2013-01-01から1年間の記事一覧

ハード・ロックとヘヴィ・メタルの話の続き

ハード・ロックとヘヴィ・メタルの話の続き先日の話でhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/12/24レッド・ツェッペリンとディープ・パープルが、ハード・ロックの二大潮流と書いたのだが、厳密に言うとブリティッシュ・ハード・ロックの話で、アメリ…

五所川原ツアー(帰)

昨日は全国的に荒れ模様だったようだが、みちのく有料道路は地吹雪で時折前が見えない状態、また津軽道は強風で車が横滑りしそうな状況で、奥さんの実家で1,2時間仮眠をとらせてもらうほど神経的に疲労困憊だった。本日はうってかわっておだやかな天候で、無…

五所川原ツアー

本日より毎年恒例の奥さんの実家、五所川原ツアー

ストラヴィンスキー 3楽章の交響曲 「オルフェウス」

ストラヴィンスキー 3楽章の交響曲アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1991)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1961)第二次世界大戦の映像からインスパイアされた、との事で、若干「原始主義」への回帰がみられる。新古典主義も練ら…

マスターピース テンプテーションズ グローヴァー・ワシントン・ジュニア

マスターピース テンプテーションズ グローヴァー・ワシントン・ジュニアマスターピース テンプテーションズ グローヴァー・ワシントン・ジュニアについては以前書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/20071219/p1やっと廉価の中古盤が!と注文した…

モーリス・ルブラン「パール・イ・ヴァ荘」「二つの微笑を持つ女」

モーリス・ルブラン「パール・イ・ヴァ荘」「バーネット探偵社」「謎の家」と共に、世にいう「ベシュー三部作」(笑)の最終作である。この「ベシュー三部作」はルパン・ファンには評判が悪いらしい。曰く、ルパン・シリーズらしくない。ライトである。その…

ストラヴィンスキー バレエの情景 ロシア風スケルツォ

ストラヴィンスキー「バレエの情景」ハイティンク指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1988)ストラヴィンスキー指揮 CBC交響楽団(1963)「ジャズやブルースの影響がみられる」とのことだが、しっとりとしたチャーミングな曲に聴こえる。 ストラヴィ…

ストラヴィンスキー「カルタ遊び」 交響曲ハ調

ストラヴィンスキー バレエ音楽「カルタ遊び」アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1993)ストラヴィンスキー指揮 クリーブランド管弦楽団(1964)典型的な新古典主義の曲で、ヘンデル的な明るいバロック色のある佳作である。 ストラヴィンスキー …

ストラヴィンスキー「カプリッチョ」 ヴァイオリン協奏曲 「詩篇交響曲」

ストラヴィンスキー「カプリッチョ」アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1992)オリ・ムストネン(ピアノ)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1966)フィリップ・アントルモン(ピアノ)ストラヴィンスキー ヴァイオリン協奏曲ストラヴ…

ハード・ロックとヘヴィ・メタル

ハード・ロックとヘヴィ・メタル音楽のジャンル分けはややこしい問題を含んでいる。当のバンド連中が、自分たちはそんなジャンルじゃない、とかジャンル分けを意識しないで、リスナーが勝手に決め付けている場合も多々ある。それでもあえてハード・ロックと…

ストラヴィンスキー「妖精の口づけ」

ストラヴィンスキー「妖精の口づけ」ストラヴィンスキー 「ディヴェルティメント」(バレエ音楽「妖精の口づけ」からの組曲)ビシュコフ指揮 パリ管弦楽団(1990)ストラヴィンスキー「妖精の口づけ」全曲ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1965)…

ヴァレリー・ゲルギエフとオセット人

ヴァレリー・ゲルギエフとオセット人この指揮者についてはムソルグスキーのオペラを聴く際に初めて知って、精緻で透明感あふれる音作りが印象的であった。ソ連崩壊後のロシア・オペラの復興の立役者という事であるが、「オセット人」である、ということの方…

ジーン・シモンズの「星に願いを」

ジーン・シモンズの「星に願いを」キッスのソロ・アルバムを買う話を書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/12/14ジーン・シモンズのアルバムが、後にプログレっぽいキッスのアルバムを作ったジーンらしい、ストリングス等を大胆に取り入れた…

モーリス・ルブラン「緑の目の令嬢」「バーネット探偵社」「謎の家」

モーリス・ルブラン「緑の目の令嬢」「カリオストロの城」の元ネタが含まれている、という前提条件がなければ、なかなかに読み終えるのに苦労する。やはり登場人物が下種ばかりだと、読んでて気分がいいものではない。 モーリス・ルブラン「バーネット探偵社…

ma ma doo!! 復刻

ma ma doo!! 復刻DIANALOTUS の情報により、ma ma doo!!の音源を含む日高富明さんの「 シークレット・ゾーン」復刻が決定したことが判明しました。http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?cd=WQCQ-277

ディープ・パープル「カミン・ホーム」と「ラスト・コンサート・イン・ジャパン」

ディープ・パープル「カミン・ホーム」リッチー脱退後、トミー・ボーリンが参加した「カム・テイスト・ザ・バンド」のオープニング・チューンであるが、当時からアンチ・リッチー・ファンは手放しでトミーを褒めていたのだが、私は昔からこの曲が嫌いだった…

ストラヴィンスキー「管楽器の交響曲」「ピアノと管楽器のための協奏曲」「ミューズを率いるアポロ」

ストラヴィンスキー「管楽器の交響曲」アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1991)ストラヴィンスキー指揮 北西ドイツ放送交響楽団(1951)ストラヴィンスキー「ピアノと管楽器のための協奏曲」ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1964)…

ストラヴィンスキー バレエ音楽「プルチネッラ」

ストラヴィンスキー バレエ音楽「プルチネッラ」リッカルド・シャイー指揮 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団(1992)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1965)組曲版 ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1965)声楽付きのバレエ音楽で…

ストラヴィンスキー「結婚」「きつね」「兵士の物語」(とレコメン系)

ストラヴィンスキー「結婚」アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団(1994) ストラヴィンスキー指揮 コロンビア室内アンサンブル(1959)この曲は「バレエ・カンタータ」という初めて耳にするジャンルの曲である。歌手のソリスト4人と合唱が常に歌っ…

ストラヴィンスキー 交響詩「うぐいすの歌」

ストラヴィンスキー 交響詩「うぐいすの歌」リッカルド・シャイー指揮 ベルリン放送交響楽団(ベルリン・ドイツ交響楽団)(1984)フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団(1956)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1967)オペラ「夜鳴きうぐいす…

今年の THE MANZAI

今年の THE MANZAIあくまで個人的な好みであるが、チーモンチョーチュウの「鶴の恩返し」と流れ星の「ひじ神様」は腹を抱えて笑った。どちらかに優勝してほしかったな。

キッスBOX

Kiss "The Box Set"(2001)キッスのファンの中では、その前身がウィキッド・レスターというバンドであり、キッスが2ndアルバムから短期間で3rdアルバムを作成しなければならなくなり、曲が足りなくなってウィキッド・レスター時代の"She"等を作り直してレコ…

娘がまさかの曲を

娘がまさかの曲を気に入った曲があると、どんどん耳コピしてピアノで弾く娘であるが、本日佐久間一行の「井戸のうた」を弾きはじめた。奥さんと二人で大爆笑。奥さんに聴くと、初めて聴いた、ということで初めてトライしたのだろうが、既に完成形に近い!R…

キッスの話

キッスの話以前、キッスについてはこんな事を書いている。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2009/05/13http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20091216/p2CD時代になって、"Alive! II"までは買った。「地獄の軍団(Destroyer 1976)」収録曲のライ…

モーリス・ルブラン「カリオストロ伯爵夫人」

モーリス・ルブラン「カリオストロ伯爵夫人」ルパン20歳の初冒険。若く清純な恋人がいながら、年上の妖艶な悪女によろめき、後悔し、またもとの彼女の元に戻るという、典型的な馬鹿男の物語。ルパンの性格が嫌いだ、と以前書いた。例えば子供の頃最初に「奇…

ストラヴィンスキー「春の祭典」各種 その2

ストラヴィンスキー「春の祭典」エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1989)この指揮者は初めて聴いたと思っていたが、ヒラリー・ハーンのシベリウスのヴァイオリン協奏曲の指揮者だった。フィンランドの指揮者なのにシベリウスの交響曲全…

「春の祭典」各種 その1

ストラヴィンスキー「春の祭典」 ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1955)往年の名指揮者ユージン・オーマンディは、今まで縁がなかったのだが、この人も(ユダヤ系だが)ハンガリー出身である。ハンガリー出身指揮者はどんだけいるの…

モントゥーの「春の祭典」

ストラヴィンスキー「春の祭典」ピエール・モントゥー指揮 ボストン交響楽団(1951)モントゥーという指揮者は懐かしい指揮者で、以前にも書いた、子供時代に聴いた世界文化社の世界の名曲シリーズでチャイコフスキーの「悲愴」交響曲がモントゥーの指揮であ…

ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」からの3楽章と「のだめ」

ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」からの3楽章マウリツィオ・ポリーニ(pf)(1971)実は「ペトルーシュカ」は当初ピアノ協奏曲として構想されたものから題材をとったらしく、管弦楽版でもピアノが登場する。 アマゾンで最も入手しやすかったから、とい…

某国の「礼儀」

某国の「礼儀」以前「間違った「儒教の理想」という記事を書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/08/01/114413その後、井沢元彦さんと呉善花さんの対談本等を読んで、また一つ腑に落ちた事がある。某国は常々自分の国を「礼儀の国」というが「…