2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雪かき~

雪かき~ 4時半から6時まで~ たぶん会社でも~ 今晩は消費税対応で徹夜なのに~(笑)

プロコフィエフ 歌劇「賭博者」

プロコフィエフ 歌劇「賭博者」ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団(1966)ヴラディーミル・ガルーシン:アレクセイリューバ・カザルノフスカヤ:ポリーナセルゲイ・アレクサーシキン:将軍エレナ・オブラスツォワ:お婆様他ドフトエフスキー原作…

カーター・ディクスン「読者よ欺かるるなかれ」

カーター・ディクスン「読者よ欺かるるなかれ」たぶん当時としては人口に膾炙し始めてころであろう「超能力」による殺人がテーマである。結末は、現代の目から見たらやや肩透かし感はあるが、それまでの展開はスリリングで抜群に面白い。「読者への挑戦状」…

ジョン・ディクスン・カー「アラビアンナイトの殺人」

ジョン・ディクスン・カー「アラビアンナイトの殺人」この作品は「赤後家の殺人」の翌年の作品だが(以下「三つの棺」の時の文章に同じ)3人の警察関係者による同一事件の3方向からの供述という「藪の中」的な構成は意欲的だが、その効果となると疑問だ。…

プロコフィエフ スキタイ組曲

プロコフィエフ スキタイ組曲コシュラー指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1973)「春の祭典」の二匹目のどじょうを狙った若き日のプロコフィエフであったが、案の定「春の祭典」の依頼者であるバレリーナ、ディアギレフに「『春の祭典』の二番煎じで…

娘の次回のピアノ課題曲

娘の次回のピアノ課題曲先日の発表会の後、来年の課題曲を決める会があったようだが、生徒がそれぞれ希望を言って、先生がそれにアドバイスをして決める、という形らしい。で、娘が「ハンガリー狂詩曲(リスト)とか、やってみたい」と言ったら、先生は「挑…

ショスタコーヴィチのBOX

ショスタコーヴィチのBOXバルトーク、ストラヴィンスキー、ラフマニノフ、アルバン・ベルク、プロコフィエフ(これからだが)と来たら、最後はショスタコーヴィチで締めなくてはなるまい。たぶん、一般的に「クラシック音楽」として広く聴かれている曲を…

ジョン・ディクスン・カー「三つの棺」

ジョン・ディクスン・カー「三つの棺」この作品は「赤後家の殺人」と同年の作品だが、前回挑戦しようとした時に、入手困難だった。思い出して調べたらユーズドが見つかったので執筆順に読む、というルール(いつ決まった?(笑))に反するが、今読むことにな…

娘のピアノ発表会

娘のピアノ発表会半年前にラヴェルの「古風なメヌエット」が娘のピアノ教室の課題になったと書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/10/02昨日はその発表会であった。娘は最近は気に入った曲の耳コピや、ボカロの曲にはまっていて、どうしても…

アルバン・ベルク 管弦楽 室内楽

文章がたまってきたので、一気に載せる。 アルバン・ベルク 3つの管弦楽曲アバド指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1992)アルバン・ベルク ヴァイオリン協奏曲アンネ・ゾフィー・ムーター(vn)レヴァイン指揮 シカゴ交響楽団(1992)オペラ以外に…

アルバン・ベルク 歌劇「ルル」

アルバン・ベルク 歌劇「ルル」ブレーズ指揮 パリ・オペラ座管弦楽団(1979)テレサ・ストラータス:ルル イヴォン・ミントン:ゲシュヴィッツ令嬢ハンナ・シュヴァルツ:劇場の衣装係他 トニ・ブランケンハイム:主治医他ロバート・ティアー:画家他フラン…

さすがにもう雪かきは飽きた。

さすがにもう雪かきは飽きた。しかし、これが平日だったらと思うとぞっとする。

アルバン・ベルク 歌劇「ヴォツェック」

アルバン・ベルク 歌劇「ヴォツェック」アバド指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(1987)フランツ・グルントヘーバー:ヴォツェックヴァルター・ラファイナー:鼓手長フィリップ・ラングリッジ:アンドレスハインツ・ツェドニク:大尉オーゲ・ハウク…

ジョン・ディクスン・カー「テニスコートの謎」

ジョン・ディクスン・カー「テニスコートの謎」犯人ではないのに、疑われることを恐れて工作するカップル、犯人ではないのに被告席に座りたがる男、さまざまな思惑が交錯して、事件は混迷の度を増してゆく。これは新機軸的魅力があるな。驚天動地の真相って…

アルバン・ベルク「アルテンベルク歌曲集」「ルル組曲」

アルバン・ベルク「アルテンベルク歌曲集」「歌劇『ルル』からの5つの交響的小品」(ルル組曲)ユリアーネ・バンセ(s)アバド指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1994)小手調べ第2弾は、以前録音が少ないと嘆いていたソプラノ、ユリアーネ・バンセ…

アルバン・ベルク 7つの初期の歌曲 演奏会用アリア「ぶどう酒」

アルバン・ベルク 7つの初期の歌曲フォン・オッター(ms)フォシュベリ(pf)(1991)アルバン・ベルク 7つの初期の歌曲 演奏会用アリア「ぶどう酒」フォン・オッター(ms)アバド指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1993)アルバン・ベルクはやはり…

清原なつの2題

ワンダフルライフ 清原なつの清原なつのについては、何回か書いているっが、最近また、手元に無いものや未読だったものをユーズド等で集め始めた。故郷の星の太陽に寿命が来たために脱出してきた宇宙人が、地球に移住させてもらったお礼に、その超能力でスー…

シン・リジィについて-アイリッシュ・ミュージックについての誤解

シン・リジィについて-アイリッシュ・ミュージックについての誤解当初、アイルランド=ケルトであるし、アイリッシュ・ミュージックを取り入れている、という前評判で、随分期待して聴き始めたのだが、第1印象が「カントリーじゃん、これ」であった。しか…

ラフマニノフ 交響曲第3番

ラフマニノフ 交響曲第3番ゴロワノフ指揮 モスクワ放送管弦楽団(1948)ゴロフスチン指揮 モスクワ交響楽団 ゴロワノフ指揮はラフマニノフBOX、ゴロフスチン指揮はラフマニノフ・コレクション。ラフマニノフと言えば「保守的」であるが、この曲はある意…

カーター・ディクスン「第三の銃弾」完全版

カーター・ディクスン「第三の銃弾」完全版なぜ「完全版」かをおおざっぱにいうと、特殊な事情により、しばらくはイギリス初版本しかなく、アメリカで初めて出版された時は簡易版だった、ということ。(詳しくはネットで調べてください)前にも書いたが、こ…

ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲 前奏曲 嬰ハ短調(鐘)

ラフマニノフ パガニーニの主題による狂詩曲ルービンシュタイン(pf)ライナー指揮 シカゴ交響楽団(1956)第18変奏がさまざまな映画で使用されている事でもしられるこの曲は、変奏曲形式、1楽章形式の変則的なピアノ協奏曲とみることができる。ルービン…

どなたかお助けください

曲名、ミュージシャン共にど忘れしてしまったので、どなたかお助けください。バンドネオンのような楽器で「ラミーファミーレドレーミファミー、ラミーファミーレドレードシラ―」×2 言語不明のコーラスで「ドーレーミーーーーミレーミレー」みたいに続く。本…

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第4番

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第4番ラフマニノフ(p)オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1941)ミケランジェリ(p)グラチス指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1957)両方ともラフマニノフBOXで、ここからラフマニノフが革命のあったロシアを離れて…

ジョン・ディクスン・カー「曲がった蝶番」

ジョン・ディクスン・カー「曲がった蝶番」新訳が出ているのを書店で見かけて購入。執筆は「緑のカプセルの謎」の前なので、ぎりぎり執筆順読破の許容範囲であろう(笑) 兄の死により25年ぶりにアメリカからイギリスに帰国し准男爵を継いだA、しかす、1…

ラフマニノフ「ヴォカリーズ」コンピレーション・アルバム

ラフマニノフ「ヴォカリーズ」コンピレーション・アルバムラフマニノフの「ヴォカリーズ」をさまざまな演奏方式で演奏した録音のコンピレーション・アルバムがあった。これはいい!(邦盤と海外盤は、微妙に収録音源が違う、こちらは海外盤)内容は以下のと…

ラフマニノフの声楽付き管弦楽曲と「ヴォカリーズ」

ラフマニノフの声楽付き管弦楽曲と「ヴォカリーズ」ラフマニノフ合唱交響曲「鐘」カンタータ「春」 ヴォカリーズスヴェトラーノフ指揮 ソヴィエト交響楽団(1979 1984 1973)ラフマニノフ・BOXにもラフマニノフ・コレクションにも管弦楽伴奏付きの合唱曲…

ジョン・ディクスン・カー「緑のカプセルの謎」

ジョン・ディクスン・カー「緑のカプセルの謎」ジョン・ディクスン・カー(カーター・ディクスン)を読むといつも思うのが、よくこんなシチュエーションを考え付くものだ、ということ。田舎町で少年が毒殺され、姪にかかった嫌疑をはらすために嫌われ者の富…

ラフマニノフ 交響詩「死の島」

ラフマニノフ 交響詩「死の島」アンセルメ指揮 パリ音楽院管弦楽団(1954)スタレック指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団 アンセルメ指揮はラフマニノフBOX、スタレック指揮はラフマニノフ・コレクション。たぶん、題名は知らなくても誰でも1度は見た…

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番ラフマニノフ(p)オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(1939 1940)ギレリス(p)クリュイタンス指揮 パリ音楽院管弦楽団(1955)クライバーン(p)キリル・コンドラシン指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エア(1958)…

カーター・ディクスン「ユダの窓」

カーター・ディクスン「ユダの窓」カーター・ディクスン流の「法廷もの」だが、これは文句なく面白い。まず、物語の流れと、裏に潜む真相が、まあ、よくこんなことを思いつくものだ、と感心するぐらい面白い。以前、密室トリックはわかってみると拍子抜けが…