文化
「あしながおじさん」にはアニメでも原作でもジャーヴィス・ペンドルトンの事を「ジャーヴィ坊ちゃま」とか「ジャーヴィ坊ちゃん」と呼ぶ場面がけっこうあるのだが、ふと原文ではどうなってるんだろう、と気になって調べたら Master Jervie とあった。え?マ…
昨夜のテレビでインテリ系の芸人が「求道者」を「きゅうどうしゃ」と読んでいた。え?「ぐどうしゃ」じゃないの?と思ったら、なんと仏教では「ぐどうしゃ」キリスト教では「きゅうどうしゃ」と読むのだそうだ。あぶなく恥をかくところだった(汗)
松本清張の「内なる線影」(「巨人の磯」収録)を読んでいたら、主人公がヒッピー風の画家からもらった絵を「ムンクと大蘇芳年とを足して二で割ったような趣」と評しているのを見て「大蘇芳年って誰?」と思ったら、月岡芳年の事で、大蘇芳年は晩年の雅号で…
以前からゾロアスター教について調べたいと思っていたのだが、やっと何冊か本を読んだりしていた。指揮者のズービン・メータや、クイーンのフレディ・マーキュリーがパールシー(イスラムの圧迫を逃れて、ペルシアからインドに渡ったゾロアスター教徒)出身…
蛙亭イワクラの訛りは以前から本当に宮崎の訛りかしら、と思っていたが、宮崎県の一部の訛りで西諸弁といい、それが津軽弁と似ている、という話題をケンミンショーが採り上げていたことを知った。ケンミンショーを見なくなって久しいが、今は便利な Tver と…
やっと、昔の私の意見と同じものをネット上で見た。 twitter.com hakuasin.hatenablog.com
古本屋で見つけた。まず鎌田東二の名前に見覚えがあったこと。 https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2017/12/30/063106 そして、ぱらぱらと内容を見てみると、サルタヒコについてのフォーラムの内容(講演、パネルデスカッション)座談会、さまざまな人の…
ドリフターズのコミックソングと言えば「ドリフのズンドコ節」やら「ドリフのビバノン音頭」(いい湯だな、のやつ)が有名だが、子供の頃「ドリフのほんとにほんとにご苦労さん」のシングルを買っていた。小学校5年の頃だから、いわゆる大人の俗語はよくわ…
「セーラームーンは日本人に見えない」みたいなことを海外の人が言っているらしい。セーラームーンに限らず、日本の漫画やアニメのキャラは、なぜ白人なのか?という声も海外からよく聞く。思い出すのはディズニーの初期のアニメで、まず俳優に実際に演じさ…
ある本を読んで「バルラームとヨサファト」というキリスト教の聖人伝のヨサファトがブッダの生涯の焼き直しであることを知った。今でこそ仏教とキリスト教はまったく別の宗教と思われているが、古代においての東西の交流は現代人の想像を超えていることを改…
「世界ふしぎ発見!」のサブタイトルが「海と風が織りなす絶景 フランス灯台街道」となっていたので、もしかしてブルターニュ半島かと思い録画していたのを見た。予想通りブルターニュ半島だったので期待していたが、ケルトのケの字も出ず、寂しかった。テー…
久々に「エクスカリバー」(1981)を見て、見落としていた事に気付いた。パーシバルが持ち帰った聖杯でアーサーが復活するくだりは、やはりワーグナーの「パルジファル」そのものではないか!これでますます、以前に書いた「この作品はアーサー王伝説をワー…
以前から縄文とケルト、または神道について書いてきているのだが「神と仏の出逢う国」(2000)という本を読んで、著者の鎌田東二のつながりで、共編著している「ケルトと日本」(2007)にたどり着いた。また、そのものずばり「縄文とケルト」松木武彦著とい…
「縄文人」は独自進化したアジアの特異集団だった! 遺伝的に近かった出雲人と東北人読売新聞メディア局編集部 伊藤譲治ロマンですなあ。直リンしないので検索してください。
これから書くことは現代の学術的なものに基づいているので、もしかしたら後年覆るかも知れない事をお断りしておく。私が若かりし頃、古史古伝ブームというのがあって、けっこうはまったものだった。古史古伝のいくつかは、いわゆる神代文字というもので書か…
縄文時代についてはこのブログでも書いているし、別ブログでも書いているのだが例えば http://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/36341617.html http://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/36545444.html 最近農耕文化をもった弥生人が日本にやってきて、彼らが持っていた…
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当地では遅れて入る「探偵!ナイトスクープ」で「どちらにしようかな、天の神様の言う通り」のあとはなんと言うかを街頭インタビューしていたのだが。 最初「あれ」と思ったのがわたしは「どれにしようかな、神様の言う通り」で覚えていたのだ。つまり「どち…
リッチー・ブラックモアはケルト?ブラックモアズ・ナイトの新譜「オール・アワ・イエスタデイズ」を買ったのだけれど、日本語解説の中にリッチーの言葉として「祖父と父がウェールズ出身」とあった。リッチーはケルトだったのか!!!!!なんか納得。
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「かぐや姫の罪」三橋健アニメに便乗した本かと思いきや、なかなかに面白そうだったので買ってみた。「竹取物語」は、求婚の五貴公子のモデルについての考察とかは読んだことがあったが、かぐや姫を迎えにきた天人が「かぐや姫は罪を犯したために地上に流さ…
「サンカの民と被差別の世界(隠された日本 中国・関東)」五木寛之五木寛之という作家には、まったく興味が無かった。サンカについて本を書いていた事は知っていたが、それでも食指は動かなかった。しかし、古本屋で見つけたという事は「読め」ということで…
杉浦日向子「大江戸観光」杉浦日向子の作品は、入手できるものは入手してきたつもりだったが、古本屋でこれを見つけて「え?こんなのあったっけ」と慌てて購入した。1980年代のエッセイを集めたもので、ほぼ同年代の私には、ちらちら入る当時の世相も懐かし…
完本・梅干と日本刀 樋口清之樋口清之氏の「梅干と日本刀」を初めて読んだのは学生時代だったろうか。何年か前に再度入手しようとしたがその時はかなわず、お弟子さんが遺稿をまとめた、という「新・梅干と日本刀」しか入手できなかった。最近またふと思い出…
星野之宣「宗像教授シリーズ」先日ちらっと書いたのだがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/08/04/045312久々に「宗像教授シリーズ」を読み返した。思えば最終巻が出たのがかの3.11の大地震の直前であった。http://hakuasin.hatenablog.com/entr…
小泉八雲小泉八雲は漠然とイギリス人という記憶があった。しかし久々に読み返した「宗像教授異考録」にアイルランドとギリシャのハーフとあった。ケルトではないか!小泉八雲が日本の怪談に興味があったのもアイリッシュ・ホラーの下地があったからであり、…
八戸にある柳原白蓮の歌碑今朝の地方紙をみてびっくりした。「赤毛のアン」の翻訳でも知られる村岡花子をモデルとしたNHK朝ドラ「花子とアン」に登場する、花子の腹心の友の蓮さま(仲間由紀恵)のモデルとなった柳原白蓮が、なんと1950年に当地八戸の蕪…
邦光史郎の「幻シリーズ」古本屋でたまたま見つけたのだが、いわゆる歴史ミステリーシリーズで、寡聞ながら知らなかった。さまざまなジャンルを書いている作家だが「幻シリーズ」はほぼ1970年代の作品なので、ちょうど私が歴史ミステリー等を読みだした頃と…
「YOUは何しに日本へ?」と津軽と南部昔に比べ、当地方でもテレビ東京の番組が数多くみられるようになった。最近は特にテレビ東京系の番組は面白いものが多く「YOUは何しに日本へ?」も大好きな番組の一つである。先日、青森にいる家族の元へ戻ってきた、とい…
ストラヴィンスキー「日本の3つの抒情詩」イヴリン・リアー(s)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1968)ストラヴィンスキー自演BOXには、管弦楽(もしくは室内楽)伴奏付き歌曲(一部合唱)が収められいているCDがある。短い曲ばかりだが、…