ケーブルに入ったので見ることができた。この川原泉原作の実写化については、以前こんなことを書いたことがある(こちら)
今考えると、当たらずとも遠からずであるが、「川原泉の独特の世界観の実写化」さえ期待しなければ、かなり良くできた作品だと思う。長めのアクションシーンが始まったら、「やっぱりこっち主体かい!」と思ったが、史緒の兄が小説家であることと母とのからみをラストにもってきて、お涙頂戴にした手腕はなかなかのもの。そのアクションシーンも、まさか上野樹里(史緒)が巨○化するとは・・・・!してやられた。
広川太一郎のナレーションもうれしい。
「笑う大天使の肝は続編にあり」とは私の持論だが、史緒が主役になっているので前述のとおり、その続編のエピソードが組み込まれていて大変よかったのだが、和音や柚子の分も入れてほしかった。まあ時間が足りなくなるけどね。
その柚子役の平愛梨は「20世紀少年」で「カンナ」を演じているという。これも見てみたいかも。