サスペンス

アメリア・ジョーンズの冒険(1979)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ「〜サファリ・スパイ」(1976)と「〜シルクロード」(1983)の間に書かれた、ギルマンのノン・シリーズである。 対人恐怖症が回復しつつある主人公が、遺産で手に入れた店で見つけたハーディ・ガーデ…

クローゼットの中の修道女(1975)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックスシリーズの「アルペン・スパイ」(1973)と「サファリ・スパイ」(1976)の間、かつ「伯爵夫人は超能力」(1975)と同時期に書かれた、ドロシー・ギルマンのノン・シリーズ作品。 見ず知らずの人から修道院へ送ら…

メリッサの旅(1967)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックスシリーズ第1作(1966)の翌年に発表された作品。この頃は未だミセス・ポリファックスが長期シリーズ化するとは、作者も思っていなかったに違いなく、第2作が発表されるのは1970年である。 なので、想像だが、ギル…

おばちゃまはシリア・スパイ(2000)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第14作にして、今のところ最終作。この後2002年に「伯爵夫人は万華鏡」を出した後は作品が無いので、存命中ではあるが事実上の引退かもしれない。 相変わらす現地の様子や人間模様が興味深い。もしか…

おばちゃまはヨルダン・スパイ(1997)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第13作 この作品ではシリーズ常道に戻る。すなわち(ファレルの依頼だが)簡単なはずの仕事を引き受けたおばちゃまが、思いがけない成り行きに巻き込まれ、CIAが追う別の案件が、実はおばちゃまの…

おばちゃまはアフリカ・スパイ(1996)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第12作 珍しく前作から1年で発表されたこの作品でも今までに無い試みが。前作と登場人物がつながるのである。すなわち、前作でカーステアーズとおばちゃまのおかげで、めでたくアフリカの小国のあと…

おばちゃまはサーカス・スパイ(1995)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第11作 前作あたりからパターン破りの雰囲気がしてきたが、この作品も、初めてCIAの依頼でなく、おばちゃまが事件に巻き込まれる。シリーズが始まってほぼ30年、長生きのシリーズにふさわしく、…

おばちゃまはシチリア・スパイ(1993)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第10作 またも懐かしやジョン・ファレルの再登場、しかも「〜サファリ〜」で捕まえたはずの謎の殺し屋アリストテレスまで引き連れて(連れてないって) さらに若き女性情報員ケイトとユニークな彼女の…

おばちゃまはアラブ・スパイ(1990)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第9作 今までの舞台になった国際紛争は、ある程度は知っていたが、この本の舞台であるモロッコの「西サハラ問題」「ポリサリオ戦線」については知らなかった。勉強になる。(興味のある方は検索してく…

おばちゃまはハネムーン(1988)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第8作 前作で心身ともに疲労したおばちゃま(拷問まで受けた)の気分転換のためのタイ旅行(なので、厳密にはハネムーンではない、原題にも無い)なのに、またもCIAは、そのついでと言わんばかりに…

おばちゃまは香港スパイ(1985)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第7作 シリーズ物の楽しみの一つに、過去の作品の登場人物の再登場がある。「〜サファリ・スパイ」のジョン・ファレルの再登場のように、今回も「〜アルペン・スパイ」に宝石泥棒として登場し、その腕…

おばちゃまはシルクロード(1983)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第6作 サスペンスとしての楽しみ方以外に、さりげなく書かれているニューエイジ的な記述を探してしまう(笑) 今回も、前世の話がちらっとでるし、霊能力者の兆しがある人物も登場する。ストーリーに直…

おばちゃまは東欧スパイ(1971)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第3作(翻訳上は第5作) 昨日、「ギルマンのノンシリーズを、執筆順に読もうか、「おばちゃまシリーズ」に戻ろうか、思案中」と書いた。様子見でこの第3作の第1章を読んだら、止まらなくなってしま…

おばちゃまはサファリ・スパイ(1976)

ドロシー・ギルマン ミセス・ポリファックス・シリーズ第5作 彼女を「おばちゃま」と呼び、日本のシリーズ名を決定付けたジョン・ファレルの再登場がうれしい。情報によるとさらに後の作品でも出てくるらしいので楽しみ。 また「おばちゃまはハネムーン」と…

おばちゃまはアルペン・スパイ(1973)

ドロシー・ギルマン 翻訳上は第3作は「〜サファリ・スパイ」だが、執筆上の第3作は「〜東欧スパイ」。これが古本屋で入手できず、ア○ゾン・ユーズド到着待ち。ということで、第4作目。 今までは、舞台が広範囲におよんでいたが、この作品は狭い地域に限定…

おばちゃまはイスタンブール(1970)

ドロシー・ギルマン 第2作は相変わらず波乱万丈だが、ロマンスもあって好ましい。ただしおばちゃまのロマンスではないが。また(「伯爵夫人は超能力」という作品があるとはいえ)ジプシーのある意味超能力者が当たり前のようにでてくるし、「カルマ」という…

おばちゃまは飛び入りスパイ(1966)

ドロシー・ギルマン リヴィング イン モリオカ(旧 はちのへ生活)の ロッティ♪様が最近再読中との事で、興味を持って古本屋にて購入。 冒頭、このヒロインの紹介として、レース編みを売りつけにきた女性の哀れな身の上話の作り話に夢中になり、買ってあげる…