2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

響鬼

実は仮面ライダーは「ブレード」から見なくなっていた。「響鬼」が初回なので、とりあえず見てみたら、なんと私がしつこく言っていた蒲生麻由(デカレンジャー:サキュバス役)がレギュラーではないか!デカレンジャーですぐいなくなって、もったいないとさ…

「りぼん」のふろくと乙女ちっくの時代(1995)ちくま文庫

大塚英志 そういえば、こんな本も昔買っていた。作者は1958年生まれだからやっぱり同世代。この人もりぼんを買ってたのだ。あの時代を分析するには大変面白い本。大矢ちきについての考察もあり。(to ダイアナ様)

花岡ちゃんの夏休み(1977)

清原なつの 水樹和佳を古本屋で購入したついでに、清原なつのも買い漁ってしまった。腰が抜けるほどなつかしい。(私は高校〜バイト生活の頃)1970年代は少女漫画が劇的な変化を迎えた時代で、それまでの少女漫画のパターンをやぶった作品が次々登場し、男性…

水樹和佳 樹村みのり

水樹和佳のことを日記に書いたら、また読みたくなって古本屋で何冊か購入した。記憶に無いものばかりだった。ほんとは「りぼん」時代の記憶にある作品が読みたかった。しかし、気楽に読み飛ばせない、重い作品ばかり書く人だ。(褒めている) そういえば樹村…

「ゲゲゲの鬼太郎」の映画化

「ゲゲゲの鬼太郎」が「トリック」の堤幸彦監督で映画化されるという話題がある。それで思い出すのが、ドラマ版の「ゲゲゲの鬼太郎」で、ねずみ男:竹中直人、子泣きじじい:赤星昇一郎(こないだまで「グランセーザー」に出てた。やはりあの頭で起用された…

アガサ・クリスティ

最近は、本を読む時間があまりないのだが、ちょっとした暇にクリスティをぽつぽつ読み直したりしている。(すっかりストーリーをわすれてしまったものが対象)「五匹の子豚」「象は忘れない」等。偶然にも、両方共、忘れ去られかけた過去の事件を解決するも…

マージナル(1985)

で、悩む。「ポーの一族」もSFか?うーん。「11人いる!」(1975)「東の地平・西の永遠」(1976)は、あえて落とした・・・・「タダとフロルのスペースストリート」(1977)を加えると無敵なんだが・・・そうそう、「銀の三角」文庫版150ページは、びっく…

銀の三角(1980)

スター・レッド(1978)

樹魔・伝説(1979,1980)

水樹和佳 それまで、良質ながらも普通の少女漫画を書いてきた彼女が、SFを書いたというので、当時はびっくりし、また読んでみて、かなり感動したものだ。確か ma ma doo!!のメンバー自己紹介の文に載せた覚えもある。ハード面、情緒面共にすばらしい。彼女…

SFマンガベスト

さて、ここまできたらSFマンガベストもいってしまおう。ただし、記憶もあやしいし、世に出たすべてのSFマンガを読んでいるわけではないので、あくまで、個人的な好みである。

「虎よ、虎よ!」(1956)

アルフレッド・ベスター こんなところか。アルジャーノンは純粋SFでないという解釈ではずした。「星を継ぐもの」は次点か。「パーンの竜騎士」も捨てがたいが。うーん、きりが無いのでこの辺で。 ちなみに、大ファンである、ディックの作品が無いが、「ヴ…

「闇の左手」(1969)

アーシュラ・K・ル・グウィン

「都市」(1952)「中継ステーション」(1963)

クリフォード・D・シマック

「ソラリスの陽のもとに」(1961)

スタニスワフ・レム

デューン・シリーズ(1965〜1985)

フランク・ハーバート

続SFベスト

さて、私のSFベスト3は、同率ということで複数挙げるのをお許し願いたい。

昨日は、雪のために遅刻してしまった。今までは雪や凍結の日は充分余裕をもって家を出ていたので、遅刻など一度も無かったのだが、昨日はやられた。(むちゃくちゃ降っていたわけではないのだが)普段ラッシュ時をさけて20分弱で着くところが、1時間20…

「ファウンデーション・シリーズ」+「ロボット・シリーズ」

アイザック・アシモフ としたい。元々両方には、つながりは無かったのだが、長いSF隠遁期を経て、1984年に「ファウンデーション・シリーズ」の続編を書いたらヒューゴー賞受賞。それで気をよくしたんだか、なんだか、この、彼の代表的な2シリーズの融合を…

幼年期の終り(1953)

アーサー・C・クラーク という事になる。SFの世界では、人類の未来があたりまえのように描かれるが、せいぜい人類が超能力を身につけたり、サイボーグ化したり(最近では、攻殻機動隊のようにネットと一体化するとか)どこまでいっても、今の人類の理解の…

SFベスト

突然、自分にとってのSF小説のベストは、なんだろうと思った。これは、若いころから何回か思って、その都度変わっているのであるが、この年になると、もうだんだん固まってきたように思う。さて、ベストを1冊挙げるとすると、私の場合

どすこい。(2000年、文庫化2004年)

京極夏彦 この人の作品は、ある時、そのサイコロのような文庫本をごっそり買い込んだ直後に、テンションが下がって、未だ手をつけていないので、大変申し訳なく思っている。で、この作品は、(読んだ事も無いのに)京極夏彦のイメージと違う感じであるという…

本日は、話題が無いので、昨日書店で衝動買いをしたが、まだ読んでない本について書いてお茶を濁す。

ゲシュタルト崩壊

以前、筒井作品で「ゲシュタルト崩壊」についてかかれた作品を思い出せないと書いたが、「筒井順慶」という作品だった。作者が自分の先祖である戦国武将「筒井順慶」について書くことになるとこらから始まるもので、その導入部だった。ずっと時代小説の部分…

「富豪刑事」と筒井康隆

さて「富豪刑事」であるが、当時、筒井さんは、表現技術については一種のピークを迎えていたような気がする。(「虚人たち」あたりで、新たな高みを目指し始めたか?)それほど「富豪刑事」は見事だ。1作目、何の説明もなしに、時間、場面を飛ばしてセリフ…

三島由紀夫の「遠乗会」

若い頃(というか子供の頃)小説でも映画でも、とにかくストーリーや発想が全てで、映像表現技術や文章表現技術等、気にもしなかったものだが、三島由紀夫の「遠乗会」の1行目を読んで、それこそ頭がくらくらし、腰が抜けるような思いをした。文章は表現技…

「富豪刑事」のドラマ

恥ずかしい話で、実は黙っていたかったが、先週「富豪刑事」の第1話をビデオ録画して、見る前に上書きして消してしまい、第1話を見損ねていたのだった。筒井康隆の原作の主人公を男性から女性に替えてのドラマ化なので、多少期待していたので、くやしい。…

ベースのハーモニックス奏法

先日書いた「The Great Deceiver Live 1973-1974」で、ジョンがベースでハーモニックス奏法をやっているのを発見した!一般にハーモニックス奏法というのは、フレットをおさえる左手で、ハーモニックスのポジションを軽くおさえることでオクターブ上のハーモ…

8:30(1979)

WEATHER REPORT 元はアナログ2枚組みでいわゆるD面のみスタジオ新録音。あとはライブ。世間的には大傑作といわれているし、分かる気もするが、ライブの方は、元々のスタジオ盤では豊富だった民族音楽的、アンビエント的な魅力がすっかり無くなって、ただジ…

The Great Deceiver Live 1973-1974(1992)

King Crimson 最近車の中で、久々にこれを聴いている(4CDBOX)思えば、これが出る前はこのラインナップ(人によって第3期といったり第4期と言ったりさまざまだが)のオフィシャルライブ音源は、当時は「USA LIVE」がCD化されていなかった…