2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

フィンランディア

シベリウス 交響詩「フィンランディア」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団シベリウスBOXで2曲目に聴くのはこの曲。以前も書いたが、この曲は冒頭部がどうもこけおどしにしか聴こえないので、たぶん聴かず嫌いになっていたかもしれないので、ヴァンスカ指揮で…

ザ・今夜はヒストリー

ザ・今夜はヒストリーこの番組が始まった当初歴史好きには既にご存知のあまりにも基本的な事しかやっていない歴史嫌いは、始めから見ないだろうということで、いったい誰が見るんだろう、と思っていたが、案の定視聴率が悪くて終わってしまった。しかし、見…

クレルヴォ交響曲

シベリウス クレルヴォ(クッレルヴォ)交響曲ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2000)リリ・パーシキヴィ:Msライモ・ラウッカ:BrシベリウスBOXから最初に聴くのはシベリウス20代の最初の大規模作品、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に題材をとった…

シベリウス大全集

シベリウス大全集(The Essential Sibelius)というわけで(こちら)15枚組のシベリウスBOXを、ユーズド廉価で入手することができた。(タイトルは大全集だが、原題からして選集である)最初は、第4番を持っているバルビローリや、ベルグルンド等評判のいい…

ヨークシャーの騎士

ヨークシャーの騎士ブラックモアズ・ナイト2011年のライブ映像で同内容のCD付きはありがたい。日本発売の無かった前々作"Secret Voyage"(2008)(こちら)と前作「オータム・スカイ」(2010) (こちら)からの曲が中心。前DVDの"Castles & Dreams"(200…

かるいお姫さま

かるいお姫さまジョージ・マクドナルド生れた時に魔女に呪いをかけられる、という「眠りの森の美女」を踏襲した導入部であるが、体の重みが無くなるだけではなく、頭の中身の重さ、心の中身の重さも無くなってしまうのがミソか。前半のお姫さまのはじけっぷ…

ケルトと縄文

ケルトと縄文ケルトと縄文には何かつながりがあるのではないか、とは以前から書いてきた。例えばhttp://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110305http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110227先日「封印された黒聖書の謎」(プフェッテンバッハ著)を読んでいたら、こ…

ティントナーのシベリウス

シベリウス 交響曲第7番ティントナー指揮 ノヴァ・スコシア交響楽団(1999)ティントナーにはまっていた時に、ベートーヴェンの「英雄」とカップリングだったこの曲は、買った当初聴かなかった。シベリウスは「フィンランディア」を始めとする交響詩をいく…

シューリヒトのワーグナー発掘音源

「タンホイザー」序曲「ワルキューレ」より第1幕第3場「神々の黄昏」より「夜明け-二重唱-ジークフリートのラインへの旅」 「神々の黄昏」より「ジークフリートの葬送行進曲」「神々の黄昏」より「ブリュンヒルデの自己犠牲」シューリヒト指揮 フランス国…

カーディとお姫さまの物語

カーディとお姫さまの物語ジョージ・マクドナルド「お姫さまとゴブリンの物語」(こちら)の続編である。時系列的には前作の1年後であるが、執筆されたのは十数年後ということで、読んだ印象は大分違う。こちらは若干理屈っぽくお説教臭いが、哲学的になか…

クナのエロイカ ウィーン・フィル

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1962)クナのウィーン・フィルによるエロイカは長い事入手困難状態だった。アナログ時代クナのエロイカはミュンヘン・フィル盤だったかウィーン・フィル…

お姫さまとゴブリンの物語

お姫さまとゴブリンの物語ジョージ・マクドナルドというわけで(こちら)読み終わる。ファンタジーとはこういうものだ、と思い知らされた。これでファンタジーに対する見方が変わったな。どういうことか、説明しようと思ったが難しい。詩人W・H・オーデンが…

フルトヴェングラーのエロイカ ベルリン・フィル(1952)

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1952)というわけで(こちら)フルトヴェングラーのエロイカのベルリンフィル盤(1952)を入手した。同じベルリンフィルの1950年盤のとの優劣は難しいが、…

トスカニーニのモーツァルト「ハフナー」交響曲

モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」トスカニーニ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(1929)先日のベト7 (1936)より古いせいか、かなり音はこもっている。しかし、その奥から、実に豊かな響きの堂々たるモーツァルトが聞こえてくる。今回のトス…

天使派リョウ

天使派リョウ(1989)狩撫麻礼 中村真理子以前ちらっと書いたことがあるが(こちら)いつの間にか文庫化されていた(汗)読んでみると、後半は全く初見であった(大汗)ご都合主義もあるけれど、なかなかに読みごたえがある。

家族旅行顛末記

今回の家族旅行の行先は札幌である。 娘が修学旅行で函館に行き、特に目的もなく札幌に行ってみたい、と言っていたので行くことにした。以前にも書いたが、札幌は物心ついたころから10歳まで住んでいたし、専門学校の修学旅行的なものでも訪れている。四十数…

オリンピックにザ・フーがキター!・・・らしい

オリンピックの閉会式、エリック・アイドルを見て安心してしまい、その後は見なかったのだが、ザ・フーが出たらしい。ドラムはリンゴの息子のザックだぞ!惜しいことをした。しかし、最後は放送に入りきらなかったとか。

家族旅行

家族旅行娘も来年は中学生である。 なので来年以降は家族で水入らずの旅行もそうそう出来そうにない、という奥さんの発案で、娘が行きたいところを聞いて旅行に行くことにした。詳細は帰ってから書くが、三泊二日(夜発って朝帰宅)の行程である。なので、1…

オリンピックにモンティ・パイソン キター!

朝居間におりてくると、奥さんがオリンピックの閉会式を見ていた。「最後にモンティ・パイソンが出るかしら、と思って」と言う。私も「エリック・アイドルが"Always Look On The Bright Side Of Life"を歌ったりしてね(笑)」 等と言っていたら・・・・キタ…

ジョージ・マクドナルド

ジョージ・マクドナルドだいぶ前に古本屋で岩波少年文庫の1冊を購入した。理由は表紙絵が竹宮恵子だったからだ(笑)しかし、いつも通り買ったままつん読状態だった。それがジョージ・マクドナルドの「お姫さまとゴブリンの物語」であった。最近、ちょっと…

トスカニーニのワーグナー NYP

ワーグナー(トスカニーニ編)「神々のたそがれ」夜明けとジークフリートのラインへの旅ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲ワーグナー 歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲ワーグナー ジークフリート牧歌トスカニーニ指揮 ニューヨーク・フ…

オリンピック 女子レスリング 青森の全てが雪が降るわけではない

オリンピックの女子レスリングのおかげで、当地の話題をテレビやネットでよくみかけるようになった。しかし青森は雪深いので「我慢強い、精神的に鍛えられている」「足腰が鍛えられている」等と言う意見を見聞きすると、がっくりしてしまう。未だに世間的に…

トスカニーニのベト7 NYP

ベートーヴェン 交響曲第7番トスカニーニ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団 (1936) というわけで、まずはベト7、針音はあるものの、ミラノ・スカラ座との録音より格段に音に深みがある。テンポは予想より遅いし、この曲が実はこんなにもチャーミ…

トスカニーニBOXのニューヨーク・フィル

トスカニーニBOXのニューヨーク・フィル先日のミラノ・スカラ座とのアコースティック録音の次に古いのが、一連のニューヨーク・フィルとの演奏である。磁気テープの発明が1938年だから、こちらもアコースティック録音か?当時トスカニーニはメンゲルベル…

シューリヒトのブル7

ブルックナー 交響曲第7番シューリヒト指揮 フランス国立放送管弦楽団(1963)先日のエロイカと同じくフランス国立放送管弦楽団なので、放送用音源がごっそりと音源化されたということだろう。シューリヒトのブル7は苦労して全種類揃えたはずだったが、今…

トスカニーニBOXの最古のアコースティック・レコーディング

トスカニーニBOXの最古のアコースティック・レコーディングトスカニーニBOXの最も古い録音を聴いてみた。アコースティック・レコーディングとは、つまりはマイク発明前にラッパ管と言われるもので音を拾って音による振動を直接媒体に刻んでいた、レコ…

シューリヒトの「マンフレッド序曲」

シューマン 「マンフレッド」序曲シューリヒト指揮 フランス国立放送管弦楽団(1963)先日のシューリヒトのエロイカ(こちら)は、その日のコンサートの全曲が収録されており、その1曲目がシューマンの「マンフレッド序曲」であった。 シューリヒトの「マン…

「オータム・スカイ」ブラックモアズ・ナイト

オータム・スカイ(2010) ブラックモアズ・ナイト大分前に情報を書いていたのだが(こちら)その後すっかり忘れてしまっていた(汗)ブラックモアズ・ナイトの現時点での最新作を、やっと思い出して入手した。というのは、もうすぐDVDが出るらしいので、そ…

トスカニーニのエロイカ

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1949)以前にも書いたが、トスカニーニのベートーヴェンの交響曲は、それぞれ一番後に録音されたものしか持っていなかった。当時は他が廃盤状態だったからだ。なので、それ以外の録音が今…

朝比奈隆のブル7発掘

ブルックナー 交響曲第7番朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団(1975)最近書いているシューリヒトの発掘音源は、あるレーベルから発掘音源の一斉発売なのだが、なんと朝比奈隆さんと大フィルがヨーロッパ・ツアーを行った際、かの聖フローリアンで…