2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

八戸の「背中あて」

八戸の「背中あて」先日のケンミンショーで八戸ではお盆に「背中あて」を食べるというのをやっていた。八戸に住んで約20年、全く知らなかった(汗)画面に出てきたスーパーも、時折行くのに、まったく目に入っていなかったようだ。津軽出身の奥さんに聞く…

シベリウスの弦楽四重奏曲

シベリウスの弦楽四重奏曲モデラートとアレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調弦楽四重奏曲 イ短調弦楽四重奏曲 ニ短調テンペラ四重奏団(2004)最初の2曲は作品番号無しの最初期の作品で、溢れ出る楽想と若々しい情熱が好ましい。ニ短調は交響曲第3番と第4…

「幻惑されて」問題

「幻惑されて」問題ツェッペリンの「幻惑されて」の盗作訴訟問題があったらしい。もう2年も前の話(汗)まあツェッペリンのパクリ疑惑は昔からあるが、それでも彼らの価値が下がらないところがすごい。 こちらが訴えている方 こちらがツェッペリン ヤードバ…

フォーカスのスタジオ盤

フォーカスのスタジオ盤以前にも書いたが、若い頃、そうお金も無かったので、興味を持ったミュージシャンは、まずライブを買う、という事にしていた。ライブだと、そのミュージシャンの実力がわかる、という個人的な考えからだった。そして、CD時代になっ…

ベルグルンド3度目のシベリウス交響曲全集

シベリウス 交響曲全集ベルグルンド指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団(1995~1997)間にヴァンスカ盤をちょこちょこ挿みながらすべて聴いたが、この全集は凄い。ヴァンスカは素晴らしいが、やはりシベリウスを聴きこんだ人が聴く演奏だが、ベルグルンドはシベリ…

風の陣 裂心篇

風の陣 裂心篇(文庫化 2012)高橋克彦油断をしていたら、高橋克彦さんの作品がけっこう文庫化されていた(その5)最終巻の裂心篇は、シリーズ終わりにしては最後が・・・・というネット上の意見があるが、以前にも書いたし、ファンならとっくにご存じだが…

風の陣 風雲篇

風の陣 風雲篇(文庫化 2010)高橋克彦油断をしていたら、高橋克彦さんの作品がけっこう文庫化されていた(その4)以前「風の陣」について書いたのが、もう5年も前である。(こちらとこちら)実は最終巻の裂心篇を買って、なんか様子が違うと思ったら、そ…

娘と「ホーカス・ポーカス」

娘と「ホーカス・ポーカス」昨日車で「フォーカス・アット・ザ・レインボー」の「ホーカス・ポーカス」をかけたら、娘が「面白い曲だね」「ドラムがかっこいい」とすっかりはまった様子で、その後のスーパーの中でずっと「ロイロロ、ロイロロ、ロイロロ・・…

完四郎広目手控4 文明怪化

完四郎広目手控4 文明怪化 (文庫化 2010) 高橋克彦 油断をしていたら、高橋克彦さんの作品がけっこう文庫化されていた(その3) 完四郎シリーズもとうとう明治維新の時代に突入。 今回は高橋さんのファンならお馴染みの「新聞錦絵の世界」でも紹介されてい…

蘭陽きらら舞

蘭陽きらら舞 (文庫化 2011)高橋克彦油断をしていたら、高橋克彦さんの作品がけっこう文庫化されていた(その2)こちらは、ぶれの無い、いつもどおりの「だましゑ」シリーズ(こちら)シリーズのファンの期待を裏切らない出来。ちなみにシリーズ最新作「源…

ドールズ 月下天使

ドールズ 月下天使 (文庫化 2011)高橋克彦油断をしていたら、高橋克彦さんの作品がけっこう文庫化されていた(汗)ドールズ・シリーズ最新作は賛否両論である。スタイルが変わったので元の路線に戻せ、ということらしいが、元々このシリーズ、作品ごとにスタ…

ノヴァリスの3rd

Sommerabend(1976)Novalis2ndが最高傑作と言われている、と書いたが、こちらを最高傑作と推す声もあるノヴァリスの3rd、前作はアナログA面3曲、B面2曲だったが、こちらがA面2曲、B面1曲(組曲)で、さらに大作主義。前作の流れをくむ1曲目は、や…

ノヴァリスの2nd

Novalis「銀河飛行」(1975)Novalisジョージ・マクドナルドについて調べていると、ドイツの詩人ノヴァーリスの影響を受けている、とある。ノヴァーリスもいずれ読むつもりだが、ここで思い出したのが、ドイツのプログレ・バンド「ノヴァリス」で、バンド名…

ベルグルンド3度目のシベリウス交響曲全集

シベリウス 交響曲全集ベルグルンド指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団(1995~1997)シベリウスは、もう1種類交響曲全集を欲しいと思った。当初ベルグルンドの2度目の交響曲全集が廉価だったのでそれを入手する予定だったのだが、先日娘を盛岡の岩山パークラン…

シベリウス box 残りとオペラについて

シベリウス box 残りとオペラについてシベリウス box の主な管弦楽曲は、これで聴き終った。あとは、残りの管弦楽曲(歌付きやらチェロフィーチャーやら)、室内楽、ピアノ曲、合唱曲、歌曲となる。基本的に感想は書かないが、聴いてみて書こうという気にな…

シベリウス 後期の管弦楽曲

シベリウス 交響詩「タピオラ」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団付随音楽「テンペスト」よりヤルヴィ指揮 ヨーテボリ交響楽団「テンペスト」は、1,2分の曲の集まりであるが、短い中に抒情的表現と情景表現がみっしり詰まった作品群。全曲盤からの抜粋らし…

岩山パークランド

岩山パークランド自慢ではないが当県には絶叫マシンが無い。先日テレビに絶叫マシンが映り、娘が「絶叫マシンは怖いけれど、一度くらいは乗ってみたい」というので、昨日は急遽隣県の岩山パークランドと言うところへ高速ででかけた。???なんかデジャブだ…

シベリウス 交響曲第7番

シベリウス 交響曲第7番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997)そもそも、なぜシベリウスを聴きだしたかというと、ティントナーの7番を聴いたからである(こちら)単一楽章の中に、4つの楽章の特徴をすべて織り込みながら、抒情性と深みと滋味が共存する…

初めて見たヒッチハイク

初めて見たヒッチハイク今朝、通勤途中の国道45号線、いわゆる北バイパスと言われる部分の河原木のコンビニ手前で、金(黄?)髪のあんちゃんが紙のボードを掲げているのを目撃した。八戸のみならず、生れて初めてヒッチハイカーと言うものを見た。ボードに…

シベリウス 交響曲第6番

シベリウス 交響曲第6番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997)後期ロマン派の音響を、古典的な躍動感と推進力で表現した、ちょっと他に類を見ない名曲と思うが、一般にはシベリウスの中ではマイナーな存在だとか。もったいない。

シベリウス 交響曲第5番

シベリウス 交響曲第5番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団4番とはうって変わって、明るさに満ちている。が、4番以前と違って深みは只者ではない。

シベリウスの中期管弦楽曲 その2

シベリウス 交響詩「吟遊詩人」交響詩「大洋の乙女」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2000)シベリウス 交響詩「ルオンノタール」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2005)すべて、交響曲第4番と交響曲第5番の間の作品である。この時期になると、外面的…

シベリウス交響曲第4番

シベリウス交響曲第4番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団なぜ買ったのかはわからないが、シベリウスの交響曲で、この曲だけバルビローリ指揮のものをもっている。病により死を意識した頃の曲ということで、買った当初は、なんかひたすらに渋く暗くて、ぴんと…

「南朝迷路」のドラマ化?

塔馬教授の天才推理:隠岐島の黄金伝説殺人事件本屋で高橋克彦さんの「南朝迷路」の帯を何気なく見たら、佐々木蔵之介主演でドラマ化とあった。ええ!?っと思ったが、既に6月に放映済みだった。全く気付かなかった。タイトルも全然違うし!ぷんぷん。

シベリウス中期の管弦楽曲 その1

シベリウス付随音楽「ペレアスとメリザンド」ヤルヴィ指揮 ヨーテボリ交響楽団交響詩「ポホヨラの娘」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団共にシベリウス40代初期の曲であるが、その抒情性は並大抵ではない。「ペレアスとメリザンド」は初めて聴くが、これは愛…

シベリウス 交響曲第3番

シベリウス 交響曲第3番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997)古典派への回帰が始まるといわれるこの第3であるが、それは形式上の事で、楽想は充分に民族主義的で、第1楽章は民族舞踊的でさえある。シベ2はよくシベリウスの「田園」と言われるが、こち…

シベリウス ヴァイオリン協奏曲

シベリウス ヴァイオリン協奏曲レオニダス・カヴァコス:ヴァイオリンヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1990)通常のヴァイオリン協奏曲と違って、オーケストラと一体となった抒情性が素晴らしい。実は、この曲は既にウィックス&エールリング指揮盤を持っ…

トスカニーニのシベ2

シベリウス 交響曲第2番(1940)トスカニーニ指揮 NBC交響楽団(1940)トスカニーニBOXにちょうどよくシベリウスがあったので、聴き比べのために聴いてみる。「フィンランディア」の時感じたことが、こっちは逆に作用している。つまりはヴァンスカは真摯な演…

シベリウス 交響曲第2番

シベリウス 交響曲第2番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1996)こちらも第1と同じく、交響詩を四つ並べて交響曲にしました、って感じだが、イタリアで大半を作曲したせいかどうか知らないが、全体に明るく、キャッチャーである。シベリウスと言えばまずは…

シベリウス 交響曲第1番

シベリウス 交響曲第1番ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1996)なんか、交響詩を四つ並べて交響曲にしました、って感じ、いや、これは悪口ではない(笑)