最近は、本を読む時間があまりないのだが、ちょっとした暇にクリスティをぽつぽつ読み直したりしている。（すっかりストーリーをわすれてしまったものが対象）「五匹の子豚」「象は忘れない」等。偶然にも、両方共、忘れ去られかけた過去の事件を解決するもの。若い時にはあざやかなトリック等に惹かれたものだが、年のせいか、より心理的な作品が面白い。その点クリスティはぴったりかも。本来、キャラ的にポワロは好きでなく、マープルものばかり読んでいたが、（あと。トミーとタペンス）最近「カーテン」を読み、ある意味レーン的なその最後（違うか）にちょっと思い違いをしていたかもと思って、「スタイルズ〜」あたりから、ちゃんと読もうかと思っている。
が、ＳＦサイクルに入りつつあるかも、の予感もあるので、どうころぶかは分からない。
