリウス作曲…
待望の入手であるが、事情説明があいかわらず長くなる。Jansen/Barbieri/Karnの"Beginning to Melt"については何回か書いているが(例えばこちら) https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20040912/p1 私が大好きな"The Wilderness"は以前貼り付けた。 http…
最近、アラン・スティーヴェルのライブを久々に聴いて、 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20070420/p1 他のも聴きたいなあと調べたら、ほぼ廃盤か高値がついていてがっかりしたのだが、その関連でノルウェン・ルロワという、やはりブルターニュの歌手…
奥さんが「スパークスって知ってる?」と聞いてきた。「名前だけは」と答えた。若い頃に、レコード店で「キモノ・マイ・ハウス」のジャケットを見て、印象深く覚えていたからだ。なぜ奥さんがスパークスの事を聞いてきたかというと、映画鑑賞が趣味の奥さん…
アン・オデールについては何回か書いているが(当時はアン・オディールだと思っていた。ので今回この記事に合わせて全面修正した)(アン・オデル表記もある)ジャパンのクワイエット・ライフの最後の曲「ジ・アザー・サイド・オブ・ライフ.」のオーケストラ…
ジャンセン=バルビエリ Stone To Flesh(1995)Other Worlds in a Small Room(1996) 入手したのは大部前だが、当時は JBK 的なものを期待していたのか、1度聴いてそのままになっていた。最近また聴いてみたらどはまりしてヘビロテになった。発表年は後だ…
以前、こんな記事を書いたのだが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20080711/p1 この記事の中の「hakuasin’s fotolife」は、ブログ移行の対象外だったらしく、ここにアップした写真は現在見れないことを最近気づいた(汗)せっかくなので、スマホで取…
ビル・ブルーフォード(未だにブラッフォードと書きたい!)のソロ・アルバム「フィールズ・グッド・トゥ・ミー」は、さすがに一番好きなドラマーなので、アナログ時代も持っていたが、当時はフュージョンが嫌いだったので微妙な感じだった。それでも、プロ…
ELPの未発表ライブ音源の4CDBOX"A Time & A Place"をまた聴いている。以前書いた記事を読み返して、 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20100829/p2 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2018/11/27/050304 当時の感想で漏れていた事があっ…
ジャパンの5枚目にして最後のスタジオ・アルバム「錻力の太鼓」は当時からあまり好きではなかった。なぜだろう、と思ったが先日の「その後のジャパンの曲構成の3本柱」という事を書いてわかった気がした。 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/02/…
土曜日にベースの練習をした後、奥さんと買い出しに行った際、奥さんが「あれ?この曲さっき弾いてたやつ?」と聴いてきた。ベースの練習で、最後にジョージ・ハリスンの「二人はアイ・ラヴ・ユー」を弾いていて、そのまま車でも聴きたいと思って車でもCD…
昨日、ジャパンの「ベスト・セレクション」について触れたが、収録されている1979年のシングル曲「ライフ・イン・トウキョウ」のプロデュースと作曲(デヴィッド・シルヴィアンと共作)が、昨年、ドナ・サマーの件でさんざん熱く語った「シンセ・ディスコの…
ジャパンはリアルタイムに2ndからファンになった。後年、CDを買おうかな、と思ったときは廃盤状態で、店頭で「ベスト・セレクション」という日本編集のアリオラハンザ時代(3rdまで)のベストだけがあったので、それを買ってしばらく我慢していた。(ちな…
ジャパンの元メンバーが7年ぶりに集結して作成したこのアルバムを久々に聴いた。デヴィッド・シルヴィアン以外のメンバーのアルバムは比較的定期的に聴いていたのだが、やはり例のいきさつ(ネットで調べてください)を知るとデヴィッド・シルヴィアンがか…
以前、パトリック・オハーンというベーシストについて書いたが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20060907/p1 彼が参加している時代の、フランク・ザッパのバンドのライブ映像があればなあ、と書いたのだが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/200…
以前、EL&Pの「トッカータ」の原曲の話で、アルゼンチンの作曲家、ヒナステラについて触れたが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/05/22/045652 なんと、あの「タルカス」の元ネタであろうヒナステラのピアノ曲がある事を知った。 こちらがそ…
「レディース・オブ・ザ・ロード」というのは、いわゆるアイランズ期のキング・クリムゾンのライブ音源のコンピレーション・アルバムで、このブログでも時折触れた"The Collectors' King Crimson"シリーズでいくつも発表されていた音源から選択したものがC…
以前、ウェザー・リポートについても色々書いたけれども、時折出てくる民族音楽趣味はキーボード奏者のジョー・ザヴィヌルで、ウェザー・リポート解散後はどうだったんだろう、と今更ながらに気になって調べてみたら、ソロや「ザヴィヌル・シンジケート」と…