2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
バルトーク バイオリン協奏曲第2番ベルナルト・ハイティンク指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1969)ヘンリク・シェリングのバルトーク バイオリン協奏曲第2番は、実は単独では入手しづらいのだが、なぜかデイヴィス指揮コヴァセヴィチ(pf)のバ…
クリフォード・D・シマック「大宇宙の守護者」(1939)シマックの処女長編である。これはハヤカワ文庫(1975)であるが、1978年に別の出版社から発売された時のタイトルが「スペース・ウォーズ -宇宙十字軍」で、あきらかに「スター・ウォーズ」(日本公開…
バルトーク ピアノ独奏曲全集ゾルターン・コチシュ(1980~1999)バルトークを制覇するといったらピアノ曲は避けて通れない。ちょうど良くコチシュによる全集BOX(8CD)があった。アレグロ・バルバロに代表される野性的な曲、現代音楽、民族音楽、それ…
クリフォード・D・シマッククリフォード・D・シマックの「都市」という作品は、例えば歴代SFベストを選ぶ際に、トップ3を狙えないが、トップ20とかだったら誰が選んでも入ってくると思う。褒め言葉に聞こえないかもしれないが、たとえばクラークやハイ…
バルトーク 弦楽四重奏曲全集東京クヮルテット(1975~1980)これはDGの輸入盤である。日本の演奏家のこの時期の録音が輸入盤で(それもDGで)存在するということは、それだけで世界的に認められた演奏なのだ、ということがわかる。さて、バルトークの弦…
バルトーク ピアノ協奏曲全集ゲーザ・アンダ(p)フェレンツ・フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団(1960~1961)というわけでhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/08/04フリッチャイによるバルトークのピアノ協奏曲全集を購入。1962年に白血病が…
バルトーク「3つの村の情景」ピエール・ブーレーズ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック(1977)今まで買ったバルトークのCDには収録されていなかったので、こういうのはありがたい。以前「カンタータプロファーナ」の時、バルトークの合唱曲はこれぐら…
サミュエル・R・ディレイニー「エンパイア・スター」(1966)随分前にサミュエル・R・ディレイニーの中短編集「プリズマティカ」(ハードカバー)を図書館で借りて読んだのだが、そこに収録されていた中編が「エンパイア・スター」である。スペース・オペラ…
バルトーク 「かかし王子」ピエール・ブーレーズ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック(1975)バルトーク 「中国の不思議な役人」ピエール・ブーレーズ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック(1971) 先日、CBS時代のブーレーズに対して、かの「春の祭…
バルトーク 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽ピエール・ブーレーズ指揮 BBC交響楽団(1967)新盤より鋭角的、アグレッシヴな部分もあるが、オケの精緻さ、録音の良さからして全体的に新盤を取るか。ただし最終楽章は新盤がゆっくり過ぎて躍動感に欠け…
かの三沢高校以来、全東北の悲願である優勝旗の「白河の関越え」は今回もならなかった。(北海道の方には悪いが、駒大苫小牧の時は「津軽海峡越え」になっちゃったもんなあ)それでも、以前は1回戦負けが定番だった東北勢の勝ち残り具合、現地出身者のみの…
ブーレーズ コンダクツ バルトーク スクリャービン(4CD)ニューヨーク・フィルハーモニック BBC交響楽団大失敗をした!このBOXはブーレーズのCBS時代のバルトークとスクリャービンの録音集だが、ここに先日買った「青ひげ公の城」が収録されていた…
バルトーク「ルーマニア民族舞曲」(ヴァイオリン用編曲版)(1963)ヘンリク・シェリング(vn)チャール・ズライナー(pf)何気なくCD棚をチェックしていたら、以前シューマンとメンデルスゾーンのバイコン目当てで買ったシェリングのCDの埋め草的収録…
松本零士の「ニーベルングの指環」以前触れたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/06/05どうしても読む気になれなかったが、長いお盆休みということでやっと読んでみる。「ラインの黄金」で「ニーベルングの指環」は実は太古の宇宙に起きた出来事…
フォリナーと夫婦の年齢差だいぶ前にフォリナーの2枚組ベストを買ったという話を書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2011/12/05イアン・マクドナルド脱退後は興味が無くなり、洋楽をあまり聴かない時期があったので、1970年代の曲だけを聴いて…
モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」オットー・クレンペラー指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1971)フィオルディリージ:マーガレット・プライスドラベッラ:イヴォンヌ・ミントンフェッランド:ルイージ・アルヴァグリエルモ:ゲライント・エヴ…
バルトーク 管弦楽のための協奏曲フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団(1957)フリッチャイの「管弦楽のための協奏曲」は、聴いておきたかった。かねてから述べている「通俗性のある曲は、真摯に演奏するべき」という主張のお手本のような演奏である。195…
バルトーク「青ひげ公の城」についてこれだけ「青ひげ公の城」をいろいろ聴いているといろいろと気づくことがある。フリッチャイのスウェーデン放送交響楽団盤は、演奏時間が短いのだが(46分)聴いている時はさほど「速い」とは感じなかった。かえって他…
ビートルズの軌跡 ミュージック・ライフ編 構成:渋谷陽一(1972 文庫化:1987)古本屋で見つけたが、寡聞にしてこの本の存在を知らなった。ミュージック・ライフに掲載されたリアルタイムのビートルズの記事をまとめたものである。私の世代のロック少年少女…
ペルセウス座流星群ペルセウス座流星群めあてで、近くの河原の土手へウォーキングにでかけた。快晴というわけにもいかず、また河原とはいえ住宅街付近なので明かりもあるが、なんとかひとつ見る事ができた。この河原では以前もなんとか流星群で数個見たこと…
バルトーク「青ひげ公の城」ブーレーズ指揮 BBC交響楽団(1976)ジークムント・ニムスゲン:青ひげ公タティアナ・トロヤノス:ユーディトブーレーズのバルトークBOXにも「青ひげ公の城」は収録されているのだが、1993年の新盤で、トロヤノスの旧盤も以…
バルトーク 青ひげ公の城サヴァリッシュ指揮 バイエルン国立管弦楽団(1979)フィッシャー=ディースカウ(青ひげ公)ユリア・ヴァラディ(ユディット) ハンガリー系指揮者以外でも「青ひげ公の城」を聴いてみようということで、名盤の誉れ高いサヴァリッシ…
ブラッドベリ、ブラウンと黒人奴隷問題長いお盆休みだから、というわけでもないが、懐かしいSFを読み返したりしている。ブラッドベリの「火星年代記」は今読んでも傑作だなあ、と改めて思う。この作品はいわゆる連作短編の形式だが、その中に「空のあなた…
はるかなる旅路この記事を掲載しようかどうか、正直丸一日悩みました。ご覧になった方もおられると思いますが、一昨日の某番組は、彼にかかわった人間としては「取り上げ方」「テレビ的演出の為の虚構」という点で、とうてい納得のできるものではありません…
バルトーク 青ひげ公の城(ドイツ語歌唱)フリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団(1958)フィッシャー=ディースカウ(青ひげ公)ヘルタ・テッパー(ユディット) フリッチャイの、いわゆる「切れば血の出るような演奏」である。あえて言えば中間のクライマ…
バルトーク「青ひげ公の城」フリッチャイ指揮 スウェーデン放送交響楽団(1953)ベルンハルト・シェーネルシュテット(青ひげ公)ビルギット・ニルソン(ユディット)さてこちらは、なんと!スウェーデンがフリッチャイを招いて録音した放送用音源である!そ…
「いなかっぺ大将」の思い出(から、いろいろな話)いなかっぺ大将(川崎のぼる)は1968年から小学館の学習雑誌で連載が始まった。ということは当時私は小学4年生でリアルタイムで読んでいた記憶がある。導入部は「巨人の星」のようなスポ根もののような感…
バルトーク 2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲マルタ・アルゲリッチ(pf)ネルソン・フレイ(pf)ヤン・ラボルドゥス(pc)ヤン・プスティエンス(pc)ジンマン指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ・アムステルダム管弦楽団(1985)というわけでhttp:…
バルトーク ヴァイオリン協奏曲第2番ギル・シャハム(vn)ブーレーズ指揮 シカゴ交響楽団(1998)ティボル・ヴァルガ(vn)フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団(1951)先日、メニューイン&フルトヴェングラーで聴いているのだが、さすがにこれだけバルトークを聴…
バルトーク ヴァイオリン協奏曲第1番ギドン・クレーメル(vn)ピエール・ブーレーズ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2004)ブーレーズのバルトークBOXの中で、最も作曲年が古いのがこの曲であるが、実は未発表のままバルトークが埋もれさせてい…