2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

永遠への回帰(1972)

チック・コリア フローラ・プリムつながりで、ここまできてしまった。あんなにフュージョン嫌いなわたしだったのに。しかし、これがフュージョンなら、少なくともこれは私が嫌っているフュージョンではない。ジャズのリズムじゃない静謐ジャズ?うーんラスト…

アマレスのご当地話

アマレスの話であるが、伊調姉妹と今回の坂本姉妹とも、実はご当地のレスリングクラブ出身らしい。我が家の近所の公園の奥に、相撲やレスリングの練習場があるが、そこで練習していたらしい。なんかすごいな。

ロータスの伝説(1973)

サンタナ 怒涛のライブというのは、こういうアルバムのことを言うのだろう。旧サンタナ曲も、「キャラヴァンサライ」以降の曲も、このスペイシーともいえる音空間に溶かしこまれている。その迫力は「ホークウィンド」的ともいえる。ただし、「ホークウィンド…

娘の運動会

23日は娘の運動会。親は綱引きがあった。出たくは無かったが、どうしても出ろということで出たのだが、普通は幼稚園の親といえば、20〜30代である。みんな初めからジャージで大はりきりである。でも始まってみると私も力が入って、翌日から案の定筋肉…

不死蝶(1974)

サンタナ ロータスはアナログ3枚組だったので、あとまわしにして、こちらを先に聴く。「WELCOME」路線であるが、さらにキャッチャーでフュージョンっぽくなって完成度も増した感じ。売れなかったらしいが、ターゲットを間違えたか?こういうの好きな人いっ…

あずみ2

平成ガメラの金子修介監督なので、かなり期待していたが、がっかりだった。監督はいい。俳優陣ももうしぶんない。では何が悪いかというと脚本である。あまりに粗く甘く矛盾だらけで、すべてがとってつけたような印象になってしまい。アクションシーンも、誰…

黒い絨毯(1954)

チャールトン・ヘストン エレノア・パーカー 以前書いたこの映画が、やっとDVDになった。良くも悪くも往年のハリウッド映画であるが、子どもの頃テレビでよく見たのは、どうしてもその往年のハリウッド映画なので、未だにしっくりきたりする。子どもの頃…

狂骨の夢

京極夏彦 さて、こちらは、歴史ミステリーの要素もあり、前作より冷静に読めた。が、良くぞここまでいろいろな要素を詰め込んで、さらに整理整頓して、エンタテーメントとして成り立たすことが出来るのか。そこがまた驚異である。さすがに続けて3作でかなり…

サンタナ(1969)天の守護神(1970)サンタナⅢ(1971)

サンタナ 恥ずかしい話だが、長年私にとってのサンタナは「ウッドストック」「ブラック・マジック・ウーマン」「哀愁のヨーロッパ」であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。そして、これ以外のサンタナを知ろうとも思わなかった(Oye Como Va という多分…

明日は娘の運動会。

ブラームス 交響曲第1番

千秋真一指揮R☆Sオーケストラ さて、以前にも書いていた、例の「のだめ」バーチャルレコーディングであるが、けれんみの無い、大変真摯で、繊細な演奏で好感をもった。これなら「千秋真一指揮R☆Sオーケストラ」でも、まあ納得といった感じ。ただし、ブラ…

WELCOME(1973)

サンタナ さて、待望の WELCOME である。ファラオの「カルマ」で有名な、レオン・トーマスがいる。フローラ・プリムも、マクラフリンもいる。が、ちょっと肩透かしを食った感じ。もっと、ジャージーなのを期待していたが、ジャージーではあるが、かなり聞き…

魍魎の匣

京極夏彦 やっとシリーズ2作目読了。なんともこれはすさまじいとしかいいようがない。何か書くとネタバレになるし、語るには私の感性が追いつかない。ただただ圧倒される。何でこんな話が書けるのか。

啓示(1974)

カルロス・サンタナ アリス・コルトレーン welcome は、入手できず通販にした。先にこれを聞く。前半は、ストリングスとアリスのハープにカルロスのギターが乗る、クラシックともジャズともロックともいえない不思議な音楽。ちょっと気負いすぎの感もあるが…

なぜかぽっかりと仕事があき、いい機会だと再検診のため休みをとった。病院から帰ってから、久々に中心街へ奥さんといっしょにおでかけ。ふたりっきりの外出も久しぶりなので、デート気分を味わう。

魂の兄弟たち(1973)

サンタナ マクラフリン(帯ではマクラグリン) そもそも、なぜ近年ジャズ(スピリチュアル・ジャズ)を聞くようになったかといえば、以前にも書いたが、若い頃ジャス喫茶でバイトしていて、その頃聞いたレコードの中で、ジョン・コルトレーンの「ヴィレッジ…

至上の愛(1964)

ジョン・コルトレーン というわけで、久々に聴いてみる。改めて、この時期に彼の表現したい内容が、ジャズという枠というか箱に収まりきれず、箱が壊れるぎりぎりの状態にあるここが分かる。というか、もうひびがはいって、漏れている感じ。だからこそ、この…

ジャズロックモード

しばらくブルックナーモードが続くと思っていたので、7,8,9番を大事に取っておいていたが、サンタナのせいで、ジャズロックモードになりそうだ。ウェザーをもっと聞き込みたいし、サンタナ+アリス・コルトレーンや「ロータスの伝説」も聴いてみたい。…

サンタナとマクラフリン、アリス・コルトレーン

サンタナはキャラバンサライ以後「哀愁のヨーロッパ」でポップス路線になるまで、マクラフリンや、コルトレーン未亡人のアリスとの共作があるとは、不勉強ながら知らなかった。ウェザーの時に見ているはずなのに、ウェザーラストアルバムに参加しているのも…

キャラバンサライ(1972)

サンタナ 評判や、成立事情からある程度予測はしていたものの1曲めはびっくり。これはファラオ・サンダーズ、ロニー・リストン・スミスそのまんまではないか!いや、ロニーのソロは1973年だから先取りか!?うーんほんとにこの70年代前半の、ジャズとロッ…

母の好奇心

月に一度、母の頼みで、父の墓掃除に一緒にいっているのだが、こんなことを言う。「サンタナのCDが欲しい」と。最初はぼう然とした。なるほど、母の音楽好きが私を形成したのは事実だが、クラシックやせいぜいポピュラー音楽を聴くぐらいで、ロックなどと…

姑獲鳥の夏

さて、「姑獲鳥の夏」の感想が、なんとか間に合った。最初は読み始めているうち、この作品が、講談社持ち込みであることから、持ち込むほうも持ち込むほうだが、この長尺作品をよく読んで、売れると評価したものだと、講談社がすごいなあ、と思いかけたので…

姑獲鳥の夏

京極夏彦 数年前に、サイコロのような文庫本を4冊ほど買って、そのままになっていた。やっと読み始めたら、事件が始まる前でまだ途中だが(事件が始まる前までが長い)えらい面白いではないか。こういう思考体系は好物である。そうしたら、映画も気になる。…

ウェディング・アルバム

トリビアでジョンとヨーコがおたがいの名を22分間呼び合っている曲として取り上げられていた。ビートルズのファンとして、存在や内容は知っていたが、当時は金もなく、音楽とは無関係だと思い、聴いたことはなかった。今回一部を聴くことができたが、これ…

銀河ヒッチハイク・ガイド

ダグラス・アダムス 映画化で話題になっている。知らなかったが、カルト的な人気のあるおバカSFらしい。作者は「モンティ・パイソン」関連だとか・・・読みたくなるではないかっ。

押し入れの中は異次元空間

娘が押入れで寝たいという。たまにはいいかと許可する。顔色が輝く。私にも記憶にあるが、子どもにとっては押し入れの中とは、わくわくドキドキの異次元空間なのだ。何にでも新鮮な驚きや喜びを感じる感性は、大人になっても失いたくないものだ。

「太陽と戦慄パートⅡ」で寝る娘

ベースの練習をしようとすると、娘がついてくる。「相手できないよ」というと「見てる」という。「レッド」を弾く。終わると「もう終わり?」と聞いてくる。「まだまだ」と答える。「太陽と戦慄パートⅡ」(USAライブバージョン)を弾く。気がつくと寝てい…

「バングラデシュコンサート」DVD発売中止

アマゾンより「バングラデシュコンサート」DVD発売中止のメールが来る。なんだかなあ

真説 ルパン対ホームズ

芦辺拓 これも、以前に書いていたが、当時単行本しかなく入手しなかった。今回創元推理文庫より発売。ということは「明智小五郎対金田一耕介」もいずれ文庫化されることだろう。さて、表題作を始めとして古今東西の名探偵が、ぞろぞろ出てくるが、その特徴を…

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

ピアノ グレン・グールド ストコフスキー指揮 アメリカ交響楽団 こちらもアナログ時代愛聴していたのを久々に購入。この人のピアノは特徴がありすぎて、一般には勧められないが、この曲は普通に聴いても問題ない感じ。もちろん、かれの特徴は満載であるが。…