ドロシー・ギルマン
ミセス・ポリファックス・シリーズ第10作
またも懐かしやジョン・ファレルの再登場、しかも「〜サファリ〜」で捕まえたはずの謎の殺し屋アリストテレスまで引き連れて(連れてないって)
さらに若き女性情報員ケイトとユニークな彼女の叔母も登場。定石どおりファレルとケイトは衝突し、挙句の果てはやはり定石どおりに・・・・(劇爆)
おばちゃまシリーズは、半数が広い範囲にわたる逃避行的作品なのだが、実はあまりそっちは好みではない。こちらは狭いシチリア島なので、逃避行の余地は無い(笑)でも話は二転三転で、今回スピリチュアルはないものの面白さはかなりのもの。