2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ライナーのマーラー第4

マーラー 交響曲第4番ライナー指揮 シカゴ交響楽団(1958)リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)クレンペラーでマーラーの第4を聴いたので、せっかくだからリヴィング・ステレオBOX収録のライナー盤も聴いてみる。以前にも書いたと思うが、子供の頃初めて…

五所川原ツアー クレンペラーのマーラー第4

マーラー 交響曲第4番クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1961)エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)本日より、奥さんの実家の五所川原ツアーであるが、それはさておき。 この曲は、全体に優美でチャーミングなのだが、以前ユリアーネ・…

クレンペラーのマーラー交響曲集

クレンペラーのマーラー交響曲集全集は無いけれど、クレンペラーのオフォシャル録音をまとめた廉価ボックスがあった。第2、第4、第7、第9と「大地の歌」+歌曲で、「大地の歌」がかぶるが、めちゃくちゃお得。これで第1、第5、第6を、別の指揮者で買…

シューリヒトのマーラー第3

マーラー 交響曲第3番シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1960)ルート・ジーヴェルト(Ms)本日徹夜明けのため、これから寝ます。それはさておき。この曲は、聴きやすいのだけれど(長すぎるが)最終楽章以外はどうも通俗的で深みが無い印象…

シューリヒトのマーラー「復活」

マーラー 交響曲第2番「復活」シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1958)ハンニ・マック=コザック(S)ヘルタ・テッパー(A)昨日はもう1種マーラーの交響曲全集を買う、等と書いたが、ワルター、バーンスタイン、テンシュテット等々、はなか…

マーラー再挑戦の予定

マーラー再挑戦の予定長らくマーラー嫌いで、だいぶ前に複数指揮者による交響曲全集を聴いた後も、それほど熱心に聴いたわけはなかったが、シベリウスとかニールセンとかを聴いている今なら、また違った気分で聴けるかも、と思っていずれ再挑戦するつもり。…

ヴァンスカのニールセン交響曲全集

ニールセン 交響曲全集ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団ヴァンスカのニールセン交響曲全集をざっと聴いてみた。予想より聴きやすく、また面白い。交響曲1曲に1楽章はフガート的展開があるのが、対位法好きの私にはうれしい。また、かの第4番「不滅」の後…

リッチ―・ブラックモアとアルヴェーン

リッチ―・ブラックモアとアルヴェーン昨日のアルヴェーンの「スウェーデン狂詩曲」であるが、なんか頭の隅に引っかかっている感じだったが、もしかしてディープ・パープルの「ライブ・イン・ジャパン」のレイジーのギター・ソロのあとの遊びの部分か?と思い…

某国営放送の料理番組の音楽がスウェーデンの曲だったとは

フィンランドのシベリウス、ノルウェーのグリーグ、デンマークのニールセンと来て、さてスウェーデンは誰がいるのだろう、と思って調べたら、案の定よく知らない人ばかり。しかし、あるサイトのおかげで知ったのだが、日本人なら誰でも1度は聴いた事がある…

ネーメ・ヤルヴィのシベ7

シベリウス 交響曲第7番ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(2003)弱冠感情を込めすぎか?この曲の持つ抒情性は、逆に淡々とした演奏でないと、損なわれる気がする。

ネーメ・ヤルヴィのシベ5、シベ6

シベリウス 交響曲第5番 第6番ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(2002 2005)大変素直な演奏で名演であろう。今さらながらに気付いたが、第1バイオリン第2バイオリンの両端配置ではないか?どうりで妙に立体的で新鮮な響きがすると思った。第7…

ネーメ・ヤルヴィのシベ3、シベ4

シベリウス 交響曲第3番 第4番ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(2003)徹夜明けで、これから寝ます。それはさておき。ネーメ・ヤルヴィのシベ1、シベ2について「面白く聞かせるための作為的な演奏」と書いたが、3番は作為が無くても面白いとい…

リヴィング・ステレオのシベリウスのヴァイオリン協奏曲

シベリウス ヴァイオリン協奏曲ヘンドル指揮 シカゴ交響楽団(1959)ヤッシャ・ハイフェッツ:ヴァイオリンリヴィング・ステレオがやっと届いた。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2012/12/09まずはシベコンを聴いてみる。聴く前に演奏時間をチェック…

THE MANZAI 2012

THE MANZAI 2012徹夜明けで、これから寝ます。それはさておき。録画して見たので、新鮮味のない発言で申し訳ないが。以前にも書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20081230やはり、M-1やTHE MANZAI は、新鮮味が無いと駄目だ。今回、笑い飯、千鳥以外は…

娘の演奏のファンであることを自覚

娘の演奏のファンであることを自覚昨日は、娘の所属する吹奏楽のアンサンブル・コンテストの地区大会であった(その前の日は、市内の「地域観光交流施設」で同じ曲を演奏、仕事の関係でそちらは奥さんの撮った映像で見た)ピアノの腕は、インヴェンション止…

ヴァンスカのニールセン交響曲全集よりとりあえず

ニールセン 序曲「ヘリオス」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2006)というわけでhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2012/12/14まずはヴァンスカによる交響曲全集を買う。あるサイトで、とりあえず「ヘリオス」を聴けば、ニールセンのやりたいことが…

ネーメ・ヤルヴィのシベ1、シベ2

シベリウス 交響曲第1番 第2番ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(2002)ためや、曲想によってテンポを変えてゆくという、いわば面白く聞かせるための演奏で、ブルックナーでいうところのヨッフムにあたるが、こういう作為的なシベリウスは好みでは…

ニールセン

ニールセンシベリウスを聴いてゆくと、同年生まれのデンマークの作曲家、ニールセンも今までまったく聴いてこなかったことに気付いた。シベリウスで知ることになったヴァンンスカ、ベルグルンド等の交響曲全集が出ているので、ここらへんから手を付けてゆく…

シベリウスのヴァイオリン協奏曲 初版

シベリウス ヴァイオリン協奏曲(1903/04年原典版)ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団レオニダス・カヴァコス:ヴァイオリンシベリウスのヴァイオリン協奏曲には、現行版の前に封印された初版があるという話は以前書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/ent…

ネーメ・ヤルヴィのシベリウス 交響曲全集 管弦楽曲集

シベリウス 交響曲全集 管弦楽曲集ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団しかし、ここまでシベリウスにはまるとは思っていなかった。また別種の全集が欲しくなって、ネーメ・ヤルヴィ(パーヴォの父)の交響曲全集 管弦楽曲集を注文することにしてしまっ…

ブルックナー 交響曲へ短調について

ブルックナー 交響曲へ短調についてブルックナー・ファンは、だいたいが3,4,5,7,8,9番をまずは好んで聴いて、だんだんに6番や2番、1番、0番、そしてこのヘ短調交響曲(00番、もしくはダブルゼロともいう)も聴いてゆくと(勝手に)思うのだ…

佐村河内守 交響曲第1番

佐村河内守 交響曲第1番大友直人指揮 東京交響楽団(2011)CD屋の店頭で見かけて衝動買いしてしまう。1963年生まれということで、ほぼ同年代だが寡聞にして知らなかった。昨今のクラシックとしては異様なヒット作らしい。興味ある方はネットでその凄絶な…

リヴィング・ステレオ・60CDコレクション

リヴィング・ステレオ・60CDコレクション以前、世界文化社の「世界の名曲」シリーズ について書いた事があったがhttp://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20070405この音源が、すべてではないが、ライナー、ミュンシュ等、このリヴィング・ステレオから収録され…

続・ベルグルンドの「わが祖国」

スメタナ 連作交響詩「わが祖国」ベルグルンド指揮 シュターツカペレ・ドレスデン(1978)というわけでhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2012/12/01/080929全曲を聴く。全体的に速めのテンポで、激しさと清澄さが同居していて、民族音楽的な泥臭さはみ…

クレンペラー 発掘音源のブラ3

ブラームス 交響曲第3番クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1959)発掘音源BOXである。もうこの時期には、後年の「遅めテンポで小細工なしに音価いっぱいに弾かせる」スタイルになってきている。それが、シューリヒトとは別の意味で、実に気持…

クレンペラー 発掘音源のブラ1

ブラームス 交響曲第1番クレンペラー指揮 ケルン放送交響楽団(1955)例のクレンペラー発掘音源BOXを久々に見てみたらブラームスの1番と3番があった(汗)当時はブラームスを完璧無視だったから記憶にも残っていなかったのだな(大汗)のちのスタイルであ…

ベルグルンド&ボーンマス交響楽団のシベリウス交響曲全集&管弦楽曲選集

シベリウス 交響曲全集&管弦楽曲選集ベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団さて、ベルグルンドによる3種のシベリウス交響曲全集に、あくまで個人的に順番をつけるなら、ヨーロッパ室内管盤、ボーンマス交響盤、ヘルシンキ・フィル盤となる。一般には、とい…

ベルグルンド ボーンマス交響のシベコン

シベリウス ヴァイオリン協奏曲ベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団(1975)イダ・ヘンデル:ヴァイオリン指揮者主導で、やはり民族音楽的泥臭さをもった演奏で、個人的にはもっと軽やかさが欲しいな、と思いながら聴いていたが、聴きとおしてみると、これ…

ベルグルンド ボーンマス交響のシベ2

シベリウス 交響曲第2番ベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団(1976)以前書いたようにhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2012/11/30/0502160素直にいけば、上記で書いたようなような感想のままで第1まで聴いて、最後に総論を書こうかと思っていたのだ…

ブラックジャック ALIVE 2

ブラックジャック ALIVE 2先日の続編である。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2012/11/04/075437先日のきくち正太同様「エロイカより愛をこめて」にブラックジャックが顔を出した、という態(てい)の青池保子が面白かった。じつは「エロイカより愛を…