伝統芸能

「新作能 紅天女の世界」(2006)氷川 まりこ(監修 美内すずえ)

先日の、美内すずえの漫画以外の本、の流れで、 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/05/02/060016 例えは悪いが「毒を食らわば~」の乗りで買ってしまう。何より「「ガラスの仮面」の舞台裏」の梅若六郎との対談の最後に「「新作能 紅天女の世界」…

美内すずえの本2種

「ガラスの仮面」の舞台裏(2016)美内すずえ 「謎のサルタヒコ」を読んだのをきっかけに https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2022/03/28/120206 美内すずえの漫画以外の本を調べていてみつけた。長い「ガラスの仮面」の歴史上で、例えば舞台化とか、ド…

「鎌倉殿の13人」を見るか?

鎌倉時代の北条氏は昔から好きになれないので(高橋克彦さんの「時宗」は例外)今回の大河ドラマはどうしようと思っていたのだが、俳優陣が豪華なので、次の土曜日の再放送は見ておこうと思っていた。そうしたら、工藤祐経を「我が家」の坪倉が演じており、…

鯨統一郎「笑う忠臣蔵:女子大生桜川東子の推理」

鯨統一郎「笑う忠臣蔵:女子大生桜川東子の推理」以前触れた「桜川東子シリーズ」の「笑う娘道成寺」がタイトルを変えて文庫化された。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2014/06/21このシリーズはさまざまな物語に対する新解釈がひとつの売りだが、今…

歌舞伎役者の名跡

歌舞伎役者の名跡中村福助が中村歌右衛門を襲名する、というニュースがあった。こういうニュースを見ると、個人的に頭の中で変換作業が行われる。というのは、私が歌舞伎に興味を持ってさかんに見始めたのが(TVだけれど)1980年代であり、その頃の福助と…

あ〜い〜、お鶴と申します〜

またもや、突然に思い出した。 たぶん幼少の頃、テレビで見て印象深く覚えていたのだろう。突然口をついて、出てしまった。 調べたら、文楽、つまりは人形浄瑠璃の「傾城阿波の鳴門」のセリフであることがわかった。 しかし、記憶では子役がやっていたような…