2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

内田康夫「平家伝説殺人事件」

内田康夫「平家伝説殺人事件」内田康夫第5作にして「浅見光彦」再登場の作品である。この作品をあえて「浅見光彦シリーズ」と呼ばないのは「後鳥羽伝説殺人事件」で書いたように、作者は浅見光彦をこの作品までしか登場させないつもりだったからである。そ…

カイルベルトの「ラインの黄金」(1955)

ワーグナー「ラインの黄金」ヨゼフ・カイルベルト指揮 バイロイト祝祭管弦楽団(1955)ヴォータン:ハンス・ホッターアルベリヒ:グスタフ・ナイトリンガーローゲ:ルドルフ・ルスティヒファーゾルト:ルートヴィヒ・ヴェーバーファーフナー:ヨーゼフ・グラ…

内田康夫「後鳥羽伝説殺人事件」

内田康夫「後鳥羽伝説殺人事件」内田康夫の第3作目にして「浅見光彦」初登場作品である。ウィキペディア等では「浅見光彦シリーズ第一弾」としているが、作者は当初「平家伝説殺人事件」までの2作で浅見光彦の登場を終えるつもりで書いていて、編集者や読…

カイルベルトの「ニーベルングの指環」(1955)の話

カイルベルトの「ニーベルングの指環」(1955)の話2006年に発売された、ステレオ録音のカイルベルトの「ニーベルングの指環」(1955)の存在を知った時は、クナッパーツブッシュの指環やパルジファルを揃えるので手一杯だったし「なんでクナのステレオじゃ…

いしかわじゅん「約束の地」

いしかわじゅん「約束の地」(1981)「憂国」や「至福の町」とは違って、こちらはリアルタイムで読んだ記憶が無い、というか存在自体を知らなかった(汗)ネット上では「「憂国」を超えている」という意見もあり、気になったので購入。確かに「憂国」と「至…

「妖怪百物語」(1968)

「妖怪百物語」(1968)デアゴスティーニの大映特撮映画である。10日ほど前に発売されたが、やっと見ることができた。先日の妖怪大戦争http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2015/01/12と違って「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」と併映だったので、映画館で…

ヤングの「神々の黄昏」

ワーグナー「神々の黄昏」シモーネ・ヤング指揮 ハンブルク州立歌劇場管弦楽団(2010)デボラ・ポラスキ(ブリュンヒルデ)クリスティアン・フランツ(ジークフリート)ジョン・トムリンソン(ハーゲン)ローベルト・ボルク(グンター)ヴォルフガンク・コッ…

いしかわじゅん「至福の町」

いしかわじゅん「至福の町」(1981)先日の「憂国」同様http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2015/04/19リアルタイムで読んだ、いしかわじゅんのSF作品集である。表題作は、ギャグタッチの絵柄でシリアスなSF(ユートピア=ディストピア)作品で、こ…

テイク・ファイブ 1982年のライブ

テイク・ファイブ 1982年のライブ随分前になるが、"THE GREATEST JAZZ OVER 150 GREAT PERFORMANCES"なる8枚組CDを買ったことがある。(調べたら2004年の発売だった)スタンダード・ナンバーが網羅されてるのでこれを買っておけば有名どころのジャズはこ…

カップ焼きそば バゴーン

カップ焼きそば バゴーン 昨夜ちらっと見たテレビでショックな事をやっていた。カップ焼きそばの「BAGOOOON(バゴーン)」が東北信越限定で全国区ではない、との事。CMでは全国区のタカアンドトシがやっていたので、すっかり全国区の食品だと思っていた・…

ヤングの「ジークフリート」

ワーグナー「ジークフリート」シモーネ・ヤング指揮 ハンブルク州立歌劇場管弦楽団(2010)クリスティアン・フランツ(ジークフリート)ペーター・ガイヤール(ミーメ)ファルク・シュトルックマン(さすらい人)ヴォルフガンク・コッホ(アルベリヒ)ディオ…

いしかわじゅんの「憂国」

いしかわじゅん「憂国」(1980)昔「漫画エロジェニカ」という雑誌があって、雑誌の自動販売機(今はあるのか?)でよく買っていた。基本的にはエロ漫画の雑誌ではあるが、妙にシュールな作品揃いで、若き日の私の周りでもけっこう話題になっていた。(最近…

八戸ヴァレーシリーズ

blog.livedoor.jp

訃報 愛川欽也

愛川欽也氏の声優時代が本当に好きだった。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2004/10/11http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2004/10/14http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20041017/p1http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/08/08/041813

ヤングの「ワルキューレ」

ワーグナー「ワルキューレ」シモーネ・ヤング指揮 ハンブルク州立歌劇場管弦楽団(2008)ファルク・シュトルックマン(ヴォータン)デボラ・ポラスキ(ブリュンヒルデ)スチュアート・スケルトン(ジークムント)イヴォンヌ・ネフ(ジークリンデ)ミハイル・…

母袋子橋(ほろこはし)リベンジ

blog.livedoor.jp blog.livedoor.jp

八戸の古墳群

blog.livedoor.jp

八戸の義経伝説 完結編

blog.livedoor.jp blog.livedoor.jp

内田康夫「死者の木霊」

内田康夫「死者の木霊」(1980)先日、こんな事を書いたのだがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2015/03/10やっと初期作品に着手することができた。コピーライター等をしていた作者が自費出版したというデビュー作である。探偵役は「信濃のコロンボ」…

ヤングの「ラインの黄金」

ワーグナー「ラインの黄金」シモーネ・ヤング指揮 ハンブルク州立歌劇場管弦楽団(2008)ファルク・シュトルックマン(ヴォータン)ヤン・ブッフヴァルト(ドンナー)ラディスワフ・エルグル(フロー)ペーター・ガイヤール(ローゲ)ヴォルフガング・コッホ…

この歳にして気づいた「ロンド」

この歳にして気づいた「ロンド」八戸では本八戸という駅と繁華街を結ぶ道を新たに敷きなおすということで、区画整理的な事が進んでおり、その流れで行きつけの床屋さんが移転して(といってもお隣)新装開店ということになった。それに伴い、店でジャズをか…

八戸の義経伝説 三か所

blog.livedoor.jp

シモーネ・ヤングの「ニーベルングの指環」

シモーネ・ヤングの「ニーベルングの指環」さて、いよいよヤングの「指環」である。コンヴィチュニーも良かったが、やはり音が悪いとストレスがたまる。振り返ってみると、私が良く聴いている「指環」は圧倒的に1950年代の録音が多い。新しめでもヤノフスキ…

コンヴィチュニーの「神々の黄昏」

ワーグナー「神々の黄昏」コンヴィチュニー指揮 コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団(1959)ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)ヘルマン・ウーデ(グンター)ゴットロープ・フリック(ハーゲン)オタカール・クラウス(アルベリヒ)アス…