クレンペラーのブルックナー

クレンペラーのブルックナー 交響曲第8番

ブルックナー 交響曲第8番クレンペラー指揮 ケルン放送交響楽団(1957)速めのテンポだが、速すぎるというほどではない。シューリヒトに比してテンポの変化も少ないので、速めのブル8の演奏としては、こちらの方が理想的であろう。

クレンペラーのブルックナー 交響曲第7番

ブルックナー 交響曲第7番 クレンペラー指揮 ウィーン交響楽団(1958) こちらも快速激烈クレンペラーであるが、ところどころせわしなくなってしまう部分があり「ロマンティック」ほど全面的に成功とは言えないが、充分に聴きごたえがある。

クレンペラーのブルックナー交響曲第4番

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」クレンペラー指揮 ケルン放送交響楽団(1954)快速クレンペラーとは聞いていたが、ここまで速いとは。かのレーグナーより速い。アタックも激しいのに音は充分伸ばしてあるので、大変なことになっている(笑) 快…

クレンペラーのボックス

クレンペラーのボックス郊外ジョッピング・センターのCD屋で、ベートーヴェンの全交響曲を含むクレンペラー指揮の10CDが1,000円ちょっとで売っていた。(オットー・クレンペラー名演集) 手持ちとかぶらないブルックナーの4,7,8盤を含んでいるの…

クレンペラーの ブルックナー 交響曲第6番

ブルックナー 交響曲第6番クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1964)以前、チェリビダッケをアグレッシブな名演といった意味の事を書いたことがあったが(こちら)クレンペラーも別の意味でアグレッシブだ。例えば第1楽章は、最も遅い部…

クレンペラーの ブルックナー 交響曲第9番

ブルックナー 交響曲第9番クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1970)ブルックナー聴き始めの頃、かの有名な某音楽評論家がブル9の推薦盤について、 部分的にクレンペラーが美しい部分もあるが、シューリヒト(1961)がベストである と書…

クレンペラーの ブルックナー 交響曲第8番

ブルックナー 交響曲第8番クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1970)第1楽章を聴いて、クナやコンヴィチュニーにせまる名演か?と思った。第2楽章はさすがに遅すぎるし、楽器間のバランスも首を傾げざるを得ない(クナより遅いブル8ス…

クレンペラーの ブルックナー 交響曲第7番

ブルックナー 交響曲第7番クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1960)先日の5番に比して、肩の力が抜けた、一見あっさりした演奏だが、よく聞くと結構緻密である。結果的に5番より感動的なブルックナーに仕上がっている。この演奏を「味も素っ気…

クレンペラーの ブルックナー 交響曲第5番

ブルックナー 交響曲第5番クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1967)クレンペラーらしい堂々たるブル5である。何一つ文句の付けどころがないが、今まで散々各種の名盤を聴いてきた耳には、もうひとつ何か物足りない気がしてしまう。しか…

クレンペラーのブルックナー 交響曲第4番

ブルックナー 交響曲第4番クレンペラー指揮 フィルハーモニア管弦楽団(1963)弱冠速めのテンポで、クレンペラーらしい、小細工なしの正攻法でぐいぐい押してくる。人気の割に内容が薄いこの曲は、こういう演奏の方があらが出なくて楽しめる。ただ、第4楽…