2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

八戸の義経伝説 高館

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最近の状況 音楽編

最近の状況 音楽編そもそもは、ハイドンの交響曲全集のあとモーツァルトへ行く予定だった。その後の流れが以前、ピアノ協奏曲で内田光子と「鞍上人無く、鞍下馬無し」的演奏をしたテイトhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2007/05/24のモーツァルト交…

「かぐや姫の罪」三橋健

「かぐや姫の罪」三橋健アニメに便乗した本かと思いきや、なかなかに面白そうだったので買ってみた。「竹取物語」は、求婚の五貴公子のモデルについての考察とかは読んだことがあったが、かぐや姫を迎えにきた天人が「かぐや姫は罪を犯したために地上に流さ…

チャイコフスキー・エディション(60CD)

チャイコフスキー・エディション(60CD)以前から気になっていたのだが、ユーズドで廉価のものが出たので買ってしまった(汗)55CDと60CDのバージョンがあり、60CDは、その追加分が凄いのだ。その追加によってピアノ協奏曲第1番が5種類、ヴァイオリン…

大島やすいち「おやこ刑事」と池上遼一

大島やすいち「おやこ刑事」と池上遼一「おやこ刑事」には「特別武装警察」という特別長編的作品があるが、この作品だけ絵柄が違う。見覚えがあると思ったら、当時の池上遼一の絵柄である。池上遼一は大島やすいちの10歳年上だから、まさかアシスタントと…

ブル7のはしご

ブル7のはしご先日、シューリヒトのブルックナー交響曲第7番(1964 ザルツブルク音楽祭)を聴いたせいで、ブル7のはしごが始まってしまった(が、今回も最小限に留める)この時、1938年盤とこの1964年盤、そしてオフィシャル盤を同率と書いたが、オフィシ…

シューリヒトのプラハ(1964 ザルツブルク音楽祭)

モーツァルト 交響曲第38番「プラハ」シューリヒト指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1964 ザルツブルク音楽祭)先日のブル7と同日のザルツブルク音楽祭ライブである。どりあえずシューリヒトのプラハをまとめると以下のようになる。(これですべて…

池波正太郎「剣客商売」シリーズについて

池波正太郎「剣客商売」シリーズについて「剣客商売」は、作者の死去により、最後の長編「浮沈」にて未完のまま幕を閉じる。しかし、解説にもあるが、作者はこの作品が最後になる事を感じていたのでは、という事が作品の内容のそこかしこで伺える。なので、…

母袋子橋(ほろこはし)未到達

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「おやこ刑事」と、浅野ゆう子「サマーチャンピオン」

「おやこ刑事」と、浅野ゆう子「サマーチャンピオン」 「おやこ刑事」は、いろいろと当時のはやりが出てきて懐かしい。サミー・デイヴィスJr.そっくりのキャラが出てきたりする。そんなん中、登場人物の若い女性が「いっきにちゃんぴよん」という鼻歌を歌っ…

池波正太郎「剣客商売」の手裏剣お秀

池波正太郎「剣客商売」の手裏剣お秀「剣客商売」には、三冬の他に手裏剣を得意とする女剣士杉原秀が登場する。このシリーズを読むきっかけとなったコンビニ本の漫画版「剣客商売」で最初に買ったものに杉原秀初登場の「手裏剣お秀」が収録されていた。その…

大島やすいち「おやこ刑事」の話 その2

大島やすいち「おやこ刑事」の話 その2なかなか覚えているシーンが無いと書いた「おやこ刑事」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2015/01/19/0458571979年にドラマ化された際の回をちょっと覚えていた。冒頭で、自分たちをどの俳優が演じるかを…

池波正太郎「剣客商売」番外編について

池波正太郎「剣客商売」番外編についてまだ「剣客商売」を読み始めのころに「剣客商売」の番外編として、小兵衛の若い頃を描いた「黒白」の存在を知ったが、未だシリーズについてよく知らなかったので、シリーズ終了後に読者の要望に応えて小兵衛の若き日の…

シューリヒトのブル7(1964 ザルツブルク音楽祭)

ブルックナー 交響曲第7番シューリヒト指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1964 ザルツブルク音楽祭)以前、シューリヒトのブル7には、オフィシャルのハーグ・フィル盤録音直前のザルツブルグ音楽祭音源があるらしいと書いたがhttp://hakuasin.haten…

大島やすいち「おやこ刑事」の話

大島やすいち「おやこ刑事」の話KCスペシャル版で全12巻を購入した「おやこ刑事」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/12/25/044829リアルタイムで読んでいたはずだが、最初の方は絵柄が安定せず、内容も手探りなのか「こんな話だったけ…

母袋子橋(ほろこはし)

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ブルックナー、ワーグナーのはしご

ブルックナー、ワーグナーのはしご先日ティントナーのブル5の時に「ブルックナーを聴き始めると、しばらくブルックナー・オンリーになってしまうから要注意」と書いたが、やはりブル5のはしごが始まってしまった。しかし、我慢して、数種類のフィナーレで…

池波正太郎「剣客商売:罪ほろぼし」

池波正太郎「剣客商売:罪ほろぼし」解説にもあるが、剣客商売シリーズは後半になるに従って、人間の暗部をえぐる作品が増え、深みはあるが、陰鬱な印象はぬぐえない。そんな中、十二巻に収録されている「罪ほろぼし」は、久々にほっとするさわやかな作品で…

テイトのブル9

ブルックナー 交響曲第9番ジェフリー・テイト指揮 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団(1991)待望のテイトのブルックナーである。以前ブル9は、他のブルックナーと違い水晶の音楽である、と書いた。真の意味でこれを具現化しているのは、テンポの違…

テイトのワーグナー 「DIVINE(神)」

「DIVINE(神)」ジェフリー・テイト指揮 ハンブルク交響楽団(2012)デボラ・ヴォイト(sp)以前に「テイトにバイロイトを振らせろ!」みたいな事を書いたが、こんなものが出ていたとは!DVDと同内容のCDのセットだが、曲目は以下のとおり。(ライブ)…

箸の持ち方

箸の持ち方先日のテレビでよゐこ濱口が箸の持ち方を矯正中、という話をしていた。以前はいわゆるバッテン箸だったようだが、実は私もそうであった。直すきっかけになったのが、奥さんが娘を妊娠した時で、生まれてくる子供に恥ずかしくないように、と頑張っ…

妖怪大戦争(大映)

妖怪大戦争(1968)デアゴスティーニの大映特撮映画である。できれば、前作の「妖怪百物語」を先に見たかった。「妖怪百物語」はガメラシリーズと併映だったので見ているが、こちらは多分見ていない。西洋妖怪対日本妖怪、ということで、これは他愛もない内…

大魔神逆襲

大魔神逆襲(1966)デアゴスティーニの大映特撮映画である。前2作はガメラシリーズと併映だったが、この3作目は併映無しのせいか、劇場でもテレビ放映でも見た記憶が無い。子供が主人公ということで、あまり期待していなかったが、なかなかにシビアで、そ…

「剣客商売」の「春の嵐」小説と漫画

「剣客商売」の「春の嵐」小説と漫画「剣客商売」の初の長編「春の嵐」であるが、最初は大島やすいちの漫画版で読んだ。短編二つを同時進行させたような内容で、せいぜい中編止まりで、長編にするまでの内容かな?と、との時は思った。しかし池波正太郎の原…

カルロス・クライバーの「椿姫」発掘音源

ヴェルディ「椿姫」カルロス・クライバー指揮 フィレンツェ五月祭管弦楽団(1984)チェチーリア・ガスディア(S ヴィオレッタ)ペテル・ドヴォルスキー(T アルフレード)ジョルジョ・ザンカナーロ(Br ジョルジョ・ジェルモン)エディト・マルテッリ(S フ…

ティントナーのブル5 発掘音源

ブルックナー 交響曲第5番ティントナー指揮 ロンドン交響楽団(1969)年末に発売したての、タワレコ限定盤である。亡くなる寸前に、かのブルックナー交響曲全集の名盤を残したティントナーが52歳の時のBBC放送用音源が発掘された!モノラルであるが、残…

テイトのワーグナー管弦楽曲集

ワーグナー管弦楽曲集ジェフリー・テイト指揮 バイエルン放送交響楽団(1987)シェリル・ステューダー(sp)「パルジファル」第1幕への前奏曲「ファウスト」序曲「クリストフ・コロンブス」序曲「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲「トリ…

テイトの「ジュピター」

モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」テイト指揮 イギリス室内管弦楽団(1985)39番、40番同様、ややゆっくり目のテンポで、テヌートたっぷりの、声部のブレンド感が絶妙な演奏であるが、弱奏部のしっとりとした抒情感は、この「ジュピター」という曲に…

テイトの モーツァルト 交響曲第40番

モーツァルト 交響曲第40番テイト指揮 イギリス室内管弦楽団(1985)39番同様に、弱冠ゆっくり目で、テヌートが充分効いた演奏である。個人的には、モーツァルトの交響曲は、透徹性があって、きびきびしたリズムで、声部の対比が良くわかる演奏が好きでるが…

10年ぶりのベース購入

10年ぶりのベース購入最近、ベースのフレットが減ってきていて、フレットを替えると新品を買うぐらいの費用がかかるとの事で、そろそろ買い替え時かな、等と思って、ネットを含めいろいろ調べていたのだが、どうもピンと来るのがなかった。半分あきらめてい…