2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ブルックナー 交響曲第9番

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1954) シューリヒトの発掘音源シリーズである これも7番と同じことが言える。すなわち1961年のウィーン・フィル盤と基本的な解釈は変わらないが、ライブならではの迫力がある。テンポのゆれも見られ、シ…

ブルックナー 交響曲第5番

シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1963) 今までちょこちょこ触れてはいたが、単独ではとりあげていなかった。ラジオ放送用のライブ音源(モノ)である。 以前「テンポの変化が大きくて下げざるを得ないか」と書いたことがある。その気…

ブルックナー 交響曲第7番

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1953) シューリヒトの発掘音源シリーズである。 1964年のハーグ・フィル盤と基本的な解釈は変わらない。(こちら) しかし、64年盤は枯れた魅力があるが、50年盤は若々しさとライブならではの迫力に満ち…

ワーグナー パルジファル

クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1962) まだ途中であるが、途中までの感想 今までのワーグナーオペラ(楽劇)の中では一番すんなり入ってくる。このオペラのファンの人が「それでも1幕は忍耐を強いられる」と書いていたが、車で聴い…

津軽対南部

先日のケンミンショーで舞の海が「(八戸の)伊調姉妹は他県民の感覚」といっていたが、津軽側から見てもそうだったのだ(笑)

ブルックナー 交響曲第3番 改訂版準拠

シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1965) ブル3の3版以降というと、長らく「まずはクナ」であったのでどうしても手が遠のいてしまうが、最近はシューリヒト三昧なので久々に聴く。シューリヒトのブル3のオフィシャル盤である。 百凡…

奥さんと娘と「20世紀少年」と麻雀

実は、全巻を買って読んでしまった。奥さんもその後2度ほど通して読んではまってきたらしい。 気がつかない間に、なんと娘も読み通したらしい。理解できているのか?映画の「ともだち」は誰がやっているの?と聞いてくるが知らんちゅうの。 そういえば、奥…

ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1953) シューリヒトの発掘音源シリーズである。 それも、私にとっては初めてのシューリヒトのワーグナーであり、しかも「トリスタン〜」である! シューリヒトにしてはかなり遅いテンポなのに、異様な推…

ブルックナー 交響曲第7番

ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送交響楽団 NHK教育に入った映像。 ヤルヴィという名前に聞き覚えがあったが、廉価盤のマーラー交響曲全集で8番を指揮していたのが、ヤルヴィだ。(こちら) ただし、こちらが父親のネーメ・ヤルヴィで、ブル7は息子のパ…

ワーグナー「ニーベルングの指環」ハイライツ

カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1966〜1970) 先日「ワルキューレ」は聞いてみたいと書いたカラヤンだが、全曲盤を買うとえらい高い。新星堂でたまたま上記が1,000円で売られていたので、とりあえず、ヤノヴィッツを確認するためにはいい…

スペイス・オディティ デヴィッド・ボウイ(1969)

ドラマの主題歌なのか、TVから懐かしい曲が聞こえてきた デヴィッド・ボウイはアナログ時代はロバート・フリップ参加の関係で「ヒーローズ」そして直後のライブ「ステージ」(エイドリアン・ブリュワーのメジャー初登場か?)と、当時廉価で出ていた「スペ…

倉多江美と坂田靖子

先日の「戦後少女マンガ史」を読んで思い出した漫画家がもう一人いる。倉多江美である。大変ユニークな作家であるという記憶はあるが、作品、内容など全く記憶が無い。現在入手しづらいようで古本屋に行っても1冊も無かった。 その際、替わりといっては何だ…

ワーグナー 神々の黄昏 クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1956)ワーグナー パルシファル クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1962)やっと「ニーベルングの指環」を聴き終わった。日記を見直すとのべ2ヶ月かかっ…

「天地人」と前田慶次

大河ドラマというものを見なくなって久しいが、来年の「天地人」は久々に見るかもしれない。 「前田慶次」ファンとしては主役が彼の朋友「直江兼続」であるのが嬉しいし、配役も期待させる。 ただ、肝心の(笑)前田慶次のキャスティングが未発表である。原…

ブルックナー 交響曲第8番 ハース版

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1954) シューリヒトの発掘音源シリーズである。 1963年のウィーン・フィル盤は、テンポの速い遅いのコントラストが激しすぎるのだが、こちらは基本的に同じ解釈だが、コントラストが激しすぎるということ…

ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」

シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1961) ザルツブルク音楽祭のライブということで、発掘音源の一種であろう。 推進力抜群の演奏だが、ぼんやりしていると聴き逃してしまうニュアンスに満ちている。木管の意味深さは相変わらずで、時に…

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1955) シューリヒトの発掘音源シリーズを買おうとしたらもう輸入盤でしか手に入らなくなっていた。 私の記憶が正しければシューリヒトの「ロマンティック」は今まで音源が無かったはずだ。否が応にも期待…

追悼 リック・ライト

ピンク・フロイドのリック・ライトが亡くなったそうである。「虚空のスキャット」のコードワークは永遠の輝きをもっている。

戦後少女マンガ史(1980:文庫化 2007)

米沢嘉博 以前書いた「戦後SFマンガ史」(こちら)の前に書かれた本。戦後の少女マンガの通史として初めての本だったらしい。それまでの少女マンガの文化的な地位の低さは、今では想像もつかないが、それが現実だった。 内容は読んでいただくのが早いので、…

続 おでかけ

というわけで、一昨日の小岩井農場シープ&ドッグショーの写真。 ちなみに昨日は「こどものくに」で娘と初めてゴーカートに乗った。

おでかけ

娘は動物が見たいという。 奥さんは羊に会いたいという。 なので昨日は 盛岡市動物公園 小岩井農場 をはしご! この歳になると1,2日おいて出る筋肉痛が昨日は夕方にはふくらはぎに出た(爆)写真は動物公園の散策路。

ワーグナー 神々の黄昏 クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1956)

笑う大天使(2005)

ケーブルに入ったので見ることができた。この川原泉原作の実写化については、以前こんなことを書いたことがある(こちら) 今考えると、当たらずとも遠からずであるが、「川原泉の独特の世界観の実写化」さえ期待しなければ、かなり良くできた作品だと思う。…

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 第1稿

インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1982) というわけで聴く。 どうもこの演奏は、第2稿のイメージに近い演奏を目指しているようで、そうすることによって結果的に第1稿と第2稿の違いが自然に現れるようにしている感じだ。第1稿の複雑な難解さも…

青森と相撲

ケンミンショーで青森県民は相撲を愛しているという話をしていた。(相変わらず津軽中心の話なのだがそれは置いといて) 何べんも言うが、子供の頃の札幌を除いては、関東圏と八戸でしか生活したことが無いので、漠然と他県でも場所中の地方ニュースでは地元…

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 第1稿

ヤング指揮 ハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団(2007) ご存知の方もいるかもしれないが、「ロマンティック」の第1稿は、一般的に演奏されている版(ハース版かノヴァーク2版 わかりづらいので以降は第2稿と表現する)とはだいぶ違う。たぶんブルック…

都市伝説 サンカ

コンビニ本で、「都市伝説2」なるものを買った。 その中で「富士の樹海にはサンカ(山窩)が住んでいる」という話があった。 ご存知の方もいるかもしれないが、日本原住民との説がある、平地に定住せず山々をめぐって生活していた人々で、なぜか太平洋戦争…

もののけ姫

娘が「もののけ姫」はあるかと聞いてきた。小さい頃に一度見せているが既に忘れていて、学校の図書室に「もののけ姫」の本があったようで興味を持ったらしい。「トトロ」「ラピュタ」「千と千尋〜」「ハウル」等は好んで見ていたが、「もののけ姫」は娘にと…

朝の1枚

雲が薄墨のようで面白かった。

ブルックナー 交響曲第2番

ヤング指揮 ハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団(2006) 以前、ヤングのブルックナーシリーズが「よりによって2番からというのもすごい話だ」と書いたが(こちら)理由があったようだ。 2005年に初めて出版された、1872年稿という、正真正銘の第1稿の演…