2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

おまけ

今回のあげたソプラノ歌手は カラスの2歳下の、ゼアーニ(1925)以外は ジェンチェル(1928) ステッラ(1929) チェルケッティ(1931) リガブエ(1932) と、見事に1歳違いというのも凄いな(どこが?(笑))

イルヴァ・リガブエ

1932年生れのイタリアのソプラノ。 プッチーニが「トゥーランドット」の完成を委ねた(が実現しなかった)ザンドナーイの全曲盤が多いのが興味を引く。コレッリとの「アイーダ」ラストシーン。美男美女だなあ。 「ドン・ジョヴァンニ」より。あれ?けっこう…

レイラ・ジェンチェル(レイラ・ゲンジェル)

1929年生まれのトルコのソプラノ、スタジオ録音が嫌いだったそうだ。 「ルクレツィア・ボルジア」(こちら)の全曲盤がある!これは「ルクレツィア・ボルジア」を聴くいい機会かもテレビ・オペラ「イル・トロヴァトーレ」より

アントニエッタ・ステッラ

1929年生まれのイタリアのソプラノ椿姫より 1967年の「仮面舞踏会」日本公演より(横にいるのはヴェルゴンツィ?)

ヴィルジニア・ゼアーニ

1925年生まれのルーマニアのソプラノ。カラスより2歳下。同郷のゲオルギューの憧れの的。 画像検索すると、なんかエンヤに似てる。 レパートリーは広いようだが、とりあえずこちら 1963年のテレビ・オペラ「椿姫」ゲオルギューが憧れるのもわかる。 こちらも…

いろいろなソプラノを知る

アニタ・チェルケッティを調べているうちに、当時カラス、テバルディと並び称されていたソプラノを何人か知ることができた。 日本では昔はレコード以外なかなか情報が無かったとはいえ、不勉強であった。 しかし、発掘音源がどんどん出てくるようになって、…

アニタ・チェルケッティ(アニタ・チェルクエッティ)

ウェーバーは「魔弾の射手」はいっぱい出てるけど「オベロン」はどうだろう?と調べているうちにこのイタリアのソプラノが気になった。 1931年生れなので、カラスより8歳下、カバリエより2歳上、カラスの代役でスターダムにのし上がりながらも、幻のソプラノ…

当ブログは年末年始を無視いたします(笑)

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」全曲より「前奏曲」と「愛の死」

ティーレマン指揮 ウィーン国立歌劇場(2003) ウェルザー=メストの「前奏曲と愛の死」を聴いたら、ライバル(?)のティーレマンも聴いておかねばならない、というわけでもないのだが(笑)「トリスタンとイゾルデ」の締めとしてティーレマン盤を買ってあっ…

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲と愛の死」

ウェルザー=メスト指揮 クリーヴランド管弦楽団(2010)ウェルザー=メストのワーグナーは、いずれウィーン・フィルとの録音が発売されてから、と思っていたのだが、dianaseals さんの娘さんが、来日したウェルザー=メストの「前奏曲と愛の死」のリハーサルを…

五所川原ツアーの写真はこちら blog.livedoor.jp

モーツァルト「フィガロの結婚」

エーリッヒ・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1955)

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

コンヴィチュニー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1950) トリスタン:ズートハウス イゾルデ:ボイマー マルケ王:フリック コンヴィチュニーの「トリスタン」もこの際押さえておきたかった。 予想通りに、過度な効果を狙わない、楷書のよう…

「トリスタンとイズー」からいろいろ

日記には書いていないが、最近はけっこう読書三昧である。 「トリスタンとイゾルデ」の原作である「トリスタンとイズー」を我々が読もうとするなら、まずは岩波文庫のジョゼフ・ベディエ編「トリスタン・イズー物語」であろう。 多くの異本、断片を一つにま…

アンリ4世の頭蓋骨

先日チラッと触れた(こちら)アンリ4世の頭蓋骨が発見されたそうだ(フランス革命時に盗難されたとか)シンクロニシティ?(笑)

本日と明日は奥さんの実家の五所川原です。

ヴェルディ「アッティラ」からいろいろな話

アッティラ率いるフン族のゲルマン侵攻により、ゲルマン民族大移動が起こり西ローマ帝国が滅んだ、というのは歴史の授業でも習うことではあるが、このアッティラは「ニーベルンゲンの歌」にも重要人物として顔を出すし、(ローマの陰謀で)フン族に滅ぼされ…

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

フルトヴェングラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1952) これからまだ数種の「トリスタンとイゾルデ」を聴く予定だが(まだ届かない)久々にフルトヴェングラー盤を聴いた現時点での意見を書いておく。 個人的には、これから「前奏曲と愛の死」を聴く場合…

2度寝注意報発令中!

以前、NHK教育の「0655」の「忘れもの撲滅委員会」がビートルズの"It Won't Be Long"のオマージュである、と書いたことがあったが(こちら)「2度寝注意報発令中!」もなんかビートルズっぽい・・・・が、どの曲だか思い出せない。大サビがある2番バージ…

モーツァルト「フィガロの結婚」

エーリッヒ・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1955)

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

C・クライバー指揮 ドレスデン国立管弦楽団(1982) 久々に聴くクライバードレスデン盤であるが、バイロイト盤の後にこれを聴くと、瞬間瞬間の鮮烈さが勝ってしまい、オペラとしての全体の流れが悪い・・・というのは言いすぎだが「トリスタン〜」に浸ると…

娘とサンタ

今ぐらいの年頃が微妙なところのようで、奥さんが聞いたところによると、母親に「サンタっていないんでしょ!?お母さん、はっきり言ってよ!」と、詰め寄る子どももいたようだ(笑) 我が家では、一応はまだ「いる」と思っているようだが、 ゆうべ寝るとき…

ヘンデル「マカベウスのユダ」

ソマリー指揮 イギリス室内管弦楽団(1971)まあなんと心地よい音楽であろう。アリアはバロック・オペラとらえるべきなのだろう。オラトリオというと個人的にはどうしても「バッハのマタイ」の先入観があるから(どれだけ狭いのよ)こういうのがオラトリオな…

イオルダンカ・デリロヴァ

(イォルダンカ・デリロヴァ/ヨルダンカ・デリロヴァ) 「トリスタンとイゾルデ」をいろいろ探していたら、2007年にこの人がイゾルデを歌っているDVDがあった。ブルガリアのソプラノで、けっこう来日もしているらしいが、日本のネット上ではほとんど情報が無…

波の花 イオルダンカ・デリロヴァ

なんと当地で「波の花」が見られたようだ。 http://www.daily-tohoku.co.jp/movies_list/player/movie_player.htm?mindex=12 この風では、海へ行けないなあ。これからも見れるなら一度見てみたいものだ。

クナッパーツブッシュ、アストリッド・ヴァルナイの「トリスタンとイゾルデ」

ネット・サーフィンをしていたら、クナッパーツブッシュがヴァルナイとの「トリスタンとイゾルデ」を演奏していた事を知った! 1956年と1958年にパリ・オペラ座で1回づつ、1957年にミラノ・スカラ座で5回、特に1956年のパリ・オペラ座は、トリスタンがズー…

ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

カルロス・クライバー指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1974) トリスタン:ブリリオート イゾルデ:リゲンツァ ブランゲーネ:ミントン マルケ王:モル 前奏曲についてはこちら。「愛の死」についてはこちら。 本編を聴き始めると「トリスタン」って、こんなん…

「ボルジア家の毒薬」(「妖女伝説」より)

星野之宣 歴史の勉強もルネッサンスまで来た。 ルネッサンスと言えば、メディチ家をはじめ、話のタネが尽きない時代なのだけれど、忘れられないのがこのボルジア家である。星野之宣の「ボルジア家の毒薬」を久々に読んだのだが、世俗教皇の父アレクサンデル6…

チャイコフスキー「くるみ割り人形」

クナッパーツブッシュ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1960) 以前から何回か書いている(こちらとこちら等)アナログ時代に愛聴していたクナッパーツブッシュの「くるみ割り人形」であるが、しばらく高値がついていたが、やっと手頃な値段のユー…

モーツァルト「魔笛」 フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団(1955)