モーツァルト 歌劇「魔笛」

トーマス・ビーチャム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1937)
オペラ練習で久々に抜粋して聴いてみる。
戦前の名歌手が聴けるのがうれしい。
フルトヴェングラーの「ドン・ジョヴァンニ」で年齢を感じさせない若々しいツェルリーナを歌ったエルナ・ベルガーはこちらでは全盛期、当時この人でなければ、とまで言われた「夜の女王」が聴ける。
現代の目から見ると、高音部へ行くときのずり上げが気になるところだが、最高音のパッセージの音程の正確さはさすがである。