2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(1980.7.14)

ゲオルク・ショルティ指揮 パリ・オペラ座 以前LDでオペラを集め始めた時、例のベーム日本公演が手に入らないので、次善策として購入したもの。なぜ次善策かと言うと、ほぼ同時期(ベームは1980.9.30)で伯爵夫人とスザンナがヤノヴィッツとポップで共通す…

不自然な死(1927)

ドロシー・L・セイヤーズ なんとも不思議な推理小説、犯人はわかっているのに殺人である証拠が無いし動機も無い。こんな推理小説は読んだことが無かった。解説にP・D・ジェイムズの「探偵小説が犯罪小説に変化する手助けをした」という言葉が引用されてい…

一ヶ月半前ぐらいから、数年ぶりに朝のウォーキングを始めている。(その分ご飯がおいしいのだが)歩く時腹筋を上げるのが癖になって、ベルトの穴も減った。今朝体重を計ったら78キロを若干切っているではないかっ!

曲がわからなくて悩んで(?)おられる方がいる。お分かりの方はご一報を。左下のアンテナ「Feel Pink, Find Seven」さんです。

モーツァルト:オペラ・アリア集

ルチア・ポップ 昨日の「フィガロ」でスザンナを演じる、わが最愛のリリコの一人ルチア・ポップのCDが廉価ででていた。(もう最近は廉価でなければ手を出さない)フィガロの発売とは無関係に、ジュリーニ盤といっしょに買っていたもので、ほんとうにシンク…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」K.492 カール・ベーム指揮 ウィーン国立歌劇場日本公演 1980年(近日発売予約可)

ア○ゾンで発見して力がぬけた。血の気が引いた。いままで何回か書いてきたが(こちらとこちら)もう出ないのかと思っていた。よかった、生きている間にもう一度これを見れて!仕事中なのに涙が出てくる!(自爆) 実は最近、ショルティ指揮の映像(LD)を…

雲なす証言(1926)

ドロシー・L・セイヤーズ ピーター卿シリーズの第2作である。前回このシリーズはキャラが立っている例として、彼の母親について述べたが、今回は執事(従僕)のバンターである。2週間は滞在するはずのホテルでピーター卿が朝風呂からあがると、バンターが…

昨日は全国的に猛暑だったとのことだが、当地では9℃(自爆)

A Live Record(1978)CAMEL Breathless(1978)CAMEL

ヒメジャノメチョウの幼虫

奥さんが「とりぱん」第3巻を読んで、興味があるが実物を見る勇気が無い!といっていたレッサーパンダ顔(爆)のヒメジャノメチョウの幼虫。驚きの正体はこちら。 ttp://pub.ne.jp/oobasi/?entry_id=122780

少年探偵団(全3巻)(1997)

山田貴敏(江戸川乱歩) 「Dr.コトー診療所」で有名な山田貴敏による「少年探偵団」の漫画化をユーズドで購入。漫画化された作品は以下の通り 第1巻 怪人二十面相(1936) 大金塊(1939) 第2巻 大暗室(大人向け(1936)からのリライト:武田武彦?氷川瓏…

私が愛したウルトラセブン(1993 NHK)

先日ちらっと書いた(こちら)ドラマを久々に見る。 金城哲夫、上原正三の沖縄県人アイデンティティ問題を盛り込むのは良しとしても(沖縄返還はウルトラセブンの5年後:下記参照)ベトナム戦争の脱走兵をかくまうくだりは世相を鑑みたにしても勇み足ではな…

カーペンターズのダブル・パック

カーペンターズのオリジナルアルバムがダブル・パックと銘打って2枚セットで2,500円で発売されている。これはいいチャンスだが、既に持っている「ホライズン」は「ナウ・アンド・ゼン」とのカップリングだ。どうするかな・・・あとはカレンのソロを足してと…

惑星○戦争(1977)

この時期はたぶん全くマスメディアを無視していきがっていた時期なのだろう。「スターウォーズ」のぱくりとして「宇宙からの○ッセージ」が存在した事は小耳に挟んでいたが、この映画については今の今まで全く知らなかった。たまたまレンタルビデオ屋で暇つぶ…

モーツァルト ピアノ協奏曲第21番ハ長調

内田光子 テイト指揮 イギリス室内管弦楽団 内田光子のモーツァルトのピアノ協奏曲も廉価だったので、20番から27番までを購入して聴きはじめる。ただし、20番は先日聞いたので21番から。 しかし、このモーツァルト、内田光子、テイト、イギリス室内…

Camel

メル・コリンズ、リチャード・シンクレア在籍時のスノーグース!(オフィシャルでは存在しない)メルとラティマーのフルートデュオ!メルがバリトンサックスを!サックス入りも悪くない。 ttp://www.youtube.com/watch?v=NVJklh5GzGQ こちらは同メンバーの"H…

ドウエル教授の首(1925)

ベリャーエフ 先日の日記のコメント欄で話題になった(こちら)この作品を、現在創元推理文庫をはじめ絶版中なので「黄金仮面」ポプラ社版を図書館で借りたついでに借りてくる。いわゆる早川書房の「世界SF全集」版である。 子供の頃読んだ時は、首だけで…

誰の死体?(1923)

ドロシー・L・セイヤーズ セイヤーズのデビュー作にして、ピーター卿シリーズの第1作。短編集の時に(こちら)「かなり、怪奇、異常、あるいはトリッキーな事件が多く」と書いたが、この事件もまず、とてもありえないような犯罪状況がポンと提示され、これ…

最近音楽の話題が少ないのには理由がある。4月後半に、古典調律だ、邦楽だ、民族音楽だ、と騒いだ後の疲れからか、現在何か新しいものを聴こうという気がおきない。もちろん内田光子のモーツァルトは聴いているのだが、まさにヒーリングとして聴いているの…

少年探偵 黄金仮面

江戸川乱歩/武田武彦 というわけで、図書館からポプラ社少年探偵団シリーズの「黄金仮面」を借りてくる。 以下ネタバレの恐れがあるのでご注意。 通常の「黄金仮面」との違いは以下の通り。 1.導入部の「黄金仮面」の目撃談は少年探偵団員の目撃談になっ…

黄金仮面(1930)

江戸川乱歩 昔からルパンを読むとこれが読みたくなる。なぜかというとルパンでホームズがかっこ悪くされているので、なんとかしてこっちでかたきをうちたくなるのである(笑)かの方のファンは不満らしいが、冗談ではない、ホームズのファンのほうが先に不満…

Mirage (1974)CAMEL The Snow Goose (1975)CAMEL Moonmadness (1976)CAMEL Rain Dances(1977)CAMEL

緑衣の鬼(1937)

江戸川乱歩 先日書いたとおり「赤毛のレドメイン家」を下敷きとした作品。とはいえ、みごとにいわゆる乱歩的通俗推理小説に生まれ変わっている。その分叙情性が薄れているが、それは乱歩の目的では無かったろうから問題は無い。「赤毛のレドメイン家」を既に…

801 LIVE

腐女子と言う言葉はなんとなく知っていたが「やおい」「801」は知らなかった。 801 といえばフィル・マンザネラでしょう!名作ライブのメンバーは以下の通り。801 LIVE(1976) Phil Manzaneara (guitars) Simon Phillips (drums,rhythm box) 後の名ドラマーも…

その時歴史が動いた 日本ミステリー誕生 江戸川乱歩・大衆文化との格闘

乱歩と時代のかかわりと戦後のミステリー復興への貢献を中心にすえた内容で、(突っ込みどころはあるものの)このシリーズにしては、(一般向けとして)まずまずの出来。戦前のさまざまな映像もうれしい。BGMがなぜコルトレーンの「至上の愛」?「黒蜥蜴…

古典ミステリの少年役

黄色い部屋のルールタビーユや奇巌城のボートルレの動画がないものかと調べたがルールタビーユは無く、奇巌城が1件、しかし奇巌城のラストシーンを子供が演じているプライベート(?)映像(爆)でもなんかかわいい ttp://www.youtube.com/watch?v=VQJf_3ea…

赤毛のレドメイン家(1922)

フィルポッツ しばらくはルパンシリーズかと思っていたが、「奇巌城」「告白」まで読んで、妙に満足してしまって、次を読む気力が失せてしまった(汗)なので、これも読もう読もうと思っていて今まで読む機会の無かった江戸川乱歩絶賛の「赤毛のレドメイン家…

世界一やさしいオペラ入門

今時なんとまあ奇特な番組を、と思ったら、何のことは無い、来日するドレスデン国立歌劇場の宣伝番組だった。しかし、これでオペラに親しみを持つ人が増えてくれればよしとしよう。 いきなり、「あなたも一度は耳にした事があるオペラ」で取り上げられた曲が…

読む本の変遷の経緯

そもそも、なぜ今、ミステリーを読んでいるのだろうと思って、記憶をたどってゆくと・・・・コナン新全集の1を買ってみて、ケルト系と知る 解説にラヴクラフトの名が見える ラブクラフト全集を買う 解説にダンセイニの名が見える ダンセイニがケルト系と知…

モーツァルト ピアノソナタ第7番ハ長調

内田光子 実はピアノ曲というのは、クラシックの中ではどちらかといえば苦手なジャンルであった。よって、8番の後1番から順に聞いてきたのだが、ほとんど初めて聴くので、他との聴き比べも出来ていないので、内田さんとモーツァルトに聴き惚れるのみで、文…