2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

海老蔵襲名と昔舞台で見た歌舞伎の思い出

海老蔵襲名もやっと全部見た。彼は顔がいい。素顔は現代的だが、白塗りをすると江戸時代の役者絵そのままだ!声もいい!「暫」では花道奥からの第一声「しーばーらーくー」にほれぼれした。長らく父親の鼻にかかった声で「しーばーらーくー」を覚えていたの…

北村想「怪人二十面相伝」「青銅の魔人」

北村想の「怪人二十面相伝」「青銅の魔人」という作品がある。二十面相の立場からみた話で、原作の「戦前、戦後で登場人物の年齢設定が変っていない」矛盾を、戦前は初代、戦後派2代目と解釈した点がおもしろい。明智2代目は先代の小林少年で、初代も2代…

「乱歩の幻影」

「乱歩の幻影」というちくま文庫の1冊がある。解説によると「乱歩のパスティッシュ、乱歩が登場する作品、乱歩の作品を下敷きにした作品」のアンソロジーで高木彬光、山田風太郎、中井英夫、蘭光生、島田荘司といった錚々たるメンバーで、さすがに読み応え…

ポプラ社の少年探偵団 文庫全集

乱歩は主要作品はあらかたもっていたが、去年から少年探偵団を含む全集が刊行され始めた。少年探偵団は(男の子は一度は図書館で借りたでしょう?)ハードカバーのポプラ社版しか無かったので、いい機会だと思って買っているが、どうもポプラ社が文庫を出し…

NHKの江戸川乱歩特集

先日放送されたNHKの江戸川乱歩特集を見る。いかにもNHK、優等生的なまとめ方だが、乱歩を知らない人にはいいガイドになるかもしれない。美輪明宏と荒俣宏の対談の中で「ディズニーランドはパノラマ島だ」という話が出て、実はつねづね私もおもってた…

前野曜子の話等々

本日は我路行人さんへの返事と言う形にします。 前野曜子さんが亡くなったのは、ネット情報では確実なようですね。ma・ma・dooの所属していた事務所は記憶が確かでは無いのですが、前野さんかペドロ&カプシシャスと関係があったらしくて、社長から前…

クラシックを聴いていて困る話

本日は娘が夕寝に入ってしまったために、多少汗をかきながらも、たまっていたCDを聴く。ただし、クラシックを聴いていて困るのは、何かを聴くと「ああ、あの指揮者は、ここのとここんな風にふってたっけなあ、聴きたいなあ」が続いて、いつまで経っても終…

いわゆる男の城

狭いながらも、オーディオやテレビ、ビデオ、DVD、LDプレーヤーがあり、ベースもそこで弾くという、いわゆる男の城がある。唯一つの欠点は、冷房が無く、風通しもわるいため、夏はとてつもなく暑く、特にベースを弾く時は窓も閉めるので先週の日曜日な…

好きだった歌謡曲の女性歌手

最近、とある方の日記にコメントしたのだが、私の子供の頃(年は10歳頃)3枚目に買ったシングルレコードが、弘田美枝子の「燃える手」であった。大ヒット「人形の家」に続く曲だった。別れ出てゆく男の前で自分の手に火をつけ、手が燃えている間だけでい…

カルロス・クライバー(と指揮する曲)の話

あれだけ、クライバー、クライバーと騒いでいながらこんな事をかくのは何だが、クライバーの全ての演奏に納得しているわけではない。 例えば、今回ベートーヴェンの第5を久々に聴きなおした。アナログ時代からぴんとは来ていなかったが、やはり気にかかる。…

歌舞伎(と声明)の話

昨日、NHK教育で市川海老蔵襲名披露をやっていた(まだ全部見ていないが)思えば、歌舞伎に興味をもったのは、今の団十郎襲名前で、「三人吉三」を台本として読んだのがきっかけだった。多分にもれず、洋楽を好んで聞く若者としては、邦楽や日本文化にはあえ…

全国アホバカ分布考

さて昨日から久々に「全国アホバカ分布考」と言う本を読み直している。これは関西のテレビ番組「探偵ナイトスクープ」で最初には軽いネタとして「アホとバカを使用している地域の境界線は?」を調べ始めたら、全国に数々の「アホバカ」を意味する方言が広が…

続 サキュバスこと蒲生麻由

先週紹介した「デカレンジャー」蒲生麻由演じるサキュバスがなんと今週で死んでしまった。あまりにももったいない!きれいな悪役のおねえさんとして最高級の表情を見せてもらっていただけに・・・今回も消滅寸前の表情がすごかったと奥さんと語り合ったとこ…

マタイといえば

マタイといえば、大昔マタイを意識して曲を作った。アルト独唱、フルート2管、チェロによるアリアでPCで作成しテープにおとしてある。懐かしい。

ハインリッヒ・シュッツの「ルカ受難曲」「マタイ受難曲」

クライバーが亡くなったからというわけではないが、先日購入したまま聴いていなかった、ハインリッヒ・シュッツの「ルカ受難曲」「マタイ受難曲」を聴く。アナログ時代シュッツの「十字架上の七つの言葉」を愛聴していて、今回CD購入の時、その曲と「ルカ…

私信

ゆみふれさま、昨日は失礼しました。写真は先日のワントリさんISSさんライブのですね。ダイアナさんは私の住所知っています。

続 追悼 カルロス・クライバー

今思えば、私が最近突然クラシックモードになったのも、クライバー死去の予感があったのか・・・?さて、クライバーを知らない人に、最初に聞いてもらうCD(DVD)を考えてみる。クラシックファンなら、クライバーを知らない人はもぐりであるから、普段…

追悼 カルロス・クライバー

カルロス・クライバーが亡くなったそうだ。これでとうとうクラシックも一つの時代が終わってしまった。最後のカリスマ指揮者だった。反面、今まで少なかったソフトが発売されるかもしれないので期待してしまう。複雑な心境だ。詳しくは帰宅後。たぶん日本で…

クラシックのCDを買う難しさ

クラシックのCDを買うのは難しい。特に有名な曲、自分が何度も聞いたことのある曲は、ある程度自分の中でこだわりが出来ているわけで、テンポやバランスなど、こうあって欲しいというのからづれていると、せっかく聴いていても気持ち悪いことおびただしい…

金子修介監督のゴジラ

ビデオレンタル100円期間というので、前々から気になっていた金子修介監督のゴジラを見た。(遅くてすいません)私は、元来ゴジラよりガメラに思い入れがある。ガメラはゴジラに比べて1ランク下に見られがちなので常々不快に思っていたのだが、これで溜…

サキュバスこと蒲生麻由

最近のスーパー戦隊シリーズとしては、固定した女性敵キャラがいなかった「デカレンジャー」であるが、先週から登場したサキュバスこと蒲生麻由さんが、どうもこれからの敵役を背負ってくれそうである。なかなか魅力的なお姉さんで一安心。おくさんのもって…

「フィガロの結婚」の話

「フィガロの結婚」とは懺悔と許しの物語である。1日のどたばた騒ぎの後、観念した伯爵が夫人に許しを請う。夫人が許しを与える。こここそがこの物語のクライマックスである。ゆえにこの美しい部分は、じっくりと演奏してほしい。 さらに、夫人は伯爵が一言…

「機動戦士ガンダム」1stシリーズ

さて、あるお方のために、唐突に「機動戦士ガンダム」1stシリーズについて、多少語りたいと思う。基本的にロボットアニメやヒーローものは嫌いな人間である。作り手がわの姿勢の問題なのだが、子供受けするための安易な製作態度が見える場合が多々あるか…

嬉しい悲鳴

昨日は、久々に娘が起きている時間に帰宅できた。そのせいかず〜っとつきまとわれた。着替えに2階に行くときも、ついてくるならまだしも、足をつかんで追いかけてくるため、あぶないことおびただしい。でもうれしい。たまに忙しいのも、こういういい面もあ…

「フィガロの結婚」のスコア

フィガロのピアノ伴奏の本が届いた。装丁はかわっているが、中身は同じ、古臭い翻訳もそのままでうれしい。しばらくはこれを見ながらフィガロを聴く。いつになるかは知らないが。

テレビ東京の隅田川花火大会

2年ほど前まで東京で暮らしていたのだが、テレビ東京の隅田川花火大会を急に思い出した。高橋英樹が司会だったが、解説のじいさんが、いちいち高橋英樹に逆らって、ハラハラして見ていた。最初は笑顔だった英樹もだんだん・・・今も東京に住んでいれば、そ…

今週は直接客先へ行って夜遅くまでの仕事です。以上

安能務

ここ何年かで一番読み返しているであろう本がある。安能務の「春秋戦国志」「中華帝国志」である。なぜ分かるかというと、文庫の傷みが激しいのだ。で、この安能務さんが2002年に亡くなっていたことを最近知った。つまり今出ている作品を全部読んでしまった…

滑り台でお尻が

先週、大変長い滑り台(ローラー式)のある公園へ初めて行った。意外と近所のことで未発見の部分が多々ある。後で気づいたがお尻にしくビート板が備えてあったらしい。知らずに乗って、夕方入浴したら、お尻がひりひり、家族に見てもらったら皮がむけていた…

田舎のテレビ事情

私が住んでいる地方は民放3局である。10年程前まで2局だったらしい。幸い県境にあるため隣の県の放送が画像が悪いものの入るので面白いことがおこる。東京では深夜にはいる「愛のエプロン」がこちらでは土曜の午前に隣県では土曜の午後はいり、それもか…