2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ミス・マープル 鏡は横にひび割れて

原作は、犯人とその夫の切ない心情から、個人的には忘れがたい作品である。 一時期やたらとクリスティの作品が映画化された時代があった。その頃は見ず嫌いだったが、同じ原作の「クリスタル殺人事件(変な邦題だ)」の出来はどうだったのかな。 題名の由来…

[今週の通勤BGM

ワーグナー ジークフリート クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1956) 「ジークフリート牧歌」のフレーズが出てくるとうれしくなったりする。本当はこのオペラのフレーズを使用して「ジークフリート牧歌」が書かれたのだから、順序が逆…

ブルックナー 交響曲第8番 ハース版

朝比奈隆:大阪フィルハーモニー交響楽団(1983) で、久々にいわゆるカテドラル盤を聴く。 確かに演奏のアラはこちらのほうが目立つが、それをものともしない「ドキドキ感」「わくわく感」がこの演奏にはある。 N響盤は演奏の完成度は高く、どこまでも落ち…

ブルックナー 交響曲第8番 ハース版

朝比奈隆指揮 NHK交響楽団(1997) 衛星に入った映像である。 どこを切ってもブルックナー、オケがはけても拍手が鳴り止まないのもうなづける、まれに見る名演だ。確実に1994年の上に来る。(こちら) 個人的にはテンポが遅すぎるか?と思う部分があるの…

ケンミンショー「他県民が抱いているイメージに反論」

「他県民が抱いているイメージに反論」というのもやっていた。しつこいようだが、青森は全域でりんごを作っているわけではない。全域が雪深いわけではない。青森は「津軽県」「南部県」「下北県」があると思ってもらっていい。気候、土壌、方言、県民(?)…

カレーに生卵

ケンミンショーで大阪はカレーに生卵をのせるという話をやっていた。 私は、埼玉は上福岡(今は無い)時代、行きつけの大衆食堂で、カレーに焼肉と生卵の黄身がトッピングされている「スペシャルカレー」というメニューがあり、友人達と共にあたりまえのよう…

ブルックナー 交響曲第8番

シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1963) シューリヒトという人は、ニュアンス付けの天才で、以前ブル8については辛い点をつけたことがあったが(こちら)あくまで、テンポの変化が私の好みで無いというだけで、無限のニュアンスを味…

悲愴感 

作曲は「やっぱ好きやねん」等をてがけた、その筋では有名な人らしい。 買っちゃおうかな。

ブルックナー交響曲第5番

朝比奈隆指揮 シカゴ交響楽団(1996) 衛星に入った映像。オフィシャルのDVDがドキュメンタリーを含むらしいから、その演奏部分だけを放送したものと思われる。 しかし、ここまでシカゴ響とブルックナーの相性が悪いとは思わなかった。すべてがあっけらか…

追悼 深浦加奈子

最近見ないなと思っていたら、深浦加奈子さんが亡くなったそうだ。私よりひとつ年下。若すぎる。ご冥福をお祈りします。

ブルックナー 交響曲第2番 ノバーク版

インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1988) ヤングのブルックナーを注文したがまだ届かないので、復習も兼ねてインバルを聴く。やはりこれは名盤だな。(こちら)

モーツァルト 交響曲第41番

ホグウッド指揮 エンシェント室内管弦楽団(1982) こんどはジュピターを聴き比べ。 マリナーは細部が流れてしまっている。 コレギウム・アウレウムはやはり柔らかみのある癒し系で、欠点までは行かなくても、やはりレガートがきつく若干しまりが無く聴こえ…

モーツァルト 交響曲第40番

ホグウッド指揮 エンシェント室内管弦楽団(1981) 最近マリナーのモーツァルト後期交響曲を買ったので、40番をコレギウム盤やこのエンシェント盤と聴き比べをしてみた。厳密に言うと、マリナー以外はピリオドで、マリナーは当時では珍しかった小編成の通…

ワーグナー ジークフリートクナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1956)

ミス・マープル パディントン発4時50分

原作は、おそらくミステリー史上もっとも印象的な導入部をもつ作品のひとつであろうと思われるが、映像化されると、その導入部が若干説明過剰に見えてしまうのは残念。 それでも、このシリーズは正攻法にうまくまとめてある。 やっと気づいたが、このシリー…

バッハ「マタイ受難曲」

メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(1939) で、やっぱり聴いてしまう。ただし、やはり1部の途中までと例のペテロのくだり。 感想は基本的にかわらない(こちら)

8月なのに、この寒さは何だ!予報では15℃だが、体感的には12,3℃に感じた。

バッハ マタイ受難曲

アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(1970) 久々に聴く(途中まで)本当は30分ぐらいで、メンゲルベルクへ行きたかったのだが、懐かしくてついつい1部の大半を聴いてしまう。そうなると時間もないので、途中を跳ばして2部の私の…

バッハ カンタータ140番 147番

アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(1983) 140番はオルガン曲「目覚めよ、とわれらによばらる物見らの声」の原曲が、147番には誰でも一度は耳にしたことがある「主よ、人の望みの喜びよ」が含まれている。それがアーノンクール指揮…

ブルックナー 交響曲第3番(ノバーク1版)

シモーネ・ヤング指揮ハンブルク・フィル(2006) 前々からこの女性指揮者のブルックナーは気になっていたのだが、タワレコで輸入盤が安かったので買ってしまう。 これでブル3のノバーク1版はインバル、ティントナーに続いて3枚目になった。 インバルが「…

自家製「〜だし!」

例の自家製「〜だし!」であるが、奥さんは今度は、おくら、つるむらさき、みょうが、なす、しそ、にんじん等で作った。 もう「〜だし!」の原型は無い(笑)

娘と姪

昨日は久々に弟一家が八戸に来る。 蕪嶋で娘と姪がウミネコにえさをあげようとしている図。 ちなみに埼玉から来た弟は、まさに先日の海無し県民反応「潮の香りだ!」(笑)

しょってる

ふと思い出したが、たぶん今では死語であろうが「うぬぼれている」ことを「しょっている」と私の上の世代では使っていた。 魔法使いサリーのエンディング曲で、サリーが「かわいいサリーは人気者〜」と自分で歌うのに対して、カブが「ちぇ、しょってらあ」と…

自家製の「山形のだし!」

奥さんが里帰りしたとき、母方の実家である深浦方面へ行き、親戚から刻んだ夏野菜(きゅうり、なす等)を納豆昆布で漬ける料理を教わってきて、はまったのか大量に作っている。 これは自家製の「山形のだし!」ともいえるもので、これを「青菜(せいさい)」…

プチお出かけ

昨日、お盆の間、1日ぐらい日帰りで遠出をしたいなと思って、娘に「行きたいところは無いか」と尋ねたら「ろっかぽっかに行きたい」という。「ろっかぽっか」というのは六ヶ所村にある入浴施設である。 せっかくの遠出が風呂に入るだけというのもさみしいの…

海無し県

ケンミンショーで「海なしケンミンサミット」なる企画があり、「海なしケンミン」は海を見るとテンションがあがる、というのがあったが、気持ちはわかる。 私は青森県生まれではあるが、物心ついたときは札幌、10才〜30才まで川越とその近辺の埼玉在住で…

ミス・マープル2 動く指(2006)

これも原作とは違うが、珍しく他の「ミス・マープル2」よりはずっと原作に近い。 エミリア・フォックス、ジェームズ・ダーシー、ケリー・ブルック、タルラ・ライリー(この娘はいずれ表に出てくるぞ)等、けっこう旬な俳優が出ていてある意味豪華。 また「…

ミス・マープル2 スリーピング・マーダー(2006)

あいかわらず「ミス・マープル2」の方は、多くの人物設定から何から原作とはかなりかけ離れている。 例えば原作では若い新婚夫婦が謎解きに奔走するが、こちらは結婚前、しかも男性はかなり年上で仕事に忙しく、その部下(一見さえないが)が旦那の代わりを…

ワーグナー ジークフリート クナッパーツブッシュ指揮 バイロイト祝祭劇場管弦楽団(1956)

ミス・マープル ポケットにライ麦を

やはり原作にほぼ忠実だが、原作ではラストは犯人の逮捕をほのめかして余韻を残して終わるが、こちらはテレビ的効果のためか、一応結末をつけている。 直接このドラマとは関係ないが、ネットでこの原作について、「中期の傑作という評判を聞いて読んだが、普…