SF
マイクル・ムアコックの「野獣の都」は、たぶん出版当初に本屋で見かけて、松本零士のカバー絵とイラストに魅かれて買った記憶がある。当時中学生の身にしてみれば、かなり刺激的であった。何年か前に、懐かしくなって通販サイトで購入したら、サイトでは松…
以前、新訂版コナン全集の最終巻がなかなか出ないな、という記事を書いたのだが https://hakuasin.hatenablog.com/entry/20120109/1326067669 その後、最終巻が発売されたのを気づかずに、気づいた時には既に高値が付いた状態だった(汗)最近、久々に調べた…
知らなかった・・・・いや、昔から日本で読まれていたスタニスワフ・レムの「ソラリス」(邦題「ソラリスの陽のもとに」)が、ポーランド語からロシア語に翻訳されたものからの邦訳である事は知っていたが。なんと、そのオリジナルのポーランド語からの邦訳…
スペインで「ハロウィンの日に生首を持ち歩いて子供に見せた」というニュースがあり、そのコメント欄に「ブラッドベリの「十月のゲーム」だ!」というのがあり「え?ブラッドベリの「十月のゲーム」?」と思った。ブラッドベリは創元とハヤカワで(収録作品…
最近、古本屋とかシンクロニシティの話ばかりで恐縮であるが、今回もそんな話。古本屋で五島勉の「H.G.ウェルズの予言された未来の記録」という本を見つけて、五島勉の著作はけっこう把握していたはずなのにまったく知らない本だったので買ってしまった。帰…
古本屋に行って、あまり行かないコーナーへいったら、古いSFマガジンがごっそりあった。昔から置いてあったんだろうか、さっぱり覚えがない。それでも、おお!凄いなあと思いながら眺めていて、思い出したのがクリフォード・D・シマックである。以前どこ…
フレドリック・ブラウンについては何回か書いてきているが、少年時代(1970年代前半)は、レイ・ブラッドベリや筒井康隆(アフリカの爆弾、にぎやかな未来等の時代)と並んで本当に大好きなSF作家であった。何年か前に、懐かしくなって当時持っていた文庫…
昨日、「DUNE/デューン 砂の惑星」(2020)の予告編でモヒアム教母がポウルの首筋にあてるのが長い針なのが違和感と書いたが http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/09/11/074138 ちゃんと調べてみたら、日本語版の用語解説では ゴム・ジャバール:メタ…
あくまで個人的な意見であるが、微妙なところ。貴族的高貴さをもったイケメンのポウルはまあいいとして、他の配役がイメージがしっくりこない。「未来惑星ザルドス」「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングのモヒアム教母は楽しみだったが、予告編では黒い…
サミュエル・R・ディレイニーの中短編集「プリズマティカ」と収録作の「エンパイア・スター」については以前書いた。 http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20090316/p1 http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/08/24/053444 この「プリズマティカ」は…
X-Men の最初の三部作については、もう10年以上前に感想を書いている。その後、「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」と、大好きなジェームズ・マカヴォイの出演した「ファースト・ジェネレーション」はテレビで見た。ウルヴァリンの秘密とX-Men誕生までを描き終わっ…
以前、「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」のジェナ姫、オリヴィア・ダボが「スタートレック」に出ている、という話を書いたのだが http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/07/13/060115 そのエピソードが「True Q」で「Q」という高次元生命体…
見たいドラマや映画のレンタルDVDをせっせと焼く作業に辟易した奥さんがとうとう某VODと契約、棚ボタで以前書いた「宇宙大作戦」の「タイムマシンの危機」 http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/02/20/044355 http://hakuasin.hatenablog.com/en…
偶然知ったのだが「人類補完機構」シリーズとアニメ「けものフレンズ」の関連について、けっこう書かれていることを知ったが、言われてみればなるほど!目から鱗であった。以前こんなことを書いたが http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/06/27/045956…
先日、アシモフのついでに名前が挙がったシマックであるが、連作短編集「都市」の各短編の雑誌発表時期が気になった。「中継ステーション」はウィキペディアがあるが「都市」は無いので海外ウィキペディアで調べた。連作短編集としての出版は1952年で、その…
「漫画なんて幼稚だ、とバカにしていたアメリカ人の友人が涙を流すほど日本の漫画にはまった」みたいな内容の話題があり、その漫画が「火の鳥:鳳凰編」と言うことで、調べてみた。子供のころから知っているものというのは、なかなか改めて調べる気にはなら…
先日「アシモフのSF短編集をすべて読み返したくなった」と書いたのだが、アシモフの翻訳された短編集は以下のとおり。(ウィキペディアより) 1950年 - I, Robot (『われはロボット』)1955年 - The Martian Way and Other Stories (『火星人の方法』)1…
古本屋で「空飛ぶ円盤」というド直球なタイトルと、インディアン(?)の少女が振り返っている絵が気になって買ってしまった。2巻もあったので同時に購入。寡聞ながらラリー・マドックは初耳の作家。日本ではほとんど情報が無い。海外ウィキペディアでアメリ…
最近、書籍がテーマのタイトルにやらたと(未読)がつくのにはわけがある。Apple TV のオリジナルSFシリーズとして「ファウンデーション・シリーズ」が実写化される、というニュースを受けて「ファウンデーション・シリーズ」と「ベイリ&オリヴォー・シリー…
古本屋で新潮文庫 宇宙SFコレクション スターシップという本を発見して、気になって購入した。調べたら2巻目で、せっかくなので第1巻のスペースマンも通販で購入した。伊藤典夫、浅倉久志という、SFファンであるなら彼らの翻訳したものを読んだことが無…
コブラについては何回か書いているが、「スペース・コブラ」の第1回とオープニングを見たいためだけに、ブルーレイ全集の宣伝を兼ねた、全エピソードから4話をセレクトしたDVDを随分前に購入していた。で、望み通りオープニングと第1話のみ見て、あと…
アシモフ作「鋼鉄都市」の主人公イライジャ・ベイリを"Elijah Baley""で検索してみたら以下の画像を発見した。 https://i.redd.it/hb7pf2wobbe41.png サイト主が勝手に配役を決めて描いた架空の映画ポスターのようだが、これはかなりイメージに近いのではな…
「ファウンデーション・シリーズ」の再読の後、いわゆる「ベイリ&オリヴォー・シリーズ」の再読を始めて、また「鋼鉄都市」についても調べ直してみた。10年前に 1964年にドラマ化されたが映像が残っていなく、ようつべにもないと書いたが http://hakuasin.h…
Apple TV のオリジナルSFシリーズとして「ファウンデーション・シリーズ」が実写化される、というニュースを受けて、久々に読み返してみた。一時期、最初の3部作が古色蒼然と思えた時期があったが、いま読み返すとそれを通り越して、やはり抜群に面白いと思…
マックス・フォン・シドーが「コナン・ザ・グレート」に出ている話を書いたが、その記事を書く前に確認のため「コナン・ザ・グレート」(1982)をざっと見ていた(今度また落ち着いてみる)そうすると、何気に美人の女優さんが出ていることに改めて気づく。…
マグダラのマリアについては何回か書いてきているが、たまたま久々に検索してみたら、2018年に「マグダラのマリア」という映画があった事を知った。昔ながらのマグダラのマリアではなく、いわゆるグノーシス系の解釈を加味した内容(かなと勝手に思った)い…
最近、アシモフの「ファウンデーション・シリーズ」がドラマ化されるとか、シマックの「中継ステーション」がドラマ化の予定であるとかいう話を、SF好きの知り合いと話していて、お互いに、他にどんな作品を実写化してほしいのか等という話になり、その時…
というわけで http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2020/05/25/060418 「人造人間クエスター」を見る。見ていたら思い出すかと思ったが、上記で書いたとおり洞窟の中にいっぱいアンドロイドが眠っているシーンしか覚えていなかった。それでももう一度見た…
家弓家正という声優については、今までもちらちら書いてきている。その際に書いていたと思っていたが、書いていなかった事があったので、改めて書く。家弓家正は「未来少年コナン」のレプカとか「風の谷のナウシカ」のクワトロとか、ルパン三世第1シリーズ…
最近、リモート出演によるテレビ番組が増えているが、それでまたまたアシモフを思い出した。アイザック・アシモフは「ロボット・シリーズ」と「ファウンデーション・シリーズ」という大きな作品群を持っている(最終的に二つが融合する)のだが、「ロボット…