2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Bundles(1975)

Soft Machine 今までさんざん「再発が無い」と嘆いていたソフト・マシーンの"Bundles"が、次作"Softs"(1976)と共に、待望の再発を果たした!(10年ぶりだとか) カンタベリーの老舗、ソフト・マシーンも、「クロスオーバ〜フュージョン」という時代の流…

寄席芸人伝「不人情噺の朝楽」

古谷三敏 やはり、この時期になると、思ってしまう。 以前、こんな文章を書いた(こちら)

A Time & A Place

Emerson Lake & Palmer ELPの未発表ライブ音源の4CDBOXである。通常、もうELPのこういった類のものは、買う気は無かった。 ライブツアーというものは、レコード発売直後に行われることが多く、そこで演奏される曲は、その新発売のレコードに収録…

Emerson Lake & Palmer(K2HD)

Emerson Lake & Palmer たまたま、ELPが K2 High Definition マスタリングなる方式で、紙ジャケ限定生産されている(2008)というのを知り、特に生ピアノの音が、アナログ的要素を残しながら、音が良くなっているという評判も見て、お安いことだし、1stを…

モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」 ネヴィル・マリナー指揮 アカデミー室内管弦楽団(1985)より抜粋

羽佐間道夫と若本規夫

私は耳がいいと自惚れていて、声優さんの声は聞き分けられると自負してきたのだが、「嵐にしやがれ」等で、とぼけたナレーションをしている声を、ずっと羽佐間道夫さんだと思っていた。 しかし、彼もいい年なのに、随分若々しい声だな、と思って調べてみたら…

R・シュトラウス「ばらの騎士」

クレメンス・クラウス指揮 バイエルン放送管弦楽団(1944) (バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1942)) ウルスレアク(ウルスラーク)(元帥夫人) ウェーバー(男爵) ミリンコヴィチ(オクタヴィアン) ケルン(ゾフィー) 前奏曲がすごかったので(こちら…

「日出ずる處の天子」歴史の常識と思われている事への疑問

以前から、徳川家康長男自決の原因とか、綱吉の生類憐みの令とか、赤穂事件とか、歴史の常識と思われている事への疑問を、このブログで、たま〜に発表してきたのであるが 聖徳太子が、隋の皇帝に対し 「日出ずる處の天子、書を日没する處の天子に致す。恙無…

コーヒールンバ

例の「民族音楽大博物館」がキューバまで来た。 このシリーズは、民族音楽に根差したポップスも収録されているのだが「コーヒールンバ」が収録されており、この曲が今まで日本の曲だと思っていたのでびっくりした(汗) 物を知らないというのは恐ろしいもの…

R・シュトラウス「ばらの騎士」

クレメンス・クラウス指揮 バイエルン放送管弦楽団(1944) (バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1942)) ウルスレアク(ウルスラーク)(元帥夫人) ウェーバー(男爵) ミリンコヴィチ(オクタヴィアン) ケルン(ゾフィー)以前、1953年録音のものを聞いた…

八つ墓村(1977)

渥美清 萩原健一 小川眞由美 というわけで(こちら)久々に見てみる。 以前にも書いたが、横溝正史の作品は、この当時ブームだった金田一ものの映画を見た後に読んだ。 で、他の作品は、けっこう早めに読んだ気がするが、この「八つ墓村」だけは、映画のイメ…

モーツァルト 歌劇「魔笛」

トーマス・ビーチャム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1937) オペラ練習で久々に抜粋して聴いてみる。 戦前の名歌手が聴けるのがうれしい。 フルトヴェングラーの「ドン・ジョヴァンニ」で年齢を感じさせない若々しいツェルリーナを歌ったエルナ…

日曜はダメよ

例の「民族音楽大博物館」がギリシャまで来た。 ギリシャ音楽というのは、あまり意識したことは無くて、ミッシェル・ポルナレフの「ギリシャにいるジョルジナへ」が、たぶんギリシャ風に作られているであろうから、こんな感じなのかなあ、と思っていた。 で…

タルカス クラシック meets ロック(2010)

吉松隆 ご存知、EL&Pの代表作「タルカス」の、フルオーケストラ編曲版である。 吉松隆は、プログレ好きな、クラシックの作曲家ということで、今までの、ロックを理解しない人による、ロックのオーケストラに比べれば、かなりの進歩で、確かに悪くはない…

美藝公

筒井康隆+横尾忠則 以前「柴田錬三郎+横尾忠則」の「うろつき夜太」について書いた時にちらっと触れた。(こちら) お手頃価格のユーズドがあったので買ってみたら、復刻版とのことで、元の単行本よりはひとまわり小さい。これはまあ、しょうがないか。 敗…

八戸のイタコ

昨夜のテレビで、小森純が八戸のイタコを訪ねていた。 当地にイタコがいたとは知らなかった(汗) 調べたら、けっこう近所である(大汗) 最後に感想を述べていた場所は、蕪嶋の海水浴場 バックにウミネコが大量に映っていた(笑)

モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(抜粋) クリップス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1955) 前にも書いたが、フルトヴェングラー盤と歌手の共通があり、ステレオでシエピ、デルモータ等を楽しむならこちら、ということになる。

八つ墓村

長尾文子 原作:横溝正史 長尾文子による金田一耕助シリーズの漫画化は、「犬神家の一族」を読んだことがある。 この人の絵も、いわゆる「浮世絵の後裔」(こちら)的な雰囲気で、金田一耕助シリーズの別の魅力を、醸し出してくれている。 私は若い頃、江戸…

本日、企業健診、そのまま盆休みに突入。 早起きの身としては、診察まで、煙草も水もだめというのが、やはりつらいといえばつらい。 いや、つらくはないが、あたまがしゃきっとしない(笑)

江戸川乱歩の通俗長編

三島版「黒蜥蜴」を読むために、事前にオリジナルの「黒蜥蜴」を読み、またネット上で天知茂版のドラマを熱く語るサイトをみつけたり、通俗長編を「こんな面白いものがあったのか」とべた褒めしているサイトを見つけたりして、再度乱歩の通俗長編を読みなお…

黒蜥蜴

三島由紀夫(原作:江戸川乱歩) というわけで(こちら)三島版「黒蜥蜴」を読む。 三島由紀夫の作品は、そんなに数多く読んだわけではなく、少年時代に「禁色」「憂国」その他を読んだだけであるが、生まれて初めて「文章というものの持つ力」というものを…

モーツァルト「魔笛」フルトヴェングラー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1951) より、抜粋。 いつもならクレンペラー盤だが、気分を変えて。 ヴェルディ「椿姫」ギオーネ指揮 リスボン・サン・カルロ劇場管弦楽団(1958) より「プロヴァンスの…

星降る夜にきかせてよ(1977)ハスキーボイスでささやいて(1979)

一条ゆかり 先日、古本屋で文庫版をみつけて購入。 ぱらっとみて、覚えているような、覚えていないような・・・・で買ってみたが、続編の「ハスキーボイスでささやいて」のあるエピソードのみ、明確に覚えていた。 ちなみに、なぜ続編が2年後かというと「砂…

昨日は 36.7℃、当地の観測史上2番目の暑さだった。 夜も、29℃から下がらず、さすがにしんどい。

「もののけ姫」はこうして生まれた

「もののけ姫」のLDと同時発売のメイキング(VHS 3本組み)である。今ではDVDでかなりお安く買えるが、当時はかなり高かった気がする。(調べたら1,0500円!) 発売日か、その直後にに秋葉原で両方買って、悦に入っていたものだ。 余談だが、その何…

黒蜥蜴

JET(原作:江戸川乱歩) JETという人は、金田一耕介シリーズや、ホームズシリーズの漫画化を愛読していて、いつかもれなく揃えたいのだが、古本屋で江戸川乱歩原作の上記をみつけた。 あいかわらず、JETらしい個性に満ちていながら、原作の雰囲気もおとしめ…