2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

モーツァルトの協奏交響曲 K364

モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K364ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための協奏交響曲ブラウン指揮 アカデミー室内管弦楽団(1991)ブラウン(vn)今井信子(va)オートン(vc)シェリー(pf)…

シェリングのモーツァルト ヴァイオリン協奏曲

モーツァルトヴァイオリン協奏曲 第1番~第5番、第7番ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ K.261ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド K.269 (261a)ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド K.3732つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ K.190 (186E)…

北天鬼神 阿弖流為・田村麻呂伝

北天鬼神 阿弖流為・田村麻呂伝(1990)菊池敬一先日の「北天の魁(ほし)―安倍貞任伝」http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/05/26の続編的な内容だが「北天の魁」は新聞連載ということで、一般向けの読み物的な性格があったが、こちらは(たぶん)書…

ショスタコーヴィチ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

ショスタコーヴィチ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」チョン・ミョンフン指揮 バスティーユ歌劇場管弦楽団(1992)マリア・ユーイング:カテリーナセルゲイ・ラーリン:セルゲイフィリップ・ラングリッジ:ジノーヴィオーゲ・ハウグランド:ボリスクリスティ…

火怨・北の英雄 アテルイ伝

火怨・北の英雄 アテルイ伝再び蝦夷関連を読んだりしているので、以前録画していたものをやっと見た。元々は全4回(NHKのBS時代劇 2013年1月11日~2月1日)で、その後NHK総合テレビで全2回に再編集(3月23・30日)して放送。話もよくできていて大変に面白…

北天の魁(ほし)―安倍貞任伝(1985)菊池敬一

北天の魁(ほし)―安倍貞任伝(1985)菊池敬一岩手日報に1983~1985年まで連載されていた、安倍貞任を中心とした東北各地に残る蝦夷関連の伝説の紹介、こういうのが読みたかった!ただし、第1章は「陸奥話記」による朝廷や源氏側から見た前九年の役の全体の流…

フルトヴェングラー 交響曲第2番とゴジラ

フルトヴェングラー 交響曲第2番とゴジラ思いついて、フルトヴェングラーの交響曲第2番を家にある分すべて聴いた。本人の1953ライブ、朝比奈隆(1984)アルブレヒト(2003)そしてバレンボイム(2001)この曲は、一度はインテンポのすっきりした演奏で聴い…

みろくの滝 三戸城跡 九戸城址

みろくの滝 三戸城跡 九戸城址 blog.livedoor.jp blog.livedoor.jp

「東北学/忘れられた東北」

「東北学/忘れられた東北」赤坂憲雄(2009:東北学へ(1)(1996)改題)先日「「蒼き蝦夷の血」をペンディングした」と書いたが、読みたい本がたまっていたせいである。その中の一冊がこちら。たまたま書店で見かけて買ったが作者は著名な民俗学者らしい(…

猫好きの方々へ

愛読している「中国嫁日記」にかわいらしい猫が登場。 人気があるサイトなので、検索ですぐひっかかります。

横山 まさみち「奥州藤原四代」

横山 まさみち「奥州藤原四代」今東光氏の「蒼き蝦夷の血」を原作とする漫画である。先日最終巻である第3巻がえらく高値が付いていると書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/05/13/044506第1巻のユーズドをあらためてちゃんと見てみたら「全…

舘石野ストーンサークル

舘石野ストーンサークル高橋克彦さんの「星封陣」という作品に、東北の6か所の遺跡(的なもの)が出てきて、それがカゴメ状になっていてうんぬんかんぬん、という話なのだが。その6つの地にはいつか行ってみたいと思ていたが、五葉山とかになると、日帰り…

今東光「蒼き蝦夷の血 秀衡の巻」

今東光「蒼き蝦夷の血 秀衡の巻」清衡の巻、基衡の巻は雑誌連載だったが、秀衡の巻は描き下ろし、ということで今東光氏はじっくりと描き、前2巻を足したよりも長いページ数を割いている。今東光氏は、どれだけ古文書や伝説に精通しているのか、と驚くばかり…

アントン・デルモータ アリア集

アントン・デルモータ アリア集常々テノールはアントン・デルモータが1番好きだ、と書いてきているが、この人はリリックで主要レパートリーはモーツァルトである。しかし、この人の声を聴くたびに「ワーグナーもいけるんじゃないの?」と思っていた。随分前…

ブルッフの交響曲全集(とブラームスについて)

ブルッフ 交響曲第1番 交響曲第2番 交響曲第3番 コンロン指揮 ケルン・ギュルツェニヒ・フィルハーモニー管弦楽団(1992 1993)これから聴きこんでゆくと、またいろいろ感想が出てくると思うが、とりあえず書く。以前聴いたヴァイオリン協奏曲、スコット…

久々のご当地ヴァレー

久々のご当地ヴァレー blog.livedoor.jp

今東光「蒼き蝦夷の血 基衡の巻」

今東光「蒼き蝦夷の血 基衡の巻」以前にも書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/05/13基衡と妾腹の兄、小館惟常との跡目争いで幕を開ける。思うのだが、奥州藤原氏の基礎を築き、大往生を遂げた清衡ともあろう人が、なぜ生前にこの問題をき…

ブルッフ 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲

ブルッフ 2台のピアノと管弦楽のための協奏曲ドラティ指揮 ロンドン交響楽団ネイサン・トゥワイニング(ピアノ)マーティン・バーコフスキー(ピアノ) ヴァイオリン系の曲を聴いて知ることになったブルッフであるが、興味を持ったので交響曲全集を買ってみ…

「女海賊ビアンカ」の舞台化

美内すずえの「ガラスの仮面」に登場する劇中劇は、単独の作品であってもおかしくないくらい面白い、というのはファンであれば一度は思ったことがあると思う。そんな中、北島マヤが学生時代に一人芝居として演じた「女海賊ビアンカ」を美内すずえの監修で舞…

今東光「蒼き蝦夷の血 清衡の巻」

今東光「蒼き蝦夷の血 清衡の巻」というわけでhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/05/13今東光「蒼き蝦夷の血 清衡の巻」を読む。最初の3分の1弱が前九年の役、次の3分の1弱が後三年の役、残りの3分の1強がその後の清衡、という構成。清衡の…

シベリウス 交響曲第1番について

シベリウス 交響曲第1番についてシベ1は、どんな演奏をしてもそこそこ聴ける演奏になる。それはやはり、ロマン派としての枠組みからあまり逸脱していないせいかと思われる。(第1楽章の教科書通りのような序奏は、個人的にはイタタで不要と思われるが)鮮…

当ブログの異常なアクセス数

自慢ではないが、当ブログの日々のアクセス数はけっして多い方ではない(笑)たまたまアクセス解析のページを開いたら、ここしばらくの間がケタ違いにアクセス数が多い。何が起こったのか?と少々気味が悪くなったので(笑)調べたら、なんのことはない。以…

シベリウス 交響曲第2番について

シベリウス 交響曲第2番について曲の性格上、どうしても効果を狙ってテンポの動きが大きくなりがちであるが、ここはインテンポで演奏してほしい。実はベルグルンド盤4種は(ロンドン響盤がインテンポに近いが)かなりテンポの動きが大きい。第1楽章冒頭は…

大河ドラマと差別

ちょっと古い話題だが、大河ドラマである県の人が、ドラマの中でその県が悪役扱いされているのが気にくわない、と言っているというネット上の話題を見た。歴史を小説やドラマにする場合、敵対しあっている勢力のどちらかに主人公が属していれば、当然もう片…

藤原基衡と「蒼き蝦夷の血」

藤原基衡と「蒼き蝦夷の血」奥州藤原氏については、何と言っても義経に絡む秀衡と泰衡が一般的には有名で、さまざまな作品に登場する。次いでは初代の清衡、そして「炎立つ」で一躍脚光を浴びた0代(初代の前だから)の経清であるが、二代目の基衡は影が薄…

シベリウス「クレルヴォ交響曲」

シベリウス クレルヴォ交響曲ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2000)リリ・パーシキヴィ:Msライモ・ラウッカ:Brベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団(1970)ライリ・コスティア:Sウスコ・ヴィータネン:Brシベリウス聴き始めの頃に聴いた「クレルヴォ…

波の花と巨岩

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シベリウスとカレワラ その2

シベリウスとカレワラ その2先日は、シベリウスの「レンミンカイネン組曲」とフィンランドの民族叙事詩「カレワラ」について書いたがhttp://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/32844747.htmlシベリウスはまだまだ「カレワラ」を題材にして曲を書いている。 シベリ…

地元のミステリー・ゾーン

先日の休日出勤の振替で本日休みを取ったので、 いい機会なので久々に地元のミステリー・ゾーンへ行ってみた。 こちらのブログは写真が小さく、かつ拡大できないので、別ブログにアップした。 blog.livedoor.jp blog.livedoor.jp

シベリウスとカレワラ その1

シベリウスとカレワラ その1シベリウスの交響詩に「レンミンカイネン組曲(四つの伝説曲)というのがあるが、タイトル通り以下の4つの曲で構成されているのだが(題名は邦訳により差異がある) 1.レンミンカイネンとサーリの乙女たち2.トゥオネラの白鳥3.…